磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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戦争があった日のはなし ヒロシマからきたマメじぞう

2006年08月07日 | 読書日記など
『戦争があった日のはなし
   ヒロシマからきたマメじぞう』
     山口勇子・作/小野かおる・絵/太平出版社1983年

絵のたくさん書かれてある本です。
おじぞうさん好きな方はけっこうおられますね。
おじぞうさんは、癒し系かもしれませんね……。



表紙の裏にはこう書かれてあります。下「」引用。

「一九四五年八月六日の朝のことです。
ひとりで、おじぞうさんとあそんでいたタッちゃんのまわりが、とつぜん、まっ白いひかりにのかわりました。
 ……タッちゃんは、
 両手でしっかりとマメじぞうをだいたまま、
 二度と目をひらきませんでした。

 サユリのおばあさんが、マメじぞうを、
 だいじにだいじにもってきたほんとうのわけは……。」


主人公のサユリの家は、瀬戸内海に面した大きな町の北のはずれにあるミカン山の上にあるそうです。

ボクも小さな頃は山の上に住んでいました。

おばあさんが、お父さんに連れられてやってくるという。

年齢をへると、一人で生きていくのは大変なので、子どもさんと暮される方が昔は多かったですね。

老年学をやっていたボクは、学校の授業では、それはいいことでもないように習いました。

環境をなるべくかえてあげない方がいいそうです。

しかし、自分の息子と住めることは楽しいことかもしれませんね。

この親子の場合は不仲ではないみたいですから……。

山の上からみていると、自動車のうしろの席はおばあさんだけではないので、どうしたのか興味をひきつけられたサユリ。

それはおじぞうさんでした。

ここまでの話で、なんだか、「おこりじぞう」の地蔵を守ったおばあさんの話を思い起こしますね。

おこりじぞう


おばあさんの心の温かさ。

京都にも、こういう心の温かい方々がおられるんです。

京都にはたくさんお地蔵さんがいはりますよ。

お地蔵好きさんは、ここをクリックしてください。

このお話はどうなるかって、それは……。




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