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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

亀山温泉ホテルの夕食

2025年07月12日 | 関東甲信越


宿の窓からは亀山湖が見えました。温泉旅館の和室はほんに贅沢♪


さて夕食だ。俺にしては珍しく居酒屋ではなく立派な夕食付。だってこのあたりには
酒場がないからなあ。


こういうのは浴衣姿が素敵な女性と・・・ううむ、斜め前には小さなかわいい男の子を
連れた若夫婦が座っていた。お母さんは浴衣が似合ってるぞ^^;


俺にはもったいないほどの立派なお料理w


ビールがなくなり、刺身には日本酒を注文。


千葉の地酒3種というのもあったが、8種があるとなればそっちだろォ~!
配膳係の女性は持ってきたときに「多いので、お部屋に持って行って飲んで頂いても
いいんですよ」と言ってくれたが、たぶん飲み切るなw

恋人と二人なら一緒に飲んで「これがさっぱりしてていいよ♪」とかやるんだけど
なあ。。。


見ただけでは理解不能です。さっきの献立表をご覧下さい^^;


最後はビーフステイク! これにご飯、漬物、汁もつきました。少食の俺が完食!


酒も全部飲んだ! 配膳係の人が言う通り、上の吉壽、福祝、右の東魁が口当たりよく
美味しかった。「あら、全部飲んだのね!」と褒め(?)られた(^益^)b


食後のアイスは数種類から選べる。その選択肢の中で「ブルーなんとか」とは
何ですか?と聞いたら答えられなかったので(笑)千葉名産の落花生を選んだ^^


飲んだ食った飲んだ食ったw


そして温泉には夜通し入れるので、これは深夜1時。食事の時に女性一人旅の人、
小さい子連れ夫婦と俺の3組しかおらず、御夫婦は貸し切り風呂を予約しているのが
聞こえてきたので、男風呂は俺の貸し切り♪というわけで誰もいるはずがないから
撮影させて頂きました^^;

湯は墨でも入れたように黒い。温度は俺の好きなぬるめ^^ 画像に写っていない
左のほうに岩山があって、そこから瀧のように湯がダバダバと流れ落ちてくる。
表面にその湯が流れてくるので、下のほうがぬるい。これは理想的だ。足先、手先が
熱くなるから、そこがぬるいと長く入れる。

そして右の半月形の湯舟はかけ流しの(つまり暖かい湯舟のほうは加温している)水を
少し温めたぐらいの低温。だから少し熱くなってきたらそっちに入って体を冷ます。
サウナ⇔冷水風呂の往復もいいが、ぬるめの温泉⇔冷たすぎないかけ流しの往復は
至福!深夜で貸し切りだし!


亀山湖を一周コンプリート

2025年07月10日 | 関東甲信越


中の島を通り過ぎて、亀山湖一周のほぼ半分までやってきました。実に静か。


お、梅の実だ。歩いているとポトリと落ちてきた。これを集めれば梅酒ができるなあ。


ダム湖というのは自然に出来たわけではないので、水を堰き止めていっぱいに
溜まったなあ、という風景ですよね。樹木が「床上浸水!」となっているような
感じです。水がいっぱいになったとき、どれだけの虫が溺死したのだろう、なんて
考えてしまいます。


ちらほらと釣りをしている人たちがいます。みんな無言で糸を垂れていますが、
ひと組だけ並んでふたりでおしゃべりをしている人たちがいました。まわりが
静寂なので、そのふたりの声が響いてくる。何十メートル離れていても、その話の
内容が聞こえてくるほど。ちらほらいる離れた釣り人達は、その話を聞かされている。


だいぶ離れてもその会話が聞こえてくる。時折笑いながら、くだらない話題だ。
ずっと話し続けている。まわりの人たちは「静かにしてくれよ」と思っている
ことだろうw


椅子があったのでしばし休憩。


さっきのおしゃべりとだいぶ離れたのに、遠くまでその声がまだ聞こえてくるぞ。


さて残り半分。


鬱蒼とした木々の中を歩いていたら、茂みを進む獣が。枝をバリバリとかきわけで
進んでいた。熊?!・・・はここらにいないはず。鹿?猪だとやだなあ、と思ったら、
また大きな猿でした。


また橋を渡る。


釣り人の小船が音もなく滑っていく。どんなのが釣れるのだろう?


大自然の中?いやいや、人造湖ですからね。すると巨大な庭ってところか。


たっぷり森林浴をして宿に戻りました。


温泉宿はリラックスできる広い和室。ひとりで泊まるときにはこのように既に布団が
敷いてあるのが嬉しい。ゆっくり温泉に浸かり、夕食まで本を読んで少しばかり昼寝♪
東京で酒を飲んでいるときにそんな旅の様子を話したら、とある女性は「嫌がられるよ」
と言い、男の後輩は「刺されますよ!」と言いました。やろうと思えばみなさん
出来ないことはないでしょう??


