磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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マスコミ市民 2011年10月号

2012年01月03日 | 読書日記など
『マスコミ市民 2011年10月号』
   石塚さとし・編/日本マスコミ市民2011年

特集名 野田新政権のゆくえ 原発報道を振り返る



「野田新政権は原発とどう向き合うか」伊藤成彦(中央大学名誉教授)。

「1 民主党新代表は「脱原発から最も遠い人」 下「」引用。

「-略-野田佳彦氏は、出馬にあたっての考えをまとめた政権の中で『電力は経済の血液』と指摘していたので、「『脱原発』とは最も遠い候補といえる」と記者は見ていた。-略-ここで野田氏が指す「電力」は明らかに「原発の電力」を指している。しかも、「電力は人々の暮らしのもと」ではなく、『経済の血液』とは。これで野田新首相の本当の立場が、民主党の「国民の生活が第一」ではなく、いかにも松下政経塾の出身らしく、「経済界が第一」であることが分かる。-略-」

何も学ばなかった野田。下「」引用。

「しかも、フクシマ原発の事故収束の見通しを立てられずに辞任した菅内閣に代わる内閣を目指して立候補した五人の政治家たちが、原発についてこの程度の認識、あるいは関心度であるということは、「3・11」から既に半年を超えた未曽有の原発事故から殆ど何も学んでいないことを示しているように思われる。」

「テレビはフクシマをどう伝えたか 2011年4月・各局ニュース番組を記録して」放送を語る会 原発事故報道モニターグループ。
「-略-ここでは紙数の関係で報告の一部を紹介させていただく。関心のある肩は、「放送を語る会」のホームページ-略-でニュース番組概要の記録と報告全文をご参照いただきたい。」

「ゲストの選び方」 下「」引用。

「4月、どの局も共通して言えることは、原子力行政に批判的な学者や研究者は一人も登場していないことである。レギュラー出演していたゲストを見ると、NHKの場合、原子炉に関する解説を担当していたのは、すべて原子力行政に協力してきた研究者だった。
 東京大学大学院・関村直人教授…直近まで経済産業省総合資源エネルギー調査会・原子力安全・保安部会・原子炉安全基盤小委員会委員
 東京大学大学院・岡村孝司教授…同調査会・原子力安全・保安部会原子炉安全小委員会保守管理会主査
 大阪大学・山口彰教授…同原子力安全・保安部会原子炉安全委員会委員」







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