goo blog サービス終了のお知らせ 

さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

小式部 2012 サンジョヴェーゼ

2014年08月26日 | 

         

久しぶりに新宿の伊勢丹デパートに行きました。ここのワイン売り場には私のお気に入りの「サドヤ」が置いてあるので、そこに行ってみると隣にご覧の「小式部」が目に入った。サンジョヴェーゼ!?

それはイタリアのトスカーナ地方で作られる「ザ・イタリアン」な品種。それが京都産で和風の名前がつけられている?お値段はサドヤよりも高いくらい。ちょっと躊躇して、こちらを試してみることに。まあ「はずれ」の可能性が高いのはわかっていても、何でも試してみないとね^^

ちょっと酸味が強い?これがサンジョヴェーゼ…?ま、ね…^^;

この品種を育てるまでには大変な苦労があっただろうし、これから年月をかけてワインの風味を改良してゆくのでしょう。近年次々に新しい日本ワインが出てきているので、みなさん頑張ってほしいものです。

ようやくイチジクも安くなってきたので、生ハムと一緒に購入。この組み合わせはワインのお供に最高です。しかしさらっと万札が消えてゆくな~。地下食品売り場は大変な盛況で、みなさん高級食材をわんさか買っている様子。現在の政権による金持ち優遇政策により、富裕層の景気は大変良くなっているそうですね。一方で働いても働いても貧乏なワーキング・プアが増え続け、学校では1クラスに数人は給食費にも苦労する貧困層がいるだとか、とある中年男性の給料が手取り15万で大変だ、なんて記事を新聞で読んだばっかり。

金持ちと貧乏の格差がどんどん広がっており、勝ち組の数に比べて負け組(と思っているかどうかは別だが)の数は圧倒的多数であるはずなのに、多数決の選挙で金持ち優遇の政策を取る政党が圧勝するのはなーぜ?

その考察は次回に…。


七田 萌黄 ミュゼ・デュ・ヴァン

2014年08月13日 | 

      

タイトルが意味不明でしょ^^; 大酒飲みの友人が電話をかけてきました。

 暑いからさぁ~~、酒でも飲みましょうか・・・

あーのーねー、君と会うときは飲むときでしょっ! 暑かろうが寒かろうが…w

というわけで、一升瓶を持ってきました。ご覧の「七田」です。佐賀の酒で、先日
博多に行って地酒をいろいろ飲んできたので、こりゃちとなつかしくて嬉しい^^

こやつと飲むと、最低6時間、長くなると10時間超えの長期戦。一升瓶は必ず
なくなり、途中から違う酒に突入することになる。

    

日本酒で始める場合は、料理も和食になります。鯛の昆布締め、酢の物、
焼き味噌、牛肉・ゴボウ・エリンギのピリ辛炒めなどです。そうなると日本酒の
次はワイン、といっても日本産を飲みたくなる。

というわけで、この「萌黄」を開けました。「萌える」のか…?と若干の期待を
寄せましたが、元気な女子中学生でしたね^^; シャルドネ主体だそうですが、
まだまだ若くて、これからに期待ってかw

   

こちらはどうなのか、とアルプス・ワイン。「ミュゼ・デュ・ヴァン、松本平ブラック
クイーン」です。ブラック、というだけあって、濃い色合い。こりゃあ~コクが深い
のか?と思いきや、それほど重くもない。

ワインバーで飲んだら「あれれ」となりそうですが、出汁をきかせた和食と一緒に
ならば悪くない。そうです、酒は飲む場所、時間、一緒に食べる料理、そして
一緒に飲む相手によって合う合わないの落差が大きいのです。

可憐で美しく、華奢で繊細、香り豊かで、いつまでも余韻の残るブルゴーニュの
グラスを傾けるにふさわしい夜はいつ来るのかぁ~~(^益^;


Closerie des Alisiers Chablis 1er Cru Montmains

2014年07月29日 | 

                        

暑い日が続いています。ワインは赤が定番の私も、少し冷やした白で、青リンゴ
や柑橘系の香り豊かなシャブリを奮発してみました^^ 強すぎないバランスの
とれた酸味が嬉しい。

シャブリと言えば、先日ご紹介した広島の牡蠣の店の姉妹店が東京にあるので
行ってみました。こちらの店員はあまり愛想がなかったですが、牡蠣は美味
かった^^

去年の夏から、ウィーン、日本海、九州、函館、広島、博多と飛行機にだいぶ
乗りました。昨夜も9月の小樽旅行の予約を済ませたので、いずれご報告
致します。

ついこの間、テレビで浅間真央ちゃんがウィーンの旅の案内をしていました。
その風景を懐かしく見ていたら、真央ちゃんの「旅は初めてなので…」という
何気ないセリフにびっくり。

だって彼女は小さな頃から世界中を飛び回っているでしょう…?!

