項羽と劉邦の戦い。
項羽は武力は強いが人を治める事を知らず、身内ばかりをひいきにして、才能のある人を用いることができなかった。殺戮・破壊で恨みをかい、民から慕われなかった。
劉邦は、横暴な人だが戦には弱い、項羽と戦えば、百戦百敗の人。しかし、殺戮・破壊が少なく民から慕われた。人を良く用い、才ある人に助けられた。
劉邦が勝っていくのが道理というものだろうか。
この本では、歴史を時系列的に書くのではなく、この時期に登場してきた人物を羅列しながら書いているので、これはいつのことだ! 時々分からなくなる(笑)
いろいろな人が出てくるが、策謀の人が多い。
韓信が一番シンプルでいいかも。娯楽時代小説向き。悲劇の最後。
漢の丞相となり、劉邦を助けた蕭何は、実は劉邦を操縦して自分の理想を実現しようとした?
私のお気に入り度:★★★☆☆
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