オオワシさん去る

結論から先に話しますと車中泊をして今日を迎えました。理由はオオワシさんの北帰を見送りたいからです。今日北帰するかどうかは全く分からないのですが、昨日のオオワシさんの北帰予行と思われる動きと気圧配置から今日が可能性大と思ったのです。朝７時１５分には表舞台に出ていた。７時半に張り付き留まり姿を撮りました。



この枝から飛び出した









ラストフライトになる飛だ!

飛び出してから北北東の方向へ流れ始めるまで上昇気流に乗り螺旋状に上って行ったのですが、コマ時間を読むと約９分かけて昇ったことになります。





上昇気流に乗り登り切ったかと思うと北北東に向きを定め速度を増し流れるように離れていきます。







距離感を感じて頂く為にすべての絵は同じトリミング大としていますので、オオワシさんの体の見え具合で去って行く距離感を思い図っていただけると幸いです。
カメラの設定でピント優先に設定していますので、オオワシさんがレンズを通して目ではまだ見えますがシャッターが落ちなくなる直前のものが末尾の写真となります。
留まり姿だけ写し後ろ髪を惹かれながら帰ったYさんの分をも込めて、「ありがとう~」・「無事に旅を終えろよ~」、「また来いよ~」とオオワシを吸い込んでしまった雲に叫んでおいた。
来シーズンも逢いたいね!  　　　　有難う　ありがとう!・・只々感謝です　　

オオワシさん北帰の予行でしたか!

朝から陽が差すので北帰をするのではと私には早起きをして、9時頃にはエリア1に到着した。表舞台の枯れ木に留まっていた。北帰の旅立を見送るものとしては願ってもない所をオオワシさんは選んでくれたと、性根を入れて飛び出しを待った。飛び出す前に右から風向きの左へ向きを変える動きが有り、スタンバイの合図まで送ってくれたものですからバッチリ撮れたギャラリーさんも多かったと思います。









飛び出しは10時32分だった。上昇気流を西斜面近くで捉え螺旋を描き上昇して行く、



それなりの高さに舞い上がって東北東へ山越えに飛び去った。あ~帰ってしまった!　明日からどうしよう　とりあえずブログにアップしなけれと道の駅で用を足し帰り道に山裾のを経由して走ると麓がカメラで賑わっている。クマタカさんでも出ているのかと思いながらも、オオワシさんが戻って来たのかと念のためと見てみた。なんと戻っているではないですか。12時頃だった。暫く麓で様子を見ているとファンサービスするように飛び出し山の前の空域を旋回して元の松に戻った。



青空で逆光となったが撮ってみた。なかなか趣のあるものだと自賛するものです。こんなにまでもまともに逆光で撮ったのは過去に無し!



如何でしょうかやはり自賛の域を出ませんか? 
てっきり北帰したものと思い決めていたものですから留まっているオオワシさんを見て少々複雑な心境でした。飛び立つ姿から螺旋状に舞い上がり飛び去ったパーフェクトの見送りが出来たと自己満足も極みであったものが、やり直しとなったのです。本当の北帰の見送りが出来なかったらと思うと、この複雑な心境をご理解いただけるかと思います。
今シーズンもいろいろな思い出を残してくれたオオワシさんです、来シーズンの再会を念じかつ長旅の無事を祈り見送りたいと思うのは御推察願えるかと・・・

オオワシさんとの逢瀬を重ね

今日は空模様も風具合も北帰日和と思われ９時半には現地に到着すべく動いた。到着目前にYさんからの電話「到着しましたよ」とのこと「定位置の確保」を依頼し入る。北帰は秒読み段階に入っていると思い餌取りのシーンは来シーズンの楽しみとし見送り態勢をとることとした。山裾に張り付き、飛び出しから飛び去るオオワシさんを見送ろうとするものなのです。飛び出しを狙うのが一苦労なのです。到着時に留まっていたオオワシさんが飛び出したのは１０時４０分頃ですので約一時間経過したことになります。話しかけられたのに応じていたら飛び出して約１秒くらい遅れたために足は仕舞われていた。暫くして帰ってきた





餌も獲っていないそうだ。２度目の飛び出しは１２時頃で北に向かい点に成るほどまで撮りながらいよいよ帰ってしまうのかと諦め始めていたら戻って来た。
Yさんの蓄積された見解では午後の旅立は無いと言ってもいいとのことである。とは言えもしもに備えておかなくてはと気を入れ直して飛び出し狙いを、ノスリがモビングに入る



留まってまた１時間強が経過して飛び出した。今度は成功した











帰ってほしくないと思いながら後姿を追っかけていたが今度も帰ってきた。





昨年の北帰は３月3日であったのであと1週間は居る可能性もあるのですが、しかしエリア2のオオワシさんは18日に帰ってしまったようだ。エリア１のこのオオワシさんが帰ってしまうと日々の行動意欲が希薄となり、オーバな表現をすれば健康寿命にも影響が出るのではと思われます。
そんな者達の為と慮りエリア１のオオワシさんは北帰を先送りにしていてくれるのかもしれないと、残された逢瀬を心して楽しみたいと思っています。そんな気持ちで今日のオオワシさんを見ると、いつもは厳しい目元も何となく優しさが感じられるのは私のみのことでしょうか!

