2008年プレナスなでしこリーグ第3節 日テレ・ベレーザ対INACレオネッサ 2008年4月26日(土)東京都駒沢オリンピック運動公園陸上競技場 13:00キックオフ 主審:深野 副審:高橋 浅野 4審:米村
【ベレーザ】GK1小野寺 DF6近賀 19岩清水 2中地 13南山 MF23永里亜(76分8小林) 5加藤 7伊藤(70分19永里優) 10澤 FW9大野 11荒川 控え:GK16松林 DF20宇津木 FW25岩渕
【INAC】GK19海堀 DF4角田 18宮迫(61分警告2回で退場) 2田村 3ジナ MF16柳井(85分8藤村) 6那須 10原 11鈴木 FW14米津(56分13川澄) 9プレチーニャ 控えGK1根本 FW15園村 17櫨
曇り空。少し肌寒い東京駒沢オリンピック公園陸上競技場。2戦2勝、前節伊賀戦では13-0と攻撃好調な模様の女王ベレーザ。一方1勝1敗でこの試合を迎えるINACレオネッサ。ベレーザは登録3-4-3ではあるが、当方では見た目4-4-2と思われたのでそのように記録してみた。INACも同様に登録4-3-3だが4-4-2で記録した。最近、チームによっては各ポジション(DF、MF、FW)毎に背番号順に並べ替えて発表するチームがあってちょっとどうなのか、というフシがあって・・・ 本題逸れたか。メンバー発表があるだけいい、ってのが本音です。
さて、試合は4分。INACの左サイドからの長めのクロス。高く上がったボールが落ちてくるところ、INACの選手が2人被りながら1人がシュート。14米津が決めて早々と0-1とリードする。序盤はINACが積極的に仕掛けていく。ベレーザやや受けに回ったか。
(喜ぶ14米津選手。確か2年前の加古川でも決めたのを見た気がする。)
ベレーザはまだチャンスらしいチャンスを作れていなかったが、9分オフサイド気味に11荒川が飛び出したところにパスが出てそのまま荒川が決めて1-1に。
ベレーザが15分辺りから徐々にサイド攻撃などでペースを取りにくる。中盤は両チーム拮抗してきたが、まだINAC優勢か。ただ、INACのDFラインが若干迷いがあってボールを奪われかける場面も。
27分のベレーザ9大野の左(10澤?)を使ったワンツーは鮮やかだったが惜しくもヘディングシュートが枠の上。
前半はややINAC優位もベレーザも負けていない。1-1の同点で折り返す。
後半に入って46分、ベレーザPA下で10澤が倒されFK。この際INAC18宮迫に警告。
ゴール前での混戦から23永里亜が押し込んで2-1とベレーザ逆転に成功。
しかし、すぐさまINAC反撃。スピードに乗ったドリブルで9プレチーニャが上がってGKと1対1に。巧みにGK1小野寺をかわして決めて2-2の同点に追いつく。
61分、INAC18宮迫がこの日2枚目の警告で退場。
この辺りから雨が落ちてきて、我ら観客は屋根のあるスタンド上部に避難。
77分に再び謎の判定が。投入されて間もないベレーザ19永里優がPA内を左から中央にドリブル。ここで相手に倒されたとしてPKが与えられる。やや疑問の残る判定だが、このPKを19永里優が決めて3-2と再度リード。
INAC再び即座に反撃。78分、右CKから中央で11鈴木が倒れこみながら合わせて3-3の同点に。
しかし、ベレーザも諦めずロスタイムには左から中央10澤をスルー、右サイドから上がった選手(見えなかった・・・)が崩しきってシュート。決定機だったが、INACGK19海堀が防いで3-3で終了。海堀はこの日大当たり。GKが粘り分けの立役者と言える。
決してベレーザが冴えないサッカーをしていたわけではないが、INACの一丸の粘りの前に引き分けたということではないだろうか。
若干判定が不可解(後半にもGKが持ちすぎだとして間接FKを取ってみたり。特に問題無いように見えたが。)だったことを除けば、春の雨を気にさせない好内容の熱戦だった。
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