自然の輝き・野鳥

汚染と破壊が進む自然環境の中、ワシ・タカに代表される猛禽達や他の野鳥の動きから、自然界の輝きを見つけ、大切にしたい。

おおわしさんの平常は今しばし時間が

2019年11月30日 12時09分59秒 | オオワシ

今日30日はお休み日として、28と29日分をアップします。オオワシさんは24日、18日渡来以来6日を経て初めて表舞台に留まったのでクマタカさんの恐怖感から解放されたと見ていました。ですが28日にもクマタカさんがオオワシさんの留まっている前を飛んだとかで、パニック的に飛び出し飛び回った挙句所在不明になってしまった。所在不明中の11時前現地に入ったのです。戻って来るか心配でも有り余計に姿を見たく、塒には戻ってくると信じ待ちました・・15時50分頃南の山腹に姿を見せてくれました・・



飛びながら表舞台側を見ています・・



10時前にクマタカさんを見たのですが、5時間以上を経過しても気にしている様子がありありと伺えます・・今シーズン塒としているところに入ってくれました、一安心です・・
翌29日は塒からの姿を見んと張り切って車中泊しました・・9時を過ぎても出て来ない・・なんと野鳥センター情報で確認すると06時39分センター前に出ていたのです・・10時前に辛抱切らしセンター前の湖岸に移動・・



筏の叢に降りていた・・10時40分頃飛び出した・・湖岸側に寄り旋回をしていたら、今季初の一文字だ・・





狩りに入るも獲れず・・



ミサゴさんが絡みに出た・・



振り切り山へ向かう・・



舞台近くのかなり下の灌木に入っていた・・飛び出しを狙う・・待つこと約3時間、13時過ぎ・・









センター前に又向かった様だ・・4日間食べていないので獲物に在りつけば良いがと念じつつ帰路に着きました・・
それなりに年を重ねているオオワシさんなので、クマタカを避ける姿や捕食が遠のくと心配に成ります。其の上にオジロワシさんが姿を見せると更にオオワシさんの気掛かり事が増えることと成ります。オオワシさんに平常の時間が流れるには今少し先の様に思えます・・

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おおわしさんやっと生活パターン入りか?

2019年11月27日 14時25分33秒 | オオワシ

先週末は渡来初の週末であり且つ連休なので、バーダーさん達で超満員状態になるのは確定的に見込まれます。早朝行動で駐車適地を確保するしかない・・お陰でブログアップが今日に成ってしまいました。
23日は快晴で無風人には良いがオオワシさんにとっては暑くて飛ぶのが嫌な日だ・・案の定朝塒近くに入ったきり動かない・・16時20分過ぎ塒木を変えるために夕日を受け飛んだのが私の唯一のシャッターチャンスとなった一日でした・・





24日の日曜日は07時半頃出、渡来以来初めて表舞台と呼称する面の枯れ木に留まってくれました・・



おおわしさんはやはり表舞台に佇んでいる姿がはまり姿だ・・



表舞台に出てはくれたのですが動きは未だ通常ではなく餌を求めついぞ行かない南西方向に飛ぶ・・帰って来たが狩りに降りることも無かった・・
今日も食べていない・・21日の日に鮒を獲ったが直ぐに落としてしまったから7日間食べていないのだ・・
翌25日センター前に出て餌を獲ったようだ・・山にオオワシさんが居ないのに麓で待つのは辛いものがあり14時過ぎに湖岸に出た・・



竹生島をバックに煌めく波間越しに止まっていた・・風が強く体を水平にして堪えている様に見えた・・
風の冷たさに負け15時頃に帰って来るのを待つため麓に戻る・・15時50分頃帰って来た・・





そ嚢の膨らみを見せて麓に戻って来たおおわしさんは、直ぐには塒近くに入ることなく2.3度旋回して麓で待っていたもののためにサービス飛行をして塒としているところに入った・・
26日は前日の動きから、表舞台に出て風の出方によって動きも有るかと・・25日夜に新潟・福島潟でお知り合いになったTさんが予期せず来られたが、山本山のオオワシさんを撮っていただけると思っていた・・ところが結果は動き的には最悪の日になった・・塒としている木に留ったまま動かず・・Tさんに留まっている姿は幸いに見えるから証拠の写真を撮って話のタネにしてくださいと勧めてシャッターを切ってもらい、14時20分に見送った・・15時過ぎまで粘っていましたが動き無く帰路に着きました・・
渡来直後の3日ばかりクマタカさんがオオワシさんの表舞台や塒とする赤松に留っていたりしたもので、オオワシさんに避ける意識が見られ通常の生活パターに入り切れずにいる様です・・
今日27日は休みましたが、明日以降はお日様マークも続く様なので動きが楽しめそうです・・オオワシさんがクマタカさんのイメージから抜け出た生活パターン入りをした動きをしてくれることを楽しみに・・


