Runrun日記

楊令伝10~12 マラソン観戦が楽しみです

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 今朝は、目が覚めず。妻につつかれて目が覚めた。
 昨夜は、スマホで音楽を聴きながら寝落ちしたのだ。悲愴、月光、熱情、ピアノの鍵盤に恨みでもあるかのように叩き付ける音。あれがイカン

 日曜日は、休養日として、散歩は行かない日だけれど、最近は平日に散歩に行かれない日が続いたので、公園を一周だけの散歩に出かけました。画像は昨日見かけた、ハクモクレンの蕾。もうすぐ咲き出しそうです。

 散歩の後は、テレビで東京マラソンを見た。男子の日本勢トップは山下選手(日本歴代3位の2時間05分51秒)、女子の日本勢トップは松田瑞生選手が2時間21分44秒。最近、男子は若手が出て来て面白くなってきましたね。来週はウイメンズマラソンです。

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北方謙三 著 『楊令伝 十 披坨の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『楊令伝 十一 傾暉の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『楊令伝 十二 九天の章』 集英社文庫

 
 この小説も長すぎます。少々飽きて来ました。
 12世紀前半の中国が舞台です。フィクションですので、事実とは随分違うはず。金の建国と遼、北宋の滅亡、南宋建国の時代です。そういえば以前、マルコポーロの『東方見聞録』を読みました。これより150年程後の話。マルコポーロはシルクロードを巡って、元国にたどり着きます。南宋の首都だった所を巡る場面が書かれていました。なるほどなぁと思い出します。

 さてこの小説では、梁山泊が北宋の禁軍(近衛兵)童貫の軍を打ち破った後、梁山泊は税の少ない小さな国を作ろうとします。税の代わりとなる収入は、日本やシルクロード経由での西の国々との交易によろうとします。
 中原には、童貫の軍の残軍、岳飛や張俊の軍が立とうとしています。
 南進した金の軍は開封府を落とし北宋の帝やその親族を拉致し、北へ連れて行きます。李富は、河南に逃れ南宋を建てます。そして金は、開封府に傀儡の帝を立て斉国(1130-1137)を建てます。
 物語は混沌としてきますね。波乱含みの争いの中、楊令の梁山泊は、新しい国を維持できるのだろうか?

この本のお気に入り度:★★★★☆

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