Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

土曜日の虎

2022-02-20 20:33:50 | 日記
ここ数年、昭和の時代のTVドラマのDVD・BOXを買い込んで見ているんですが
(「特捜最前線」、「非情のライセンス」等)
今迄知らなかった作品ながら、とても出来が良く楽しめた作品が「土曜日の虎」です。
この作品、昭和41年にTBS系で全20話のシリーズで放送されていますが、当時ワタシは7歳ですし、山形県では当然のように放送されていません
原作は多作の人気作家ながら若くして亡くなった梶山李之ですので、原作がいいのは確かですが
個人的には酒田が生んだ個性派俳優、成田三樹夫の唯一の主演シリーズであるというのも大きなポイントだったりします。

放送当時、成田三樹夫は31歳でようやく悪役を得意とする個性派俳優として名を上げ始めた頃で
共演している工藤堅太郎と江波杏子はともに20代前半だったようです。
成田三樹夫が演じるのは経営コンサルタントですが、これは現在イメージする経営コンサルタントとは違い
産業スパイ、乗っ取りと言ったライバル企業の悪に対して知識と行動力で立ち向かうという役どころです。
当時流行していた007シリーズに代表されるスパイ映画の影響も見られますが、成田三樹夫のファンとしては必見の作品なのは確かです。



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2 コメント

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酒田の人さんへ (遅生)
2022-02-22 06:42:30
「土曜日の虎」という番組を見たかどうかはっきりしませんが、成田三樹夫は覚えています。
こういう渋い俳優が今はいないですね。
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遅生さんへ (酒田の人)
2022-02-22 11:59:59
成田三樹夫さんは現役で東大に合格したほどの秀才だったようですので
その風貌から悪役を得意としていたものの、知的で奥の深い役者さんだったように思います。
こういったクールでニヒルな役を得意とする役者さんは何故か長生きしておらず
市川雷蔵さん、田宮二郎さん、天知茂さん、いずれも若くして亡くなっています。
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