湘南での札幌トップチームの快勝ののち、新幹線で西へ。名古屋で降りて、東海道線を引き返して刈谷市へ。名古屋で泊まっても良かったが、宿が余り無く、朝寝坊を見越して刈谷に泊まって朝に。
ウェーブスタジアム刈谷は初めて訪れる。JFLにかつて所属していたデンソーのホームスタジアム。旧JFL時代の札幌もここで対戦している。(96年は多目的Gで2-4負け、97年6-1勝ち。)僕としてはデンソー時代、そして現在のFC刈谷(東海1部)になってからも訪れる機会が無かったのが残念。
土曜の夜の刈谷は結構賑わっていて、日曜朝もそれなりに人がいる。駅前からバスが有ると知って探しているうちにちょうど目の前から名鉄バスが出て行って。それが10:06発の愛知教育大行き。それがお目当てだったのに・・・ 結局タクシーで1,400円。市街地を通り抜けて、照明塔で判るスタジアム。横のアリーナではバスケットWリーグ。こちらには11時から無料バスが出ているが、11時開始の我らの試合には使えない。残念。
こっちはウイングアリーナ。バスケット開催していたのかな。
メンバーは先発で合ってるけど、番号が違うのさ・・・
広島もまた然り。
だから、無理して5文字にしなくても・・・w
ですから、そのぉ・・・ww
あ、旗竿・・・
2011Jユースカップ 第19回Jリーグユース選手権大会 準々決勝 サンフレッチェ広島ユース対コンサドーレ札幌U-18 ウェーブスタジアム刈谷 2011年11月27日(日)11:00キックオフ 主審:細尾基 副審:井上喜徳 影山大祐 4審:小山典晃 観衆: 人
【広島】GK21有賀 DF3脇本 5柳川 MF10藤井(88分9石坂) 4平田 7森保 17野津田 28野口 13末廣 36川辺 FW34越智 控え:GK1大野 DF26大谷尚 MF8重行 30宮原 27浅野間 FW23大谷真
【札幌】GK21阿波加 DF2小山内(延長12山下) 4永井 24内山 8前貴 MF10荒野 6堀米 17中原(88分7鈴木) 14神田(62分15中川) FW18下田 11榊(69分9近藤) 控え:GK1今岡 DF13津川 MF5深井
いきなりで悪いけど、先制点を決めた直後。13分17中原が押し込んだもの。
堀米”ゴメス”悠斗のタイトなマーク。後ろ髪がちょっとお洒落。
GK21阿波加もハイボール処理に奮闘。平塚ではトップチームのサブだったが、移動お疲れ様。
広島GK21有賀も好セーブを見せる。前半は広島0-1札幌。
後半開始時。17中原と11榊が同じスパイク?
あれ?8前貴之も?
後半開始直後の47分、左から速いクロスを入れられ、中央で広島13末廣に押し込まれ同点。1-1。これは相手を褒めるしかない。
8前貴之のCKから10荒野が合わせるが・・・
(62分、14神田から15中川へ。神田は前半決定機多数も決め切れず。一つ決めていれば流れも違ったはず。次は頼むぞ!)
(69分、11榊から9近藤へ。榊はトップ昇格が決まった選手としては、ちょっと物足りなかったか。今後はそういう目で見られる事も自覚してくれれば良いのだが、大丈夫だろう。)
73分、2点目は9近藤勝成! いい笑顔だ。左サイドで10荒野の折り返しを、18下田がシュート。GKに弾かれたこぼれを詰めてのゴール。1-2と突き放す。
しかし、82分広島右FKからGK21阿波加が前目で処理しようとしたボールが伸び、広島3脇本に押し込まれ2-2の同点。
すぐさま反撃する札幌。
84分左サイドから中央に切れ込んで、ドリブルで15中川が持ち込んでそのままシュート。これがゴール左上に突き刺さり、2-3と再度札幌がリードする。
しかし、悪夢は88分突然起こる。いや、夢ではなく現実。GK21阿波加が浮き玉のシュートをキャッチ。しっかり立て直してフィードしたいところ。阿波加は焦ったのか、自ら浮かせたボールをフィードし損ねてしまう。転がるボールは広島36川辺の目の前。そのままゴールに叩き込まれ広島がみたび3-3と同点に追いつく。
札幌は気持ちを切らさなかった。
延長入り前の円陣。
しかし・・・
99分、広島17野津田の左足での右CKにPA後方から走りこんだ9石坂がヘッドで合わせて、広島が遂に勝ち越し。
(延長後半終了間際のセットプレー。21阿波加も上がって得点を狙う)
(試合終了。)
延長後半の10分、札幌も必死に攻めるが結局4-3で試合は終了。広島ユースが勝利し、準決勝に進出した。
もし、れば、たら・・・ 確かにそれは言いたくなるかもしれない。でも、それもスポーツ。それもサッカー。だから、そんな偶然でも必然に変えてしまうのが真の勝者。決して驕らず。
広島ユースの姿勢にはそんな謙虚さが有った。札幌に無かった、というつもりは決してない。ただ、広島ユースはリードされても、決して諦めない強い心が有った。その結果3回リードを許しても3回追いついて、最後に突き放した。この戦いで、札幌U18の選手達はきっと学んでくれただろう。諦めなければ、諦めず行動すれば、必ずや勝利を掴めるんだ、ということを。
札幌U18にとって、三冠(クラ選、Jユース、プレミア)のうち、二つが終わった。Jユース杯という少し高い代償を払ったが、きっと最後の一つを取る準備はこれで出来たのではないだろうか。
プレミアイーストの残り二戦。そして、チャンピオンシップ。埼スタで広島ユースにリベンジする。この炎が心に燃えている限り、最後の一冠を掴む資格は有る。
札幌ユース、進め、勝利に向かって! 共に、歴史を創ろう!
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