Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

月光川河川公園へ行く

2021-12-10 19:51:20 | 散歩
今日はこの時期としては暖かく、天気も良かったので、遊佐町の月光川河川公園へ行ってきました。
まずは途中で見かけた鳥海山をバックに落穂ひろいをしている白鳥たちです

庄内平野では珍しくない風景だったりします

月光川河川公園は遊佐町の中心部からさほど遠くない場所にありますが、とても有名な場所だったりします
理由は簡単でありまして、アカデミー外国語映画賞を受賞した名作「おくりびと」のロケ地だからです

この鳥海山をバックにした橋はロケで使われた「旧朝日橋」です

現在は車は通れませんが、山崎務がこの橋を通りかかり、本木雅弘に声をかけるシーンがありましたし
本木雅弘が橋から月光川を眺めていると、通りかかった笹野高史と鮭について話すシーンもありましたね。
橋からのぞくと、こんな水の流れだったりします

旧朝日橋を渡った対岸の土手には椅子が置かれています
そうです、本木雅弘がチェロを弾く印象的なシーンはここで撮影されました

土手の下から撮影しましたが、実に絵になる景色ではあります

ちなみにここはウォーキングコースになっており、一周4キロほどですが、とりあずパスしました

最期に、先週紹介した「墨絵のような鳥海山」と同じ場所で撮影した今日の鳥海山です。


回想の古伊万里 172(染付紫式部の図六寸皿)

2021-12-10 09:35:18 | 古伊万里
残り僅かと言いながらしぶとく続けて来た「回想の古伊万里」シリーズですが、本当に残りはあと2~3個のうです
良い品を最後にと思っていましたが、手持ちの在庫はショボい幕末~明治のようで、新たに仕入れをしないと有終の美は飾れないようです。
それはともかく、今回は中期古伊万里の普通の品が登場します
「染付紫式部の図六寸皿」

何やら実が沢山なった枝が、丸いお皿に合わせるように配置してありますが、業者さん曰く「ムラサキシキブ」だそうです
ちなみに「ムラサキシキブ」は↓のようなものです(画像は借り物です)

なるほど確かにそんな感じではありますが、ワタシは植物については門外漢ですので、サッパリではあります

絵付けはまだ中期の細かさを残しているとの、比較的薄づくりである点から考えると、悪くても享保あたりの品と思われますが
扱っていた業者さんは「元禄古伊万里で藍柿までもう一歩の品」という、なかなか商売上手な表現をしていました。

裏面は典型的な中期古伊万里で、二重角福の落款が大きく描かれています
昔はこういった品を「中期の柿右衛門窯の品」という表現をする業者さんがいたものでした。