亀山湖のほとりを散策

2025年07月08日 | 関東甲信越


ここは南房総の真ん中あたり、安房鴨川からバスでたったの20分あまりで亀山湖に
到着しました。他に降りる乗客はいなかった。


空は灰色に薄曇り、まわりの風景は緑で、赤く塗られた鉄橋が映えますねェ。


バス停のすぐ先に亀山ダムがあります。こちらは堰き止められたダム湖。


反対側には水量がコントロールされた下流。


量を絞っているようですが、それでも流れる水は迫力の音をたてている。


色が汚いなあ。。。 ダムは水を堰き止めてチョロチョロと出すだけだから、流れが
少なく一定。だから淀んで汚くなるんですぅ。川というものは雨が大量に降れば適当に
激しく流れ、それで清流がきれいに保たれるわけだが、ダムを作っちまうと氾濫は
なくなるが、澄んだ水は失われる。


しばらく歩いて予約したホテルに到着。まだチェックインには早いので、荷物だけ
置かせてもらって湖畔を散歩しよう。


北のほうにダムとホテルがありますね。そこから南下して橋を渡って中の島を通過、
そしてダム湖をぐるりと回って戻ってこられるな。


では身軽になってスタート。


とっても静か。しーんとしています。森林浴で汚れた人間もきれいにならないかw


中の島を通過。最初に通った橋が対岸に見えます。もうこんなに歩いて来たんだ。
普段歩き慣れているところ、特に通勤などは少しの距離でも歩くのはうんざり。しかし
初めて訪れた場所は新鮮な気分ですから、そして特に都会に住んでいる人間がこんな
自然の中を歩けば、歩くこと自体が楽しいので、長い距離を歩いても全然苦にならない。
いやむしろそれが目的で来ているんですからね^^


橋を渡っていたら、向こう側から獣がやってきて少し驚いた。野生の猿だ。そいつは
俺をよけて歩道から橋のはじっこ、歩くのが恐そうなところに行きました。画像の
真ん中あたり、わかりますかあ? 画像をクリックするとアップになります。


安房鴨川を歩く

2025年07月06日 | 関東甲信越


房総半島の南端、列車は館山駅を出発しています。南端をぐるりと回って安房鴨川に
向かっています。わりと空いている車両なのに、隣のおねいさんたちがうるさいw

館山駅のホームで電車を待っているとき、俺の座っているベンチの横にものすごおく
大きな声でうるさいおねいさんふたりが座った。電車が来るまで10分ほどだったので
我慢して座っていたが、車両は別にしようと思って電車が来たとき奥のほうの車両まで
歩いたが、なんとそのおねいさん方は俺のうしろを歩いてきて隣のボックスに座った!
よりによって来なくていいのにww


ローカル線で海岸線沿いを進み、内房から外房、太平洋に出る。小さな集落でも
家はいっぱい建っているなあ。


というわけで安房鴨川駅に到着。シーワールドという観光施設があるが、そこには
行かない。町をブラブラ歩いて内陸部の亀山に向かうのだ。


とりあえず海を見る。日差しが強い。ちなみにこの日の夜、風呂に入ったときに
日焼けした腕がピリピリ痛む。鼻も赤くなって皮がむけそう。薄曇りでも海は
紫外線が強いんだなぁ。

ここに座ってぼ~っとしてたら、さっきの列車の隣りに座ったうるさいおねいさんが
通った。ここで降りたんかィ!


もう30度を超えているから、海水浴もできそう。


しばらく座っていたが、日差しがたまらんw


町のほうを歩く。やはり田舎だけに寂れている。ナイスな建物も廃墟か。


おー、あづまやさんは「おもちゃ・ゲーム・ひな人形」。「TVゲーム」も書いてあるが、
ニンテンドースイッチの新品はないだろうなあ。


ううむ、スナック「しのぶ」にも惹かれるが、夜は亀山に行ってしまうのだ。


おー、ナイス掘立小屋♪


こりゃー立派だ。生きてるかよくわからんが。


これは生きてない。「日蓮そば」ってどんなだろう?昼飯は鴨川名物って書いてある
うどんかそばかあ?


線路を渡って駅の向こう側に行ってみる。うどん屋さんがあるようだ。


こちらは単線なのだ。


古そうなうどん屋さんに入ってみた。昭和な食堂♪ 「日蓮うどん」とは、どうやら
玉子、山菜、きつね、天ぷらなどなどテンコ盛りの豪華版らしい。私は冷やしうどんに
ご飯と生卵がついた「満腹定食」を選択。


まだバスが出るまで30分ほどあったので、涼しいイオンのなかで座れるところを
発見。すると初老のおばさま方が3人俺の前に座った。お弁当を食べだして、これが
またうるさいのーww なんで大声で話し続けるの?絶え間なく!!!


