Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

藍九谷五寸皿

2019-05-27 20:32:12 | 古伊万里
昨日で終了したHPでは毎月一日に古伊万里を紹介していた(たいした品ではない)んですが
新ブログに移行しましたので、気分の向いたときにUPすることにします。

新ブログで最初に紹介する古伊万里ですので、気合の入った優品をと思ったんですが
何せ貧乏サラリーマンがそんな立派な品を所有しているはずもありませんので
とりあえず大好きな寛文期の藍九谷を選んでみました。



典型的な寛文期の品で、この時代の品に見られるハート形の文様(如意頭文?)を3つ描き
それぞれに違った文様を描いています。デザイン的にはかなり大胆なものと言え、特に三つのハート形のうち二つを
半分重ねて描いているあたりはなかなかのものだと思います。



裏面もまた典型的にこの時代の特徴を備えており、裏文様はなく落款は「化年製」となっています。
↓の画像はウチにもう一枚ある如意頭文のお皿で、こちらは文様の中に桔梗が描かれています。



江戸期の伊万里の歴史は250年ほどある訳ですが、個人的にはこの時代の品が一番好みに合っているんだと思います。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
藍九谷 (ことじ)
2019-05-27 21:25:49
いつもながら盛期の藍九谷ですね。
ハートのデザインそれそれに凝っていて
おもしろいですね。とくに塗埋めはニクイ
ですね。とても効果的です。
ところで「化年製」は珍しいですね。私は
1度しか見かけたことがありません。
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ことじさんへ (酒田の人)
2019-05-28 07:30:43
この手の典型的な藍九谷は安心して見れることもあって、手頃な値段だとつい買ってしまうんですよね~。
三つの如意頭の中に別々の文様を描き、その一つは塗埋めというのは確かにイケたるように思います。
「化年製」については、ウチにもこれ1枚きりですんで、それ程多くはないんでしょうか。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2019-05-28 16:30:21
新ブログで最初に登場させるに相応しい古伊万里ですね。
やはり、第1号は、大好きな藍九谷でしたか。
斬新で、大胆で、意表を突くデザインですね。
裏銘の「化年製」も珍しいですね。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2019-05-28 23:07:15
結局のところ藍九谷になってしまいました
ある程度長く伊万里を収集すると自分の好みが顕著に出るように思いますが、ワタシの場合それが藍九谷で、やはりその大胆さと自由さは他の時代にない魅力なんだと思います。
「化年製」は思っているよりは少ないのかも知れませんね。
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