エリア１のオオワシさんに慰められ

雪の降る空模様だったがエリア２のオオワシさんを１７日以降見ていないので出かけた。雪が小降りになり山が見える状態で探したが見つからなかった。１８日に見た人が居るので去年同様に１８日北帰したのかも? 　エリア１に移動１０時半頃到着したが吹雪模様で視界は300m程度山が見えず。小降りになって人様の動きから発見、集落の近くの松に留まっていた。



オオワシさんの視線は湖面に有り、餌取りに飛ぶと読んで湖岸に入った。晴れて来たので間違いなく餌取りに行くと期待が膨らむ。１２時半頃雪が降る中飛び出したが山へ帰ってしまった。またまた麓へ移動塒をまず見るも不在、表舞台正面の定位置に入り探すと北に寄ったあまり留まらない松に留まっていた。



飛び出し狙いで冷たい風が吹き付けていたが幸い雪が止んでいたので待つことにした。ほぼ４０分立ちんぼし１４時5０分頃飛び出した。







風邪でふらつき結果落ちるような飛び出しと成ったようです。



塒かなと思ったが大きく旋回してまた表舞台の枯れ木に留まった。



３時前でありまだ餌取りの可能性もあったが雪も降り始めたのでThe endとしました。
エリア２のオオワシさんに４日も逢えていないので寂しい気分でいましたが、エリア１のオオワシさんが慰めてくれました。ですが、明日もまたエリア２のチェックをしないとと思います。

 

エリア１のオオワシさんお久しぶり

天気予報は大きく外れて快晴に近い。８時半ごろエリア２に到着勿論一人だ。探すもいない居らないのに待つのはきつい。エリア１に行くこととした。９時半ごろ到着するとメーン道路上はギャラリーさんたちで溢れていた。早速空いていた定位置に車を止め走らんばかりの速足で展開。ほとんど食べ終わり、完食合図の尻尾を食べた



食べ終わったと言わんばかりのいい顔だ!



食事中ずっと傍にいたトビさんが飛び立った



目つきが鋭い・・・・・後は飛び立ちだ　　いくぞー









飛んだが餌取りに行かんばかりに湖岸近くまで飛んで行きUターンし帰ってきた。青空バックにして



表舞台の青松に留まった。Yさんと合流情報交換し再度エリア２へ向かうこととした。エリア２には福井のFさんが、情報によれば１１時過ぎにオオワシさんが飛び峰越で去りその後不明だそうだ。更になんとオジロワシが出、それなりの高度を取りやはり北西に飛び去ったようだ。
何れにせよ今日は北帰はしていないと思える。明日の天気予報は曇りで、今日の雨のち雪よりもいいからそれなりにいい天気ではないかと思われます。
兎に角明日も出勤(?)しなければならないでしょう・・・・・

オオワシさん今日も現認

エリア２のオオワシさん昨シーズンは２月１８日に北帰したのでもう北帰のカウントダウンが始まっている。今日は雨で大地が雪で冷やされていて空気が温かいせいで霧というか雲が沸いて山は霞んでいた。執念で見つけた。



この留まり姿は二か所目のものです。最初のものはアップに耐えないものなので居たことの証ですので分かり易い方にしました。
これからはエリア２のオオワシさんに張り付き態勢となりそうです。

オオワシさん珍しい動きだね

今日は車検でディラーさんへ持って行きエリア２に着いたのは１１時過ぎ、Oさんが既着未発見とのことである。話に大いに花を咲かせながら探していたらなんと１２時半過ぎに見つけることが出来ました程なくAさんが到着。１３時前に飛び出し北の山へ向かって行く、途中で獲物を見つけたように急旋回



湖面を渡り道路上を山裾に向かって行く



道路からすぐ近くの疎林の中へ入った。身軽く入ったと思われる近くの道路上に車を止め探していると、まるで番傘を二三度開くようなバサバサと大きな音がしたかと思うと疎林の中からオオワシさんが飛び出して来た



道路沿いに植えられている桜の枝枝に邪魔をされ、枝の合間を探し撮ったが全くの逆光だ。疎林の中に居たのは１０分足らずだった。
南の山へ向かって行くが、ミサゴさんが絡みに入る



１３時１０分頃に元の近くに戻ったが松の中に入ってしまい姿は見えなくなった。あちらこちらと移動して見たが見えるところが見当たらず１５時半に成り車検も完了する頃かと現地を離れました。
今日のオオワシさんは珍しく疎林とは言え山脚部に降りたのです。そ嚢が膨らんでもいなかったので降りたけど食べるまでにはいかなかったと思われます。初経験の出来事でした。明日は雨の予報だ雨では如何ともし難し!

