長崎パパ

『長崎パパ』
　　　クヒョソ・著/尹英淑、ＹＹ翻訳会・訳/クオン2012年

図書館の説明文。下「」引用。
「それぞれが背負った悩みや痛みを分かち合い、支え合いながら、彼らなりの答えを求め続けるレストラン「ネクストドア」に集う人たち。そこに生まれる絆と新しい共同体の物語。現代韓国を代表する作家、具孝書の長編小説。」



帯に書かれてあります。下「」引用。
「実の父を探して長崎を訪れたユナとレストラン「ネクストドア」で集う人々が織りなす絆の物語。」

坂本龍馬について。下「」引用。
「みすぼらしくて貧弱そうな男。」

内容を知ってもらいたいなあー。日本の民主主義はこの人から派生していく……。
海軍など、彼にとっては大きなことじゃなかったと思うけどな。
海軍はクビになったんだし……。続けようなんて思ってなかったと思うけどね。海戦にも参加してないし……。
海軍で七つの海をわたるより、彼は商売で渡ったと思うなあー。運がよかったら……。でも、現実は暗殺された……。

目次

レイプ・シーンがある。何のために書かれてあるのか、理解できなかった……。

中国はイスラム教が一番多い……。下「」引用。
「中国では、儒教も仏教もキリスト教も、信者は多くないんです。信者数が一番多いのはイスラム教なんだけど、あまり知られてないんですよね」

共産主義だと思うけどなあー。カルトらしく、信じれば、ご利益がある。

原爆……。下「」引用。
「長崎にドカンと原爆が落とされた時、淑江の父親は家族をみんな失ったんだ、と大岡が言った。」

『大きなお世話』　下「」引用。
「あたしは韓国人ですけど、もし日本人から、韓国人のアイデンティティについて真剣に考えろなんて言われたら、『大きなお世話です』って言いますね」

日本人も考えるべきと、まともな大人なら、やはり言うでしょうね……。
逆の立場でも……。主体性もなく、奇妙な論理で、非人間的に生きている……。「原子力ムラ」は韓国にもあって、そんな輩に動かされている。自分の感情が自分の王だとでも思っているようだけど、現実はイデオロギー団体に思わされているのかもしれない……。

韓国のドラマはおもしろいのが多いし、在日の作家も、多く意味のある文学をされている。
期待したのだが、まるで日本の流行作家みたい、上つらだけだった。