磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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封印されたミッキーマウス-美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード-

2008年09月19日 | 読書日記など
『封印されたミッキーマウス-美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード-』
   安藤健二・著/洋泉社2008年

核兵器というのが見出しにあったので、手にした本です。



この本について。下「」引用。

「この本で取り上げた一二のエピソードの多くは、すでに世間に流布しているものだ。あなたも、どこかで目にしたことのあるネタが混じっているだろう。「ミッキーマウスの絵を描いた子どもたちに、ディズニー社が抗議して消させた」「タイタニック号から生還した日本人がいた」「ウルトラセブンには見ることのできない幻のエピソードがある」などなど……。いずれも、ネット上で時たま話題になる、定番のトリビアである。」

なつかしい絵本も……。下「」引用。

「九一年、大人の応募者を退け、わずか六歳で第八回福島正美記念SF童話大賞を受賞。岩崎書店から出版された絵本『天才えりちゃん』シリーズは百万部を越えるヒット作となった。」

あんなことを書かれてしまった妹のことは書かれてなかった……。
--がんばって生きるんだよ!

『キャンディ・キャンディ』の著作権の抗争劇についても書かれてあった。そして、水木杏子に取材しようとする著者。下「」引用。

「キャンディの本は、早くファンへ届けたいと思っています。ただ、これまでも雑誌に事実を歪められかかれたために、いがらしは傷ついています。『新潮45』に掲載される記事の全文を印刷前にチェックさせて頂かない限り、取材はお断りします」
 さすがにそんな条件を飲むわけにはいかず、取材は泣く泣く断念した。」


核兵器に関連するのは、『ウルトラセブン』だった。下「」引用。

「封印のきっかけは、差別問題が多い、作品中の表現に「差別を助長する」と市民団体が糾弾した結果、封印されたというパターンだ。特に有名なのが、『ウルトラセブン』第一二話「遊星より愛をこめて」(六七年)。被爆星人というニックネームの宇宙人「スペル星人」が登場したことで、七○年に被爆者団体が猛抗議した。制作元の円谷プロは「今後一切、スペル星人に関する資料の提供は差し控える」と存在抹消を約束。それ以降、この作品は一度も再放送されていない。東宝の特撮映画『ノストラダムスの大予言』(七四年)も同じような理由だ。ラストシーンに登場する、未来人の姿が原爆被害の後遺症「小頭症」の子どもをまったく逆にしたものという理由で抗議を受けたのだ。東宝のプロデューサーは被爆者団体を前に「悪かったー!」と泣いて謝ったという。」

ネットで検索してみると、小学館に問題があったそうです。
--記事を読んでもよくわかりません……。


大津市光が丘、市立晴嵐小で、プールにディズニーのキャラクターの絵をかいた。
--ディズニーが塗りつぶさせたという。

ディズニーは古い映画(例 : ファンタジア)の著作権は主張していないという。下「」引用。

「もし、映画の著作権が切れているのなら、そこに出演するミッキーマウスの絵は、日本では誰もが自由に使えることになる。小学生がプールの底に描くのだって、何の問題もないはずだ。」

ディズニーはまともに対応しないという。

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