ずっと世界最高峰のアスリートだから、これまでのんびりと観光をしたり、街を
ブラブラするなんてことはしたこともなかったんですね。オリンピックや世界選手権
などで試合が終わった後、数日間どころか、1日や2日を好きなところで好きに
過ごすということもできない厳しい世界だったのかしら。

自腹で滞在を延長するなんてのも我儘なのかなあ。

カワイソウなんて、ひとり旅ブラブラ居酒屋をぢさんに思われたら苦笑されるかな^^;


雨後の月 純米大吟醸

2014年06月10日 | 

                        

広島でイチ押しと勧められ、居酒屋で飲んだ雨後の月。空港の売店で売って
いたので一番高い純米大吟醸を買ってきました。

かなり大ざっぱな言い方ですが、東京から西に行くと辛口さっぱり系が多い。
北へ向かい、東北のほうへ行くとコクの深い、甘口が多いような。私は一般に
後者の芳醇系が好きなのです。

雨後の月はさっぱり系でもなかなか旨かった。買ってきたのは純米大吟醸
なので、それなりにコクと深みがあって十分な満足感。ただ居酒屋でガビガビ
飲むような感じではない。小さなグラスで何日かじっくり楽しみました。
(ちなみに生牡蠣だったら、手頃な値段のさっぱり系が絶対合うぞ)


私は地方の街に行くと、そこの地酒を飲みます。広島の居酒屋のおやじと
酒談議になりました。東北のコクの深い芳醇系の酒の話をしたら、広島の
地元の人たちは普通飲まないと言っていました。考えてみればそうでしょうねェ。
こりゃ普通世界中でそうです。みんなまず地元の酒を飲むものです。酒って
その土地の気候や風土、食べ物などに合うものですから。

考えてみれば、東京なんていう大都市に住んでいると、世界中の食べ物や
酒が手に入り、贅沢にもいろいろ飲み比べ、食べ比べができますが、地元の
ものってほとんどないんですよね。日本酒なんてほとんど作ってないし(米を
作ってないし、水もよそから引いてくるしなあ)。

地方の人々が集まってくる雑多な都会は、消費するものも同じく雑多。東京に
生まれ育つということは、根なしの旅人なのかもしれません。


ブラックダイヤモンド・テロワール 2012

2014年05月05日 | 



デパートの「大北海道展」に行きました。鮭のハラスやタコわさびなどをよく買うの
ですが、今回はワインコーナーがあり、試飲も出来ました。勧められるままに
いくつか飲みましたが、どうもピンとこない。そこで目にとまったのがコレ。

ブラックダイヤモンドとくれば、石炭が採れる土壌で作ったワインですか?

そうです。これはなかなかクセがありますよ。ここのワイナリーはミツバチの発生
などがあって、いまは作ってないんです。残ってるのだけですよ。わずかなのを
いま持ってきてるんです。

こう言われちゃ買いたくなりますよねー。少し高いのと在庫が少ないので試飲は
させてもらえませ~んw

「歌志内太陽ファーム」の場所を調べてみると、岩見沢市。これは札幌から北東で
富良野の手前です。ビンの裏には説明があり、「炭鉱が栄えた露天掘り跡地を
活用して作っている世界にもきわめて希少なブドウ畑です」ときたもんだ。

ソーヴィニヨン・ブラン46%、ピノ・グリ54%のコク。絶妙なアッサンブラージュ
により歌志内のテロワールを表現しました、だってさ^^

HPにはソムリエのコメントが出ています。「色は透きとおるような金色。はちみつ、メロン、マスカット、火打ち石のようなニュアンスの上品な香りです。キリッとするシャープな酸が口の中いっぱいに広がり、酸の余韻が心地良いです」。

さてさて石炭のテロワールはどうなのかー(=゜益゜):;*.’:;





酸、強すぎ…。

コメントしたソムリエ、いっぱいに広がった酸が心地良かったの~~?