磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

長崎のコルベ神父

2006年11月07日 | 読書日記など
『長崎のコルベ神父』
   小崎登明・著/聖母の騎士社1983年

この本の著者はコルベ神父の小神学校に通われた方です。
原爆の時には辛い思い出のある方でもあります。



古い長崎新聞の記事。
昭和5年4月24日、
コルベ神父やゼノ修道士たちが、
長崎に第一歩をふみしめたことが書かれてあるという。

上陸すると、ポーランドはロシアの隣国であから、
共産主義をおそれていた刑事たちは、
きびしい取調べをしたという。

もう当時、コルベ神父は肺結核を病んでいたという。
きっと長崎の坂道はきつかったでしょう。

この本にも一燈園の人たちと、ゼノ修道士の交流がかかれてあります。

病身のコルベ神父は布教ができず、たち働くゼノ修道士は大きな功績を残したという。

コルベ神父は聖者らしくなく。手紙には「お金がない、
お金を送れ、お金がほしい」とひんぱんに書いているそうです。

コルベ神父は日本とポーランドを比較しています。下「」引用。

「日本には悪魔が一杯いると、コルベ師は面白い表現をしている。「ポーランドのニエポカラノフに一匹の悪魔がいるとすれば、こちらには十匹の悪魔がいます。」


ヨハネ・パウロ二世とコルベ神父のことなども書かれてありました。

日本にくる前は、コルベ神父もゼノ修道士もヒゲをはやしていなかったそうです。

ゼノさんは当時は赤髭だったそうです。

ヒゲをはやすようになったのは、東洋で賢者と思われるためだという。

吹き出物にコルベ神父は悩まされていたそうです。

スパイの改心が書かれてありました。

永井隆博士のことも書かれてありました。


印象に残ったのは、「病者は修道院の宝」というこです。下「」引用。

「病人はベッドの上で、神様の前に(※ママ)よく働きますね」」

と、語られていたそうです。







Index



エンタメ@BlogRanking


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。