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一週間が始まりました。
土日は企業の記者発表などがないからなのか、あるいは記者の方も土日なのか、週明けは「書き溜めておいた」記事が多い気がするのですが、これもその一つ。
北日本は甘いのもお好き
味の嗜好、データで可視化 九州・沖縄は苦味が人気
12万超の食品・飲料の味データベースを持つ「味香り戦略研究所」(東京・中央)の協力による地域別の分析の結果で、嗜好の地域差が明らかになったようです。
曰く
・塩辛い味の保存食が普及する北日本は甘味も人気
・甘いしょうゆが根づく南日本では苦味も支持
・旨味は近畿や中国・四国で全国平均以上なのに対し、北海道・東北、関東、中部では平均以下と対照的。
・中部は酸味と塩味が突出して好まれている。
などかな。
こういうのを聞くと、「じゃあ、日本酒は?」という連想ゲームになりますよね。
ただ、「北日本は甘いものが好き」ということから単純に「じゃあ、甘口の酒」とならない気もします(実際、そうだし)。
分析的に考えると、3つくらいの視点で効いてくる気がします。
【その1】上記、「単純な発想」に近いのかもしれませんが、「醤油が甘いからお酒も甘い」的な、食の嗜好と同じ傾向になる場合。
【その2】上記とは逆に、酒に合わせる肴(食べ物)との相性から、塩辛いものにはさっぱり系とか、コッテリには甘口とかを選ぶ場合。
【その3】特に昔など、「水」や「気温」、あるいは地場のお米など、いわゆる「テロワール」に起因する味わい。
実際、「その1」としては、しょうゆの甘い南日本のお酒は甘口も結構ある気がするし、東北の塩辛い肴には淡麗辛口とかは「その2」
の例なのでしょうか。
この記事では日本酒の好みは出ていませんでしたが、ちょっと調べてみたいですね。
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