オオワシさんの揃い踏み

今日は１０時ごろにエリア２へ行ったが雪の為至る所偽オオワシさんばかりでさっぱりわからず、Oさん達と探すも見つけられず。エリア１へ移動、表舞台にご出座なるを確認の上湖岸の定位置に入った。今日は多くの湖岸者が既に陣取っていた。O-さんから情報を貰うと３０分程前に上空に来て２度ばかり旋回し山へ帰ったとのこと、魚を見つけていたと判断し仲間入りを決めた。１２時のチャイムが鳴って１０分ばかりしたら飛び出した。



今回もかなり北の方まで行ったが何も取らずに帰ってきた。
エリア２が気になりOさんに電話を入れると見つけたとのこと、なかなか見ることさえもままならないエリア２のオオワシさんの魅力に負け再度エリア2に向かうこととした。Oさんの言通りそれなりの高み留まっていた。到着して３０分ばかりすると飛び出した。北に遊覧飛行をし戻って帰てやや低めに留まった。



ちょっとピントがおかしいと思い画像情報を確認するとシャッター速度が1/400と成っていた。露出を高めにするつもりが絞りを絞っていたのです。よく撮れていたものだと安堵したものです。２０分ばかりしてまた飛び出したが、今度は西の方に飛んで行きまたまた取らずに戻って来た。



今度も低い処に留まった、こんな飛び方をするとエリア２のオオワシさんは餌取りをするのですが、歯医者さんの予約時間の３０分前に成ったので断念帰路に就いた。帰りの挨拶をしたUさんから急がずゆっくり帰りなさいよとご忠告を頂いたお陰で、滑り込みセーフでジャスト４時３０分に受付のお姉ちゃんに来院を告げることが出来ました。
今日はどちらのオオワシさんとも餌取りのチャンスに巡り合えなかったが、いずれも餌取り空域での飛び姿が撮れた。エリア２のオオワシさんは左初列風切りが生え変わりの模様なのか?北帰も秒読みの段階だ。北帰までには成長するのだろうか　またまた心配の種が出来てしまった。

オオワシさんは一枚も二枚も上だ!

エリア２のオオワシさんは昨日６日１０時ごろから１６時まで動かず、したがって飛んでいるのはなし。今日こそはと勇んで１０時少し前到着でエリアに着いた。Oさんが先着共同で探し、見つけたら飛んだ、がかなり距離はある。空模様も今日は雪で、600m位の南の山が白く霞んでしまう様なのが少しばかりの止み間を挟んで何度もある。雪で山が霞んでいる時はオオワシさん飛ばないと思っていたが飛ぶとぶ。
目まぐるしい飛と留まりの様子を感じてもらえますかね












10時前から14時10分ごろまでの間4～5回ばかり頻繁に動いたので、今日はきっと餌取りをすると決めてオオワシさんと向かい合っていたのですが、雪対策に気を取られた隙をついて飛んだのです。飛び出し用に雲台を固定していたのを解く際に滑り落ちていくオオワシさんをファインダーから外してしまい



見つけて撮ったらしっかりと掴んでいました。





食べ始めたので店じまいをして車で近くまで移動すると、近かったのもあるかと思えますが食べ終わって飛び出して西の稜線越しに去って行きました。
14時30分も過ぎた時間ででもあり今日はもう餌取りは無しと決めお開きとしました。
このオオワシさんは動きが素早く狩る魚との距離が近いのでものの20秒が勝負なのです。今日も見失っている時間は31秒間でした。
昨年の北帰は18日かと思いますのであまり日にちが残っていません。餌取りを撮ることに更に集中して頑張るぞー!

オオワシさんはリッチなのだ

神ってるエリア２のオオワシさんに魅せられてしまい今日も１０時前に到着した。快晴の土曜日と言うことで湖岸道路を走っている間もいたるところに車が止まりバス釣りに入っている。御多分に漏れず昨日何度も餌取り行動した水域にもレジャーボートが３隻入っていた。探すも見当たらず奥からYさんが戻り合流、場所を変えて探していたらYさんが発見。



北の東側の山肌にいた。１１時前に見つけ約２時間後の１３時過ぎに飛び出したが餌取りの飛びではない





上昇気流に乗り高く舞い上がっていく。昨日と同じようだ。６分位の時間をかけ飛び結局峰越しに北東へ消えていった。
14時頃まで戻って来るのではと待つも戻らず。Yさんが帰路につき途中東側の行きそうなところに寄って居れば連絡いただくことで分かれた。
30分程経過したとき携帯のベルが、Yさんから「居るよ」との声。１５分ほどかけ移動した。
Yさんの述懐によると　このオオワシさんは先代の山本山のオオワシさんとペアでここを主行動エリアとしていたそうで20数年前の「旧邸」だそうだ。リッチなお育ちである。・・・飛び立ちまでを見て15時過ぎにお開きとなった。結果的には本日は9時ごろ以降餌取りはなかった。
そうそう「神って」いるオオワシさんの動きが見られることはないとは分かっていますが、昨日の今日のことで期待の方が勝ってしまいました。
今日も逢えたことに感謝すべきでした　ありがとうオオワシさん!