今日は、札幌U18OBも在籍する、札幌大学の応援にインカレ一回戦、新潟経営大対札幌大を見に調布市の味の素スタジアム西競技場に行ってきた。
札幌U18OBはDF17濱田克大(4年)、MF10福永貴弘(4年)、FW7菅原康介(3年)の3人。その他の選手もほとんどが道内の選手。北海道サッカーのレベルを高めるためにも、札大の奮闘が必要だ。
対戦相手の新潟経営大は、北信越リーグで11勝2分1敗の2位。関東7位の中央大学とのプレーオフを制して、インカレに出場してきた。リーグ戦総失点7の手堅いチームは果たしてどんな試合を見せるのか。
2013年12月14日(土)11:00キックオフ 平成25年度第62回全日本大学サッカー選手権大会 1回戦 新潟経営大学サッカー部対札幌大学サッカー部 味の素スタジアム西競技場 観客数:354人 主審:アーロン・マルクス 副審:鶴岡泰樹 長谷川雅 4審:増山舜 公式記録
【新潟経営大】GK17横塚 DF3野崎(HT6田中優) 4吉賀 7キムソンジェ 16中原(83分15斉藤) MF8田中僚 14江井(90分12塩野) 9稲葉 5太田 FW10中村 11鈴木 控え:GK1荒井 MF13飯畑 19高橋 FW22島崎
【札大】GK21金谷 DF14植木 5工藤駿 4廣瀬 17濱田 MF10福永 3多賀(101分6串橋) 11酒井 15澤野(63分13山田) FW8澤田(100分16春木) 7菅原 控え:GK31伊藤 DF20工藤直 MF62海藤 FW19及川
新潟経営大は序盤から前に攻め手を進めてくる。10中村のテクニック、5太田のスピードが冴える。
17分、新潟経営大のFKからの流れ。一旦は札大が弾くも、第二波を新潟8田中が再び浮かして、3野崎がヘッドで押し込む。1-0と新潟経営大が先制。
さらに新潟経営大、かさにかかって、18分、5太田がドリブルから右サイドを突破して、そのままシュート。これが決まり、2-0と新潟がリードを広げる。
しかし、札大も反撃。23分、15澤野からの右への浮き玉は、相手SBの頭を越えてDFラインを外から越える。裏を取った7菅原がシュートに持ち込み、ゴール。2-1と札大が一点を返す。
35分には新潟8田中の右CKから決定機を迎えるが、札大14植木がヘッドで防ぐ。
前半は2-1で新潟経営大がリード。2-0のままであれば、新潟の優位と思われたが、1点返したことで、まだ分からなくなってきた。
後半に入って、53分。新潟、右サイドから16中原が折り返し、中央で11鈴木から5太田へ。太田がシュート。これが決まって、3-1と新潟がリードを広げる。
しかし札大諦めない。69分、7菅原から8澤田へ。澤田から菅原に戻して、菅原が決める。3-2と追いすがる。
さらに77分、札大7菅原からDFラインの外側の8澤田にスルーパス、8澤田が抜け出して、左サイドからシュート。これが決まり、3-3の同点に。
90分闘って、3-3の同点。10分ハーフの延長戦へ。
延長2分の92分になろうかという頃、新潟15斎藤が右サイドをドリブル、スピードにDF着いていけず振り切られる。札大GK21金谷がやや早めに飛び出す。これをあざ笑うように、斎藤のミドルループシュート。これが決まって4-3と新潟経営大が再度リード。
(これは、バックパスを札大GK21金谷が手で扱ったための間接FKのシーン)延長前半終わり際の100分、札大DFがPA内でファール。新潟にPKが与えられる。9稲葉のキックは、札大21金谷が一旦は弾くも、正面に弾いてしまい、再び9稲葉が押し込んで5-3。
延長後半、ゲームは動かず。試合は5-3で新潟経営大が勝利した。新潟経営大のそつない攻めに札大が屈したゲーム。ただ、前後半ともアタマ15分の鋭さはあるが、それ以外は普通のチーム、という印象の新潟経営大。しっかり立ち上がりを凌げればどうにかなったのかな、という感もある。
札大にはまた全国の舞台で、勝ち抜けるように力をつけてきて欲しいところだ。