青梅街道を歩きました。ここはお茶の店。地面が土なら明治か江戸時代。
梅にうぐいす。まるで花札みたいだネ。
2階の窓枠のデザインが素晴らしい。大工さんの腕も一流だったのですねー。
油の店ですかー。窓がクラシックな蔵づくりのようです。
このレトロな建物、じつは不動産屋のサイトで売りに出ているのを見たことがあるの
です。文化財なので、勝手に建て直してはいけない物件だとか。間取りは奥にとても
長いので、中は広いのです。ほしいけどな~と思っていましたが、どうやら買った人が
喫茶店にしたようですね。
その名もズバリ、「回春堂」! 春が巡ってきて若返り、衰えた精力を取り戻せるの?
ちなみにみなさん、近年やたらに新聞の広告で精力剤の宣伝を見ませんか?私はよく
見ます。下4分の1くらいをぶち抜きにしたもので、「最近、夫がすごい…」とか、
「ググ~ンと精力アップ!」だのです。購読している新聞だけでなく、蕎麦屋や
床屋で他の新聞、スポーツ新聞を読んでも同じように見かけます。
全国紙で、下部をぶち抜きにしたら、広告料は百万単位ではなく、千万単位ではない
でしょうか?!それもひっきりなしに見るんだから!
それだけ売れているんですよ!
高齢化社会で、老人が増えているんですよ。長生きしてるんですよ。人生で年寄りの
時間がどんどん伸びているんですよ。衰えてもスケベでやりたいんですよ。でも
金はあっても体がついていかないんですよ。これは嬉しいのか悲しいのか?まるで
笑点みたいだな!
おお、傘屋さん。ホテイヤさん、売れてますか?
陶器店かー。こういう店、どんどん減っているが、青梅街道は頑張っているなー。
その向こうは「染物と洗張」だが、生きているか?
右は陶器の店。左は呉服屋。真ん中は演歌歌手のポスターが並んでいるので、これは
レコード店か? ちなみに往年の名作「シェーン」の看板が出ています。青梅は映画の
看板を描く業界が盛んな町だったので、こんなふうにあちこち名画の看板がおいて
あるのです。