安房鴨川駅から千葉方面へ向かう高速バス「カピーナ号」に乗って上総亀山に
向かいます。なんとイオンで隣り合わせになった元気なおばーさん3人組も乗って
来た。まさか同じ高速バスに乗るとはなあー!とげんなりしたが、幸いあちらは
バスの後ろのほうに座りました♪

しかし!通路をはさんで俺の横に座ったおじいさん、バスが発車したらスマホを
出して、なんとラジオ?を大音量で聞き出した。すごくうるさーいwww
前のほうの席だから運転手にも聞こえているだろうに、注意はしない。これって
田舎ではスタンダード?幸い乗車時間は20分ほどだったのでほうっておきました。


というわけで騒音3連発をやり過ごし、静かな亀山に到着。喧騒から解放されて
少しほっとしたw  ここは房総半島南の内陸部、ちょうど真ん中あたりなのです。


館山城・八犬伝博物館

2025年07月04日 | 関東甲信越


そして館山城址へ登っていきます。


お城は街を一望する高台にありますからね。微妙な雨模様で蒸し暑いこと!
ちなみにここも「恋人の聖地」となっている。あっちもこっちも「聖地」ときた
もんだ。たまにあるならほほえましいが、あんまり多発してると腹立ってくるなw


小さい新築(^益^)w


最初に天守閣に上がりました。正面に見えるオレンジの屋根は昨日訪れた道の駅。


左は外洋です。房総半島にいる間はず~~っと羽田空港に離発着する飛行機の音が
鳴り響いていますが、ここ館山は海上自衛隊の基地があってヘリコプターが延々と
ホバリングをしています。「ボボボボボボ・・・!」という音が絶え間ない。


あそこ、さっき昼飯を食べた港の横に基地があるんです。左のほうにハエが飛んで
いるようにヘリコプターが浮かんでいるでしょう?あれの音が空に響いている。
酒場の女将さんが、「もうずっとだから慣れちゃってるのよ」と笑っていました。
そういえば沖縄出身の若者も、米軍基地のものすごい爆音でも「生まれたときから
あるから、それが当たり前になってて気にならない」と言っていました。
しかしそういうところに住みたくないなあ。。。


このお城は「八犬伝博物館」という名前もついています。「南総里見八犬伝」の
解説がありましたが、NHKの人形劇「新八犬伝」の展示が目につく。私が子供の頃に
夕方短い時間で毎日やっていましたね。8人の剣士が冒険する物語だったことは
うっすら覚えている。伏姫という怨霊がおどろおどろしい音楽と共に空中に浮かぶのも
覚えている。

その映像がここで放映されていて、なんと最終回をやってた。懐かしい坂本九さんの
語りで、最後は伏姫が成仏して一件落着し、八剣士は犬の姿になって空を飛んでいく
というラストでした。


というわけで本日の遠足は終わり、宿に帰って夜のスタンバイ。


この日も「ゆたか」で女将さんに一日見物の報告。地酒は昨夜と同じ「寿萬亀」。

ここで女将さんと親しい地元のおじさんが登場。女将さんが「ラーメン食べる?」と
聞くと、「うん、餃子も」と答える。俺が「メニューにラーメンないですけど?」と
聞くと、「すぐそこの中華料理屋から取るのよ!」という。そこで食わずに、ここに
来て出前で食べるのか!ここの店にもいろいろあるのにww

女将さんが電話をすると、不満げに「何よォ・・・」と言って切った。「2時間かかる」
と言われたそうだ。おじさんは「いま前を通ったら満席だったからなあ」という。
いま店内にいる客にすべて出しても2時間かかるわけはないので、それは「忙しい
から出前はやらないよ」という意味だろう。

蕎麦屋の出前を催促すると「いま出ます」という答えが返ってきた場合、それは
「いま」ではなく「そのうち」という意味で、出てなくても「もうすぐ」の場合は
「いま出ました」と言ったりする。「いま」は曲者なのだ^^;

英語でも似たような表現があって、呼ばれたときに「まもなく行きますよ」は
”I‘m coming!”と言ったりするのだ。現在進行形なので直訳すると「いま行っている
ところ」と既に出発しているような表現だが、実際は日本語の「いま行く~」の
「いま」、すなわち「まもなくこれから」という意味だ。

Tom!

I’m coming!

これを日本語に訳してみると

「トム!」

「いま行くよ~!」

というゴハンが出来た台所の母ちゃんと2階の部屋でゲームをやっている息子の
ような会話に思えますでしょうか。

しかし!少し英語を知っている人は違う意味にとったりするでしょう。

性交時にクライマックスを迎えたとき、日本語では「イク」と言いますが、英語では
”I‘m coming!”すなわち「キタ」と言います。確かに「行く」んだか「来る」んだか、
どっちとも言えそうだ。というわけでさっきの会話は、

「トム!」

「イクゥ~!」

と恋人同士が交尾してクライマックスを迎えたときの会話なのである。


というわけで、私はこの店のメニューにあるおにぎりを頂いたのでした(^益^)w


2軒目は昨夜の明るいおばちゃんのスナックで紹介された「メグ」に。


痩せた年配の女性に迎えられた。昨夜とは反対にもの静かで教養もある、落ち着いた
女性でした。自然と会話は真面目な話が続く。脳ミソすっからかんでふざけた笑い話が
続くのもいかがなものかと思うが、笑いなしで地味な会話ばかりというのも。。。

まあいろんな店があります。嫌な思いをするわけでなければ、すべて経験^^;
酒場というのはいろんな人との出会いですからねェ(^益^;