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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

熊本城の曲線美(^益^)ノ

2014年02月09日 | 九州シリーズ



天に向かっての三角形と水平のラインが組み合わさった、見事な形式美ですね。
いま街には鉄筋の高層ビルが立ち並んでいますが、一面に平屋が並んでいた頃
には、街のどこからも、この堂々たるお城がそびえ立っているのが見えたのでしょう。



さて城内をブラブラ歩いて外に出るわけですが、裏のほうに回るとほとんど観光客は
いませんでした。大木から張り出した根が、年月を感じさせます。



緑の苔も味わいがありますねェ。



こんなところで一軒家に住めたら最高だろうなー!



さて焼けてしまったお城の本体は再建されましたが、その周りに沢山あった建物は
なくなっており、城壁だけが残っています。全部建っていたときは壮観だったの
でしょう。。。

さてこの「武者返し」と呼ばれる城壁の曲線。登ってゆくとだんだん急勾配になり、
外敵はお城に侵入できないようになっているというわけです。手前と奥とでは石の
組み方が違っているでしょう?時代によって変化したそうです。

そんなうんちくはさておき、この曲線が見事ではないでーすか。一流の建築士が
いい仕事したんですね~(^益^)b



よくまあこんなにきれいに並べたよねー!



石を積み上げる専門家、材木を組み立てる専門家、あらゆるジャンルのトップ・プロが
集結していたのでしょう。そういえば子供の頃、大工さんが材木をカンナで削っている
のを、口をあけて見ていたことがありました。

あと、むかしの足場はわりと細い材木一本でしたね。大工さんは曲芸師のように、
高いところにあるその材木をスイスイ歩いていました。大工さんが公園で、滑り台の
一番上の手すりの上に立っているのを見て、「あんなのお茶の子さいさいなん
だろな」と見上げた記憶もあります。子供らは「すげーな」と尊敬し、大工さんは
得意満面だったのかな^^



お城の曲線美をたっぷり堪能いたしました。。。