磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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AERA ’11.5.23

2011年09月19日 | 読書日記など
『AERA ’11.5.23』
    尾木和晴・編/朝日新聞社2011年

特集名 学者が選ぶ「危険な原発」



【想像!!!】「「浜岡」停止は米国の策謀 内田樹の大市民講座」 下「」引用。

「-略-ところがスリーマイル島事故以来、アメリカは新しい原発を作っていない。気がつくと「原発後進国」になってしまった。でも、事故処理と廃炉技術では国際競争力がある。
 福島原発の事故処理ではフランスのアレバにいいところをさらわれてしまい、アメリカは地団駄踏んだ。そして、「ではこれから廃炉ビジネスで設け儲けさせてもらおう」ということに衆議一決したのである(見たわけではないので、想像ですけど)。-略-
 アメリカの西太平洋戦略の要衝である横須賀の第七艦隊司令部の機能に障害が出る。それは絶対に許されないことである。
 だから、アメリカの通告はこう続く。「今ある54基の原発は順次廃炉にしなさい。っていては、この廃炉のお仕事はアメリカの廃炉業者がまるごとお引き受けしようではないか(料金はだいぶお高いですが)」
 むろん「ああ、それから代替エネルギーをお探しなら、いいプラントありますよ(こちらもお高いですけど)」という売り込みも忘れないはずである。」

↑ 想像だろうけど、そういうこともあるのかな? 福島原発で、汚染水でも儲けているのかな?

「ボランティアの理想と現実」 下「」引用。

「熱意を形にする仕組み 時間も体力も無償で提供したい。そんな善意が全国から被災地に向けられる。うまく受け止めている地域とそうではない地域で、「復興較差」が生まれつつある。-略-ボランティアの力を結集するには、社協まかせでなく、「社協とNGOなどがゆるやかなな合意の上に連携する仕組み」をつくる必要がある--。」

NGOとNPO。下「」引用。

「山本さんらは、社協とも連携し、いろいろな団体が入りやすいよう、「NPO・NGO支援連絡会」を設立。被災地の活動拠点を探していた団体が多かったこともあり、2週間で参加団体は30まで膨らんだ。
 しかし、今週は別の問題が頭をもたげる。参加団体が多く、会議は活動報告だけで2時間以上かかった。団体の性格が違うので、活動スタイルも違う。また、「ヘドロの処理は市役所の誰に相談すればいいのか」など行政とのパイプがなければ解決できない問題も発生した。」

これまでは半分玄人のボランティアだけですんだが……。下「」引用。

「これでの災害では半分玄人のボランティアたちで間に合っていたので、『素人は迷惑』という考えが社協にもみられるが、広範囲に深刻な被害が及んでいる今回は、それは当てはまりません。被災者からの声があがらないのでボランティアのニーズはないと錯覚し、受け入れにブレーキをかける地域も見受けられますが、探せばニーズはいくらでもある。阪神大震災では、ミニスカートにサンダルの若い女性がお年寄りの話し相手になるだけで、とても喜ばれた。今回も、押しかけるぐらいの気持ちで、ボランティアたちはどんどん被災地に行くべきです」

もくじ

「危なすぎる日本の原発 ついにメルトダウン」 下「」引用。

「何をいまさら、というべきか。
福島第一原発にの事故から2カ月もたって、
東電がようやく「メルトダウン」を正式に認めた。
事故の収束は、さらに遠のいた。」

小出裕章助教【模範解答】「専門家に聞く「危険度ワースト5」 下「」引用。

「すべての原発が危険
「すべての原発を運転停止にせよ」という立場で、ランクづけることはできない。私自身、浜岡が一番危ないと言ってきたが、福島第一原発で事故が起きた。予測できないから事故なのだ。その上、未知の活断層も続々と出てきている。あらかじめ、どこで事故が起きるかを意識しても仕方がない。」

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「もんじゅ課長「死」の意味」 下「」引用。

「震災による福島第一原発の事故が起きるほぼ1カ月前、高速増殖炉「もんじゅ」の責任者の一人が死亡した。自殺だった。「フクシマ」と重ね合わせて考えたとき、その意味するところは--。-略-
 自殺の原因については、「仕事に関係あるともないとも言えない」(IAEA敦賀本部広報担当者)、「公表していない」(福井県県警捜査一課)。だが、周辺に聞いてみると--。
「とてもまじめな人で、落下した装置を引き上げて回収する作業をすべて任されていたそうです。一方で、作業の進め方に疑問を持つ職員もいたようで、組織の中で板ばさみになっていて苦悩したそうです」(関係者)-略-」

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事故の原因。下「」引用。

「復旧作業全体をみている立場の小林副所長によると、事故の原因は、装置をぶら下げていたネジの緩み。本来はネジが緩まないよう特殊な接着剤を使用しなければならないが、それを使っていなかった。」

もくじ

「核燃サイクル凍結不可避」 下「」引用。

「おまけに、高速増殖炉と並んで核燃料サイクル事業の柱の施設である。青森県六ケ所村の再処理工場はうまくいっていない。
「もんじゅはやめた方がいい。実証炉も無理でしょう。再処理も含めて核燃料サイクル事業は凍結の議論になると思う」(網屋信介衆院議員)というように、核燃料サイクル事業はいまや中止の瀬戸際にある。」

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