1週間ほど前の夜中のこと…。
トイレに入った瞬間、もの凄い違和感を覚えました。
一瞬、その違和感がなんなのかわかりませんでしたが、用を足している時に判明。
実は……。
異様に静か、
──だったんです。
なんで静かなのか。
それは、トイレの電気を付けると同時に動き出す換気扇が止まっていたからです。
そう、どうやら壊れたようなんです…。
ドライヤーから始まって、扇風機、音波振動歯ブラシ、地デジテレビ…と出費続きの中(とはいえ、想定範囲内)、突然、壊れたトイレの換気扇。
掃除でもすれば直るかな…と僅かな希望を持って換気扇の蓋を開け、掃除機で吸って見ましたが…。
全く動く気配なし。
翌日、会社から帰ってきた旦那が調べたところ、おそらくコレがいかんのだろうな…という所のメドを立てたのですが。
私 「それって、ホームセンターとかには売ってないんだよね?」
旦那 「売ってないな。ってか、コレを交換するくらいなら、新品の換気扇に変えるぞ?」
私 「えぇ 変えるって…新品だと幾らくらいするのよ?」
旦那 「そーだなぁ…全部で4~5万円くらいだろ」
私 「ムリムリ 部品交換でいいじゃん」
新築で購入したマンションも、既に9年。
備え付けのものや、家にある電化製品は全て9年の月日が経ってます。
故に、いつ壊れるやも分からないので“電化製品積立”をしていましたが、一気に5万円の出費はキツイ。
しかも、予定では購入した電化製品用の“買い替え積立”のつもりでしたし。
──ということで、とりあえず“修理”依頼の電話をすることに。
9年も経っているので、説明書と一緒に入っていた連絡先が変わっていたりするのは想定内ですが、まさか、製品自体が生産中止されているとは想定外のことでした…
これで“修理”は不可能になりました。
旦那の希望どおり、新品に買い換えです…
旦那 「──で、新品だと幾らですか?」
担当者 「16200円です」
私 (ほぉ~、16200円か。意外に安く済むじゃん。うん、それなら交換できるな。)
電話を切った旦那。
旦那 「型番言ったら、“あー、古いの使ってますねー”って言われちゃったよ」
私 「え? 古いって…いつから製造してるか分からんけど、こっちは9年しか使ってないよ? 一昔も経っ
てないのに、“古い”って言われるの」
旦那 「言われる、言われる。3年で“古い”って言われるくらいだぞ?」
私 「えぇ、そうなの」
旦那 「あぁ。──で、値段が16200円」
私 「うん、(電話口から)聞こえた」
旦那 「本体だけな」
私 「え?」
旦那 「工賃は別。そうだな、だいたい工賃で3万円は取られるだろ」
私 「えぇ 工賃が本体より高いの」
旦那 「そりゃそうさ」
私 「納得いかん…」
旦那 「いや、普通はそうだろ。ってか、職人はコレ(腕を叩いて)で稼ぐんだぞ?」
私 「…そう、だけどさ…」
旦那 「とりあえず、にーさんが取り付けるから」
私 「えー? ムリでしょ?」
旦那 「ばか、オレを誰だと思っとる?」
私 「だって、説明書に書いてあるじゃん。“個人では取り付けしないでください。正常に働かないなどの保
障はできません”って」
旦那 「それは、素人のことだろ? オレは、素人じゃないもん」
ま、まぁ…確かに電気関係は、これまでの仕事を通して色々知っているからねぇ…。
でも、換気扇までってさ…。
──なんていう不安がありつつも、余分な出費は抑えたいため、旦那の腕に任せることに。
早速ネットで調べたら、同じ製品が消費税・代引き手数料込みで8704円で買えたので、そちらで購入しました。
2日に製品が届き、仕事用の工具やらヘッドランプを付けた旦那が“電気屋さん”に変身。
ショートしてヒューズが飛ぶハプニングもありましたが、流石、言うだけの事はありまして…何とか取り付け完了しました。
ちゃんと、換気扇も動きます。
不燃ゴミ袋に入った古い換気扇を見て、
旦那 「一般ゴミで、こんな換気扇なんか出ないよな(笑)」
私 「出ないよな…。どうする? 業者が一般ゴミと判断してくれなくて持って行ってくれなかったら…?」
安く済んだ事に安堵しながら、今度はそんな事がふと頭をよぎったのでした
でも、トイレの換気扇が止まっている時の不都合さというか、不便さというか…そういうのを初めて知りましたよ。
なんてたって──音がないのはもちろん──空気がこもるので暑い…
部屋中の扉を開けてドライを掛けている時に、何度かトイレに入ると、ドアの隙間からその冷やされた空気が入ってくるんですよね。
なので、用を足している時も涼しいんですが、ドライを切ったあともトイレは涼しかったんですよ。
それがそれが…もう、ムンムンして暑い、暑い…。
ほんと、改めて換気扇の大事さを知りました。