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オオワシさんは諍いを好まず

2019年11月20日 20時45分59秒 | オオワシ

対岸に住まいします地域は雨模様であり、オオワシさん側は雨雲レーダによると11時過ぎには雨雲も通過するようなので現地12時過ぎ到着で動きました。概ね定位置でカメラを出し眺めるも表舞台には主役の姿見当たらず・・近くの先客さんに伺うと珍しく東の神社近くに留まっているとのこと・・さてはクマタカでも出たかと云ってみると40分ほど前までクマタカがいたということだった・・このオオワシさんはクマタカだけは避けている様で時には入り江越しの葛籠尾まで行ってしまうことも・・年を重ね無駄な諍いはしなくなったのではと勝手な推論をしております・・
Aさんからこちらから見えるよと情報を流してくださり早速移動を・・居ました道脇の灌木に・・



厳しいまなざしを向けている・・かなり警戒をしている様・・



上空へも注意を払い時々様子を伺っている様だ・・塒に帰って来るのを待とうと車へ移動しながら、しかし離れることへの未練に引かれオオワシさんを見ていると・・



飛び出すような動きを・・結論的にはエンゼルポーズをしただけのことでしたが・・今季初撮りの姿です・・
元の表舞台と塒が見える定位置に14時半頃に戻りそれから約2時間強待ちましたがオオワシさんは戻らず・・夕日も雲に隠れたので帰ることにしました・・
騒がしい鳴き声で見上げると



オオヒシクイの群が餌場に向かう姿が・・
明日は快晴の予報だ・・良き夢見を期待し今夜は早寝にします・・

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こんな感激をありがとうオオワシさん

2019年11月18日 20時59分57秒 | オオワシ

定位置に車を進入させようとしたら、先着のKさんが空を指さし叫んでくれた「来た きた!」・・急ぎカメラを出し見上げると尾根の遥か上空に姿が・・トビさんの大きさとは全く違う悠然とした飛び姿だ・・そうオオワシさんです・・



標高324mの山本山頂き北の鞍部上およそ200m位に姿を見せた 時刻は12時03分だ・・一枚目のものを・・
5回位旋回をした様に思う・・そのうちの姿ですが



山を確かめる様に小首を傾け山肌を見ている・・高度を徐々に下げてきた表舞台に降りるのか・・



黄葉の山肌近くを飛ぶ・・よく来てくれたなぁ- 





霞める様に飛んだと思ったら昨年まで塒にしていた付近に入った・・
オオワシさんを追っかけて15回のシーズンを迎えたが、こんなに興奮したのは初めて・・何故かと云いますと
渡来の飛び姿 それこそ峰越しに姿を現したのが見られたのですよ こんな感激ははじめて・・
今夜はちょっと寝付けないかも・・お酒が飲めれば乾杯を幾度も重ねるのでは・・15日、17日と出迎えに山麓に行き肩を落としたのもすっかり消し飛んでしまった・・9ヶ月ぶりの山肌で旅の疲れを癒しておくれと15時過ぎに山裾を離れました・・
車のCD(ド演歌 音量35)も耳に届かない様な感激が込み上げてくる・・こんな感激を味合わせてくれてありがとうオオワシさん・・ 



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福島潟へ遠征しました

2019年11月10日 16時37分11秒 | ハクチョウ

11月2日の昼に出発し6日迄の予定で福島潟へ行ってきました。オオワシさんが来るまでの間手持無沙汰で致し方なく、コハクチョウさん達の朝夕の群成す飛び姿を無性に見たくなったのです。雨は3日から4日の夜中に波状的な雨が有った位で天気には恵まれました。が夕焼けには見放され赤く夕焼けに染まるものは撮れませんでした。
日の出を待ち侘びて餌場へ飛び立つ・・





水面を蹴る水飛沫が朝日に煌めいて奇麗・・



勿論青空を背に朝日の中を飛ぶ姿も清々しさに輝いている様で・・
夕日には見放されましたので釣瓶落としの暗さに合い・・



地元の方達と話し込んでいると直ぐにこんな塩梅に・・
第2日目のものを・・やはり朝は恵まれました・・朝日に向かって飛び立ちます・・





朝焼けを写す湖面を・・



朝焼けの葦原を餌場に向けて・・

朝から夜へと一っ飛びと成りますが11月7日を証明する一コマですので・・



上弦の月に飛ぶ コハクチョウふたつ・・



最後は福島潟の雁晴れ舎から東側を見たパノラマを・・
3泊3日を過ごさせて頂きました。その間地元バーダーのTさんをはじめ極めて珍しいマダラチュウヒなる珍鳥を撮られた方等新潟のバーダーさんに親切にお付き合い頂きました・・感謝に耐えません・・ありがとうございました・・


 

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