砂糖大さじ〇杯…とか、量らなくても目分量で作れる料理はまだいいのですが、絶対に量らないとダメなお菓子作りは全くダメ。
──と言うのは以前にもここに書きましたが。
そんな私が唯一、気まぐれで作ってみようかと思うのはゼリーです。とはいえ、年に1回あるかないか、というくらいですが…
ただね、これも作るたびに「これじゃない感」があって、その都度、「やっぱ無理だな…」と次にまた作ろうという意欲が失われるんですよねぇ…。
その原因が、固さです。
そう、固さなんですよ。
私が作りたいのは市販のゼリーのようなトゥルトゥルした食感なんですが、家で作るとほんと固くて…。
ゼラチンのレシピ通りに作ると固いので、「柔らかめ」のレシピで作るのですが、それでも私が求めるトゥルトゥルした食感にはならない。
なんで?
ねぇ、なんで?
ゼラチン1袋に対して限界の量で溶かしても求める柔らかさにならない。
かといって、それ以上の量で溶かして固まらなかったら…という不安もあるのでそれ以上量を増やす勇気もない…。
う~ん、これはやっぱり、私にお菓子作りは向かない、ってことなのか?
──と何度も作っては諦めてきました。
ただ、最近はコビトも「作りたい」というので、作り方は口頭で伝え、作業はコビトにやってもらう…という事が増えてきました。
そして今回も「オレンジジュース」「グレープジュース」「コーヒー」のゼリーを作ったのですが、やっぱり出来上がりが固い…。
どうしたものか…と初めてネットで「市販のゼリー レシピ」と検索してみたら…。
あった…。
──ってか、固い理由が判明。
なんと、市販のゼリーはゼラチンじゃなく「アガー」と名の付く凝固剤が使われているとの事。
アガー?
初めて聞く名前に、少々不安です。──が、スーパーにも売っているとの事で、さっそく探しに行く事にしました。
そしたらね、あったんですよ。
それが上の写真なんですけど。
「パールアガー」という名前のものもあるみたいなのですが、スーパーにあったのは「アガー」だけでした。
それでも、これでダメなら今後ゼリーは作らん…という思いで「アガー」とカットフルーツの缶詰(ボトル入りでしたが)を買い、コビトと一緒にフルーツゼリーを作ってみたら…。
うっひょー!
これよ、これ!
──というような、トゥルトゥルな食感のフルーツゼリーが出来上がりました。
いやぁ…、念願のトゥルトゥルゼリーです。
──というわけで。
ちょっと、そこの奥さん、知ってました?
トゥルトゥルのゼリーはゼラチンじゃなくてアガーなんですってよ