磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊新潮 2011年8月25日号

2011年12月01日 | 読書日記など
『週刊新潮 2011年8月25日号』
    酒井逸史・編/新潮社2011年

特集名 表紙絵「永遠の夏」成瀬政博(表紙のはなし) 成瀬政博



【モノクロ口絵】祈りの夏(ヘドロ) 下「」引用。

「写真は福島県相馬市で行われた
合同法要の様子である。
僧侶の読経を包む明かりは、むしろ美しく、
「あの日」は遠い出来事のようにも思える。
だが沿岸部、歩いて5分もかかわない
倉庫街は、なお電気も通じず、
生ぬるい夜気に腐った魚、
ヘドロに加えて薬品の入り混じる。
--終わらぬ災厄の日々。
祈りの光景に、今の被災地の姿を求めた。」

【モノクロ口絵】祈りの夏(思いを託す) 下「」引用。

「町の人々はみな故郷から遠く離れたところで、避難生活を余儀なくされている。そのために原発の作業員たち、許可証を得て圏内に入る人たちに祈りと思いを託しているのだという。
 なお止まらぬ福島第一原発。収束作業の最前線基地『Jヴィレッジ』のすぐ近く、福島県楢葉町で見た光景である。
 場所に立つ防護服の男性が言う。
「仕事についでに、ということで、今日は知人6、7人。あとお寺さんからも頼まれてきました。花を挿し、写真を撮ってきてくれといわれています」
 日に5カ所、6カ所の墓所を訪れることもあるという。-略-」

「[特別読物]兵士に聞け(原発最前線編) 敵は「放射能」だった自衛官吏と銃後の家族」杉山隆男(作家)。 下「」引用。

「未曾有の原発事故が起きて、災害派遣命令を受けた自衛官の敵は放射能だった。彼らはこの見えない敵に、決して立ちすくむことはなかった。被曝の危険に身を晒す夫や父を案じる銃後の家族らの思い。-略-
 自衛隊で核や生物化学兵器に対処する専門部隊は、全国に展開する師団に所属する形で八個を数える。だが、これらとは別に、「中特防」と呼ばれ、テロやゲリラの攻撃に備えて特にエース級が集められ、三年前に作られた機動部隊、タスク・フォースが、中央特殊武器防護隊である。-略-」

自衛官の活躍は事実でしょう。しかし、大本営マスコミの報道は異常だと思っています。自衛官の命なども、軽視しているとボクは思います。







index

INDEX

INDEX



エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。