磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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木の葉のように焼かれて 第43集

2009年09月05日 | 読書日記など
『木の葉のように焼かれて 第43集』
   「木の葉のように焼かれて」編集委員会・編/
      新日本婦人の会広島県本部2009年

43冊めということですね……。
体験記というよりも、平和運動という感じがしました……。



【会の目的】 下「」引用。

「1 核戦争の危険から女性と子どもの生命をまもります。
2 憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します。
3 生活の向上、女性の権利、子どものしあわせのために力をあわせます。
4 日本の独立と民主主義、女性の解放をかちとります。
5 世界の女性と手をつなぎ、永遠の平和をうちたてます。」

まんが家・松尾志世里さんの記事がありました。
代表作「空と海のあいだ」「君がくれた太陽
「君がくれた太陽」は原爆関連のようです。

また、別の人、投下後の薬は……。下「」引用。

「お母さんは火傷につける薬にと、野菜のキュウリやジャガイモをすって、おしろいに混ぜて火傷にはりました。」

ABCCと家族の思い出。下「」引用。

「子どもの頃の私は病気もせずに育ったと思います。昭和20年秋に生まれた妹は胎内被爆者ですが、何度かABCCに連れて行かれました。迎えに来る乗用車に驚き、アメやガムをもらった事は嬉しかったけど、大きな身体のアメリカ人がいて恐ろしかったと後で言っていました。父も行ったと思います。父との思い出は仕事を終えて帰った時、足を洗って、身体をふいてあげました。その時、背中の火傷の皮膚がつめたかった事を思い出します。又子ども思いの父は仕事はリヤカーの荷物の中に子ども達へのお土産をかくしていて、いつも私は探し出して喜んでいました。」

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「母とオマールさん」北川勝子さん・著。下「」引用。

「それから荷物を運び出しているオマールさんに出会って「あっ、おばさん!」って声をえけられたの。他の人の消息を聞いたりしたけれど、あのときオマールさん(19才)は火傷もなくきれいだった。興南寮の寮長の永原敏夫先生は、被爆死されたけれど、息子の誠さん(立命館大学名誉教授)は後に京都原水爆被災者懇談会の世話人代表や、帰国途中に京都大学病院で放射線障害で亡くなったオマールさんのお墓(左京区圓光寺)への案内もしておられた。」

目 次

「【特集・インタビュー】核兵器のない世界へ
(財)広島平和文化センター理事長 ステーブン・リーバーさんにきく」

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「【寄稿】ジョー・オダネル一枚の写真」藤本仁・著。

「【支部活動】「夏休み親子碑めぐり」に今年もとりくみました」









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