商売柄、「日本酒」という活字を見ると、思わず目を向けてしまいます。
先日も地下鉄の駅でフリーペーパーの見出しに日本酒で乾杯!とあり、手を取ってしまいました。
世の中のいろいろな刷り物で、結構「日本酒」という字を目にしますが、正直、それほど愛飲されている実感がない、というのも正直なところ。
そこで、というわけではありませんが、ちょっと新聞データベースを見てみました。
昨年一年間、毎日新聞の記事に「日本酒」という単語は534回出てきています。
もちろん、今年の歳暮の売れ筋は大吟醸/○○百貨店」という時事ニュース的なものだけではなく、日本酒のファンド形成へといった業界関連情報みたいなものもあります。
さらには、A容疑者は行きつけのスナックで日本酒4合を飲んだ後といった、そんなの関係ねえ!的な記事までいろいろですが、比較によって、ある傾向は出てくると考えられます。
例えば、同じ昨年一年間で、「ワイン」という単語は885回、「焼酎」は826回。いずれも「日本酒」534回を大きく上回っています(といっても、オーダーが同じなのは何かのご縁)。
それでは、その推移はというと、下記のようになっています。
年度 日本酒 焼酎 ワイン
07 534 826 885
06 601 891 1039
05 488 696 1143
04 508 747 1092
03 471 575 1166
02 462 479 1219
01 517 324 1046
00 505 324 1121
99 589 284 1343
98 546 190 1305
97 444 213 973
なるほど、ワイン≒焼酎>日本酒という状況の2007年に対し、
1997年は、ワイン>日本酒>焼酎という状況。
この10年間、日本酒は横ばい、ワインは増えて減って、それに対し焼酎は躍進という傾向です。
特に焼酎は2001年から2004年にかけて、大きく伸びていますね。
日本酒は流行廃りもなく、頑張っている、とも見えます。
たかが活字の登場回数がで何が言える、ということもありますが、数字で出てくるのは面白いですね。
(担当:附属酒類経済・文化研究所)
ランキングにエントリーしてみました。面白い!と思って頂けたらクリック!!→人気ブログランキングへ
牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx
先日も地下鉄の駅でフリーペーパーの見出しに日本酒で乾杯!とあり、手を取ってしまいました。
世の中のいろいろな刷り物で、結構「日本酒」という字を目にしますが、正直、それほど愛飲されている実感がない、というのも正直なところ。
そこで、というわけではありませんが、ちょっと新聞データベースを見てみました。
昨年一年間、毎日新聞の記事に「日本酒」という単語は534回出てきています。
もちろん、今年の歳暮の売れ筋は大吟醸/○○百貨店」という時事ニュース的なものだけではなく、日本酒のファンド形成へといった業界関連情報みたいなものもあります。
さらには、A容疑者は行きつけのスナックで日本酒4合を飲んだ後といった、そんなの関係ねえ!的な記事までいろいろですが、比較によって、ある傾向は出てくると考えられます。
例えば、同じ昨年一年間で、「ワイン」という単語は885回、「焼酎」は826回。いずれも「日本酒」534回を大きく上回っています(といっても、オーダーが同じなのは何かのご縁)。
それでは、その推移はというと、下記のようになっています。
年度 日本酒 焼酎 ワイン
07 534 826 885
06 601 891 1039
05 488 696 1143
04 508 747 1092
03 471 575 1166
02 462 479 1219
01 517 324 1046
00 505 324 1121
99 589 284 1343
98 546 190 1305
97 444 213 973
なるほど、ワイン≒焼酎>日本酒という状況の2007年に対し、
1997年は、ワイン>日本酒>焼酎という状況。
この10年間、日本酒は横ばい、ワインは増えて減って、それに対し焼酎は躍進という傾向です。
特に焼酎は2001年から2004年にかけて、大きく伸びていますね。
日本酒は流行廃りもなく、頑張っている、とも見えます。
たかが活字の登場回数がで何が言える、ということもありますが、数字で出てくるのは面白いですね。
(担当:附属酒類経済・文化研究所)
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