晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

陽だまりの椅子

2009-11-08 | ●墨に遊ぶ・水墨画
愛宕神社の裏山から日の出山に至る山道がある。距離はおよそ6km、と本殿脇に表示もでている。そうか歩けない距離でもないな、と今年の初め、まだ峰に雪が残っている頃に挑んでみてえらい目にあったのだ。距離表示にうそはないのだろうけれど、とんでもない山道だった。 表示にそって最初のうちこそ踏みしめられた道が続くが、木の根っこを足がかりにして上へ上へと進み、滑り落ちないように潅木の枝につかまり、見上げるよう . . . 本文を読む
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じゃぶじゃぶ洗濯

2009-11-07 | ●青梅山里暮らし
バイト先の都合で思わぬ休みがとれた。風もなく、おだやかな陽射しがきらきらと光の粉をまぶしたように窓から射しこむ。気持ちにゆとりがあると身体のすみずみまで血液がめぐるような気がする。よし、とゆっくり朝風呂につかってから洗濯機をまわす。いつまでたっても洗濯物をうまくたたんでしまえないから、日を浴びて乾いたら針金ハンガーにかけたまま取り込んで家の中で吊るしておく。それでも日干しのシャツには元気も詰め込ま . . . 本文を読む
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白の紫

2009-11-06 | ●花咲く乙女たちは
散歩道の起点、家の前を通る草思堂通りを御岳に向けて歩くと、10分ほどで吉野街道と合流する。その少し手前の民家の庭に咲く「白いムラサキシノブ」が、これでもかと枝いっぱいに白い実をつけた。ムラサキシノブ(紫式部)は文字通りのムラサキだけれど、白いのは「白紫式部」と呼ぶわけにはいかない。だからシロシキブ(白式部)と知ったのはつい最近だ。「実際にはコムラサキの一種で、コシロシキブが正しい」という愛好家の記 . . . 本文を読む
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赤い実を食べた

2009-11-05 | ●花咲く乙女たちは
赤い実を食べたから赤い鳥。というのは白秋の「赤い鳥小鳥」だった。これなど赤い鳥にぴったりだなと見上げた梢にブドウの房のように赤い実がびっしり。イイギリの実だ。その昔、この葉っぱでご飯をつつんだから「飯桐」と名づけられたのだという。急に休みがとれたから、ちょっと足を伸ばして出かけた立川の国営昭和記念公園。やはりまだ紅葉には早いけれど、広い園内をぶらぶらと散策する。「日本庭園」の盆栽店をひやかしてから . . . 本文を読む
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ゆずはやとうり

2009-11-02 | ●青梅山里暮らし
御岳渓谷遊歩道。JR青梅線・沢井駅近くの澤乃井園から少し上流に歩くと、道脇に丸テーブルを台にした無人店舗があり、ときおり地元野菜などが置かれている。昨日は「ゆず」と「はやとうり」が並べられていた。どちらも一袋で百円。ハヤトウリ、つい先日いただきものがあり、さっと塩をふって早漬けにして食べた。緑あざやかな洋ナシ型で、あっさりとくせがないウリの味だ。アフリカ原産で1917年に鹿児島へ伝わったから、薩摩 . . . 本文を読む
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