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阪神・淡路大震災から20年。
当時はまだ酒屋勤務ではなかったのですが、ちょうどその年は兵庫県(県庁)とも仕事をしており、地震の翌日、県庁から「今後のためにも一度来たら」と、数日後に関空からフェリーで神戸港経由で神戸に赴きました。
そして一か月後、今度はあちらから「こっちでは飲めないので東京に行く」と、東京にお会いし、「久々のビールは疲れが癒える!」と美味しそうに飲んでおられたのも思い出しました。
当時、「お酒で慰問」的な記事も何度か見た覚えもありますが、同時に被災地のアルコール問題も深刻なものとなっているようで、東日本大震災の時には公的機関からこんなアナウンスも出されました。
***********被災地支援に行かれる方へ***********
避難所への支援物資にアルコールを入れないで
東北関東大震災から1ヶ月がすぎました。交通機関の回復とともに、支援物資を携えて被災地入りの準備を進めている方も少なくないでしょう。しかし、被災地に出発する前にもう一度だけ、支援物資の内容を見直して欲しいのです。支援物資のなかに、アルコール飲料は含まれていないでしょうか?
平成7年の阪神淡路大震災の際、全国から避難所に届けられた救援物資のなかには、相当量のアルコール飲料が含まれていたといわれています。確かに日本人の感覚では、お見舞いのための「一升瓶」は、ごく自然な発想かもしれません。
しかしその結果、震災後1ヶ月以降より、避難所の被災者のあいだでは、酩酊での口論や暴力といった人間関係のトラブルが目立つようになり、さらに時間が経過すると、アルコール性の内科疾患やアルコール依存症が増えていきました。また、震災後、孤独死した高齢者の多くが、生前、避難所で増えた飲酒量が減らないまま、仮設住宅にこもってアルコールで寂しさを紛らわせていた方であったといわれています。
私たちは、阪神淡路大震災の教訓を無駄にしてはならないと思います。現在、避難所にいる被災者の方々もまた、まちがいなく、不安と喪失感を抱えながら我慢の多い生活を強いられているはずです。疲労も限界に達していることでしょう。このような状況での飲酒はとても危険です。ふだんよりも飲酒量が多くなりがちですし、比較的少量でも悪酔いし、人間関係のトラブルを引き起すことがあります。避難所は静かで落ち着いているように見えたとしても、それぞれの方がストレスをかかえて過ごしている場所です。そのような環境では、アルコールが思わぬ「爆発」を引き起しかねない危険物となりうることを忘れてはなりません。
私たちは決して、「被災者はアルコールを飲むな」といっているのではありません。ただ、これから支援に行かれる方にお願いしたいのです。「避難所への支援物資にアルコールを入れないで下さい」。
これを出したのは、「独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 自殺予防総合対策センター」というところで、自殺予防に向けての政府の総合的な対策を支援するために開設された機関。
アルコールは避難所での共同生活や、その後の(一人での)生活に大きな影響を与え、孤独誌にもつながっていく、と警告しています。
もちろん、これらのアルコールの問題は被災者に特有のものではありませんが、重く受け止めるべきでしょう。
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ちなみに、以前、期限切れ前後の食品をホームレス等に提供するいわゆる「フードバンク」事業に「サンプル等で配布しきれなかった缶チューハイ等を提供いたしまししょうか?」と電話した時も同様の理由で断られてしまいました。
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