磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

Newton 2011-6

2012年06月26日 | 読書日記など
『Newton 2011-6』
   水谷仁・編/ニュートン プレス2011年

特集名 福島原発 超巨大地震



「揺れは90秒で東日本全体にひろがった」 下「」引用。

「全国約1800か所に設置された、防災科学研究所の高密度強震観測網(K-NET/KiK-net)のデータを、古村教授が可視化した。
 この地図にともなうゆれは、地震開始からおよそ90秒後には東日本全体をおおった。古村教授によると、震源域の破壊からおよそ90秒後には東日本全体をおおった。古村教授によると、震源域の破壊は、およそ170秒間つづいたという。全国のゆれがおさるまで、約6分間かかった。」

「日本列島が東へ5.3メートル動いた!」

「震源から遠くはなれた高層ビルがゆれた」 下「」引用。

「2011年3月11日。東京の超高層ビル群は、中の人々が立つこともむずかしいくらい大きく横ゆれした。数百キロメートル先の宮城県沖や茨城県沖で発生した地震波が、関東平野のやわらかい地層で増幅され、到達したのである。
 このとき、東京の超高層ビル群をゆらした地震のゆれが、「長周期地震動」だ。ここでいう「周期」とは、ゆれが1往復するのにかかる時間のことだ。地震がおきると、震源域からさまざまな周期のゆれが放たれる。
 建物には「ゆれやすい周期」がある。この周期と地面のゆよれの周期が一致すると「共振」をおこして大きくゆれる。周期が1秒以下のときは木造家屋がゆれやすく、1秒~2秒では10~20階建ての建物が、6~7秒のときは60~70階建ての超高層ビルがゆれやすい。3月11日に東京を襲ったのは、こうした周期をすべて含む広い周期をもつゆれだった。そのため、木造家屋から超高層ビルまですべての建物が大きくゆれることになった。
 東北地方太平洋地震の長周期地震動は東京の超高層ビルを大きくゆらした。しかし古村教授は「マグニチュード9.0という規模からすれば、もっと強い長周期地震動だったとしてもふしぎではありません」と指摘する。過去のマグニチュード8級の地震から考えると、長周期地震動の強さが3月11日の2倍の強さとなる可能性もあったという。」

「徹底分析 福島第一原発事故」

30年? 「30年たった今も、汚染が残るチェルノブイリ」
--25年じゃないの? 100年という人もいるよね?

「超巨大地震は、つづけさまに発生する?」 下「」引用。

「-略-発生年に注目してみると、1952年から1964年と、2004年以降の、二つの時期に集中していることがよみとれる。」

なぜ集中するのか? 下「」引用。

「しかし、なぜ短期間に集中したのか説明できる科学的な根拠がない、というのが実情です」。
 大きな地震が発生した場合、余震以外にも、その周辺の地域で地震が発生しやすくなりうるということはありうる。しかし、たがいに遠くはなれたこれらの超巨大地震について、一方の地震がもう一方の地震を「誘発」するようなメカニズムは考えにくいのだという。
 1900年以降の超巨大地震の集中発生が偶然なのかどうか、現時点では、私たちはわからない。しかしこのような事実があるということは、しっかりと受け止めておくべきだろう。」

【予告編】原子力と放射能







index

index

INDEX



エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。