牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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測ってみた。お猪口のプロポーション(重さ、直径、高さ、容量)。

2016-07-13 12:11:02 | 酒の道具など
                           
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そうそう、続報を忘れていました。



7/7の「日本酒部」の前夜祭?として、7/6に「理科部」関係の記事を書きました。




そこで色々計ってみた、2勺半の利き猪口の容量、です。
(表示の容量は「すりきり」で、普段飲む量はもっと少ないことがわかりました)


写真は使いまわし




種類は、2勺、2勺半、3勺、5勺、8勺、1合の6種類。


メートル法に直すと、それぞれ36cc(ml)、45cc、54cc、90cc、144cc、180cc、となります。



「理科部」ですから、「形状(直径とか高さとか)」「重さ」等も測りましたよ。




容量と重さの関係



ほぼリニアな関係ですね。



これに目分量で「七分目くらい」入れた重さを、空の重さと比べ、「七分目くらい」の容量を調べます。

その結果が、下表。




一番右端が、「七分目位の量が、総容量に対してどうか」という実割合ですが、0.6~0.7の間にありますね。


つまり「七分目」というよりは「六分目強」くらいなんです。


「六分目」って半分強という印象ですから、決して多くない。


なぜこうなったのでしょう。



想像するに、猪口の高台(底)の高さの分、目が錯覚を起こしているのではないでしょうか。



そう考えて改めて比べてみると、2勺と2勺半の猪口で、高台の高さは同じくらい。

2勺の実割合が0.639と、2勺半のそれ(0.667)よりも低くなっていることと矛盾しません。


理科だなぁ、升本総本店。





と、言いつつ、酒問屋の升本総本店、次回の「大人の部活」は「ビール部」で、8/1(月)の開催が決定いたしました。


絶賛(?)予約受付中です。皆さま、お楽しみに!




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