最近柄にも無く、よく働いている。3日の土曜も出勤。その週も結構帰りが遅く(当社比)ネタを見つけても本もろくに読み進められない始末。
やっとのことで土曜の仕事を終えて、一眠りしてドライブ90分。海底越えて今日は国道3号線沿い北九州市鞘ヶ谷(さやがたに)競技場へ。昨日は新門司競技場と本城で12時14時のダブル。今日は新門司と鞘ヶ谷で10時12時のダブル。沖縄から北九州までというリーグ形態からすれば仕方のないこと。今年のkyuリーグは奇数(9チーム)のためどこかひとつがお休み。今年の参加チームは
V・ファーレン長崎、新日鐵大分、ヴォルカ鹿児島、ニューウェーブ北九州、海邦銀行SC、沖縄かりゆしFC、三菱重工長崎、大隈NIFS、七隈トンビーズ。
俺が選んだのは鞘ヶ谷のNW北九州対大隈、長崎対日鐵大分の二試合。ちなみにもう一方は海邦対重工、鹿児島対七隈。
集中開催ながら、北九州での開催とあってニューウェーブの旗が目立つ。そんな中、新日鐵によって作られ、市に寄贈されたという競技場に入って散策してみる。
この競技場のなりたちを語る石碑。
選手ポスター。ちょっと選挙チック?
バックスタンド。座席があるだけマシか。
メイン側からの全景。
さて、そろそろ選手入場か。神戸GS的アナウンスまであるぞ。
黄色いユニフォームに「井筒屋(@地元デパート)」のロゴ、北九州イレブン
2004シーズン以来のkyu復帰、大隈NIFS。
2006年6月4日(日) 北九州市鞘ヶ谷競技場 10:00キックオフ 第34回九州サッカーリーグ 第9週 ニューウェーブ北九州対OSUMI NIFS UNITED FC くもり
【北九州】GK25大場 DF4上農 6水越 22市村 5桑原 MF8日高 7大塚(39分10森本)18小野(66分19古賀)29池元 FW27久保田(後半ロスタイム警告二回目で退場)11宮川 控え GK21中村 DF14山田 15手嶋 FW9半田 23上田
【大隈】GK21磯田 DF3栗岡 5田野 18原 25真鍋 MF7前川(71分警告二回目で退場)8白星 10中根 15藤本(64分6馬場) FW23岩渕 20藤田(81分24百瀬) 控え FW12浅井 13大田 MF14津崎 DF16松永 GK17胡内
北九州は4-2-2-2、大隈が4-4-2のひし形といった布陣。立ち上がりから大隈が思い切りよく攻めてくる。対して北九州、押され気味の序盤は29池元が積極的に3トップ気味の位置で対応。上位への意地を見せんとする。
大隈は8週現在6位ながらも堅実なサッカーを見せ、そう簡単に崩れない。北九州の攻めが淡白になっていく30分過ぎ、幾度となくチャンスを作る。特に、DF5田野の体を張った守り、そして10中根の視野の広さは特筆すべきかと思われる。
しかし、昇格を目指す北九州もこのままではいられない。43分11宮川のヘッドや29池元のミドル等で大隈ゴールを脅かすも得点には至らず。ややペースを取り戻して前半を終了。
0-0で前半を終える。
後半、北九州はCKからチャンスを得るもゴール決まらず。決定力が足りないか?>北九州 7分にも22市村からの右クロスが中央に入るも、決めきれず。
12分にも左からのクロスに18小野信義がヘッドで飛び込むも、枠の上。このあたりの時間は、北九州が持って、大隈がサイドを使ったカウンターという図式。北九州のゴール前がやや積極性に欠けるか?
終盤、中盤省略気味になって「これは0-0の蹴り合いか?」と思わされた矢先だった。
ロスタイム、FWに上がっていたDF4上農がクロスに反応、ヘッドで押し込んで決勝ゴール。失いかけていた勝ち点3をぐっと引き寄せる。
結局試合はこのまま1-0で終了。北九州が厳しい試合をモノにした。
プロ選手の数や、戦術云々よりも、自分たちのサッカーをしっかり組み立て、それを遺憾なく発揮する。それがサッカーを楽しみ、勝利を目指す姿なんだということを大隈イレブンに教えられた気がする。