有川浩という人は、恋愛小説がとくい?
"浩"という名前で、男性かと思った。でも女性。そういえば「阪急電車」を読んでいる。
別に恋愛小説ではなかったし・・・。ちょっと良かった!
有川 浩 著 「三匹のおっさん」 文藝春秋
定年退職後の人の話だった。ネガティブな話は嫌だと思って読みだしてみた。
還暦を過ぎて、少し暇になった昔の悪ガキたち。
今は”三匹のおっさん”となった男達が、街のみまわりボランティアを始める話。
このおっさんたちは、暴力ジジイで、ひったくり、恐喝、婦女暴行といった問題を強引に解決していく。
なんだか、すこしやり過ぎでついていけない(笑)
おっさんの、孫やら子どもやらも巻き込み、やはり恋愛小説のようになる。
やはり、少女趣味的な恋愛小説か・・・・・
孤独な老人を狙っての悪徳業者への解決方法が良かった。
市役所や商店街の店主の人たちに相談し、老人達の”ふれあい広場”のようなものを作る。
老人達が孤独にならなければ、悪徳業者はその淋しさをつく事はできない。
でも小説は、簡単に問題解決できていいと思う。
わが街はどうだろう。高齢化で孤独・孤立してしまう人がいる。
社協や民生委員、街の役員達がコミセン(公民館)で、独居老人たちの昼食会などを
開いているが、それだけでは問題解決とはならないようだ。
ま、ネガティブな小説ではなかったが、我が町の事をおもって少しネガティブになった。
私のお気に入り度:★★★☆☆
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