Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

酒田をちょっと散歩 24(寺町を行く)

2020-05-17 19:22:04 | 散歩
以前にも紹介したように、酒田市の中心部には東西に延びた寺院の密集(と言ってもお寺のお屋敷はえらく広い)地帯があり、「寺町」と呼ばれています
散歩シリーズでもいくつか紹介してきましたが、今回は旧羽州浜街道より東側のお寺をいくつか紹介します。
まずはお寺を紹介する前に、寺町の近くにある老舗の漬物店を紹介します。
まずは、天保5年創業の「今井漬物店」、庄内地方特産の「民田なす」の辛子漬がおすすめです

続いては幕末の安政二年創業の「梨屋」、こちらは小茄子のからし漬や温海かぶの漬物がおすすめでしょうか。


さていよいよお寺の紹介です。とりあえず東へ向かいながら順に紹介していきます
まずは浄土宗のお寺、「浄徳寺」です


このお寺には酒田市の保存樹に指定されているイチョウの木があります


浄徳寺を出て東へ向かうと、真言宗智山派のお寺、「龍厳寺」があります。

このお寺は酒田では珍しい(たぶん唯一の)仁王門があり、現在の仁王さんは大正時代に寄進されたものだとか


スロープになっているお寺もちょっと珍しいでしょうか


龍厳寺を出て少し坂を上ると、酒田で最も檀家が多いと言われる曹洞宗のお寺、「海晏寺」があります

このお寺のシンボルは三重塔ですが、古いものではなく平成11年に建立されたものです(高さは30m)


赤瓦の本堂は酒田では珍しいですね

海晏寺の隣にあるのが、同じく曹洞宗のお寺、「正徳寺」です



このお寺はウチの母親の実家の菩提寺でもあります

大きな通り(浜町通り)を越えてさらに東へ行くと、「旧天正寺町」の表示があり、その名の通りに曹洞宗の「天正寺」があります



このお寺を出て、さらに東へ向かうと、左手に以前に紹介した、「清亀園」があります

さらに進むと新井田川(酒田大火はこの川で止まった)に突き当たります


もし酒田市の中心部に広大な面積を誇る寺屋敷がなかったら、酒田大火はもっと大きな被害がでたかも知れませんね。