牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

お刺身にはシュール・リー

2008-01-10 11:22:07 | 酒のご紹介
今夜はお刺身!というメール情報。
宴席で日本酒が続いたのでワインでも、と帰りがけに倉庫に寄り、調達したのがこの一本。

ロワレ・フレール社
ミュスカデ・ドゥ・セーブル・エ・メーヌ シュール・リー 200ミュスカデ・ドゥ・セーブル・エ・メーヌ シュール・リー 20055

フランスはロワール地方、その名の通りこの地域の代表的なミュスカデ種で作られた、シュール・リー製法によるワインです。

ミュスカデのワインは、フレッシュ!なのですが、香りや酸味、ふくらみなどの点では案外控えめで、いわば軽快・辛口の酒。
そして、この「シュール・リー」製法(「澱の上」という意味で、タンクで澱と共に寝かせる)によるコクとyeastyとでも言うべき風味が生まれます。

辛口、yeastyとくると、全然違いますが「生もと造りの辛口」日本酒に通じるところもあります。
それ故、というわけでもないですが、比較的オールマイティに日本の料理に合わせうことができます。もちろん、赤身も含めお刺身にピッタリ。お刺身の後の洋食的な展開にもついて行ける、ご家庭で重宝するワインです。

また、比較的お値段もお手頃(バカ高いシュール・リーは見たことがありません)なので、レストランでも懐の心配無しに頂けると思います。
(確か、この銘柄の場合、希望小売価格は1,400円でした)。

「お刺身にはシュール・リー」というキーワード、はやらないかな?

(担当:田中)

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コメント
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