2013/5/9(thu)
本日の名言は・・・
ホンダ創業者の本田宗一郎氏による名言です。
「社長なんて偉くも何ともねえ
課長、部長、包丁、盲腸と同じだ
要するに命令系統をはっきりさせる符丁なんだ」
社長に関する言葉です。
肩書きなんて関係ないということですね。
社長だろうと部長だろうと所詮はどれも肩書きに過ぎないと。
誰がどの位置でどのような立ち回りや仕切りをしたらいいのかという隠語みたいなものということですね。
こういうことがいえるのは社長だからと思ってしまう面もありますが、下っ端から見れば部長や取締役、社長なんてなかなか近づきがたい存在です。
下から見れば、それぞれのポジションごとにまとめる絶対的対象の数が異なり、上に上がっていくごとにそのマネジメント能力が問われるといった感じはあります。
しかし、上から見ればどれも似たり寄ったりなのでしょう。
ただたんに、どこでどのように誰が仕切っているのかを区別するための識別でしかないということなのでしょう。
社長一人で社内全員を纏め上げることなんて物理的にムリです。
一般層をまとめる課長、その課長をまとめる部長、その部長などをまとめる社長といったように、上に上がればまとめる対象は少なくなりますが、責任如何に関する役割は大きくなります。
責任についての多少の差はあれど、根本的な役割としてはそれぞれが同じようなことということなのでしょうね。