2006年6月25日(日) 山口県防府市 多々良学園グラウンド 11:00キックオフ JFAプリンスリーグ2006中国 第7節 多々良学園対銀河学院 天候:雨
【多々良】GK17洞ヶ瀬 DF19村上 3楠木 4観音寺 18村岡 MF25西本(56分9中廣→76分20金城) 12森 22永野 24斎藤 FW10山田 11小畠(72分6山崎) 控え不明(GK17はプログラム上は海老原、だが)
【銀河】GK1小畠 DF5西村 4山本 3藤井 2畑 MF15桑田(HT18重政) 10高橋 8赤木 7赤松 FW20大国 11前田(79分9大景)
梅雨入りから貯まっていた雨を一気に吐き出すように、土砂降り。ちょうど自分が家を出る辺りで小降りだったので、「これは見に来いという合図」と勝手に思い込んで車を飛ばして45分。防府市の多々良学園グラウンドへ向かう。
さすがに、雨量も多く開始一時間以上前とあってはテント内(いつもの部室上です)も関係者さんも誰もいない。
開始前には両校の父兄さん達も集って、テントの中で観戦、応援。俺の前には国泰寺高校のビデオ班が。雨で備品壊すなよ・・・
多々良グラウンドは人工芝。今日のピッチ具合はこちらから見るに、バック側が水が浮き、メイン(こちら)側が割合乾いている感じ。これを上手く使えるかどうか、が勝負を分けた側面もあった。
先制は多々良。20分、乾いた右サイドからのパスに走りこんだ24斎藤が鋭いシュート。これで1-0。
さらに24分、混戦から24斎藤が押込んで2-0。しかし、銀河も内容では負けていない。だが、晴れた日用のサッカーから雨用のサッカーに切り替えるのに手間取っている感じ。FWの2トップ(特に20大国)が、晴れた日のバウンドのように、大きめに走り込んでいるのが気に掛かる。確かにボールがどう跳ねるのかは難しいが。
銀河学園は現在中国プリンス首位を走っている。攻撃陣は確かに、強いものが見えるが、今日のグランド、そして、今日の多々良には若干見劣りした。多々良はパス全般的に強く蹴っているのが見える。全体的に「雨で止まる」ボールを考慮したのではないだろうか。
30分近くには銀河もFK、CKを得るも得点には至らず。FKの技術はなかなかのものだが。
前半は多々良が2-0の二点リードで折り返す。
後半は多々良9中廣のリズムあるドリブルや銀河18重政の突破等も見られたが、全般的に蹴り合いになってしまい、さして鋭い攻めともならず(このピッチ状況では仕方ない)得点無く、結果的に2-0のままで試合は終了。
晴れた状況で再び見てみたい試合だった。両チームとも攻撃に魅力を見せたチームゆえ、通常のピッチであれば鋭い攻撃の仕掛け合いが期待できるからだ。