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![2019/05/03 ビクノニア](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/90/5c4f466d03ea1d55337c7c8d665882d5.jpg)
昨日の散歩道。歩道と車道の間のフェンスに蔓性の植物が植えて有って、花が咲いていました。
これは、土木事務所のお姉さん(小父さん)が考えて植えてのでしょうか?
名札が付けられていたり、なかなか考えて植えられています。
楽しんでいますよ(^^♪
◇◇◇◇◇
下級武士が出世する話って、けっこうあるよね。
藤沢周平の小説「風の果て」を思い出してしまった。
次男坊以下の侍は、養子にでもならなければ城勤めは出来なかったんだ。
侍は、今でいうならば公務員だったの? 公務員でなくても生きていけるのに。
昔の人の気持ちは、よく判らないね。
百田尚樹 著作 『影法師』 講談社文庫
この小説は、竹馬の友が身を捨てて影法師のように支えてくれていたというお話。感涙ものだね。一気に読み切ってしまった。昭和から平成を生きた私には、こういった江戸時代の武士の生活・気持ちは理解しがたいわけだけど、こういった男の生き様は何故か感動してします。
同じ武士でも、下士は上士とすれ違う時に土下座をしなければいけなかったとか。礼を失した場合は無礼打ちも上士には許された時代だったとか。
父親を上士に無礼打ちにされた少年・戸田勘一の話です。この時、「武士の子は泣くものではない」といって呉れた同い年の少年・磯貝彦四郎とのその後の友情が書かれていました。
勘一は下士ですが嫡男の為家を継ぐことが出来ますが、彦四郎は中士の次男で、養子に出なければ将来は有りません。
勘一は出仕し、才能を発揮して虫籠で産業を起こしたり干潟の干拓に尽力して、筆頭家老まで出世します。その要所要所で彦四郎は勘一を密かに助けます。
密かに行われるので勘一は気が付きません。そして彦四郎は報われず死んで行きます。
・・そして、それを知った勘一が感涙する。
面白かった(^^♪
この小説のお気に入り度:★★★★☆