Runrun日記

最近読んだ本-国盗り物語(一・二)

司馬遼太郎 著 「国盗り物語 斉藤道三 前篇・後編」 新潮文庫

斉藤道三のことを読んいて、ふと思い出したのは
岩井三四二氏著の「村を助くは誰ぞ」
斉藤道三の時代の、美濃や尾張の地侍や農民の苦しみが描いてあった。
この「国盗り物語」を読んでいると、微妙なところで時代が合致する。
この小説では、道三は勝手に戦争をしているけれど、農民やその他の人々は苦しんでいたのだ!

道三は悪者だったのだろうか?
下剋上を絵にかいたような人、
でも松永弾正よりかは、ましなような気がする(笑)

道三や、この後に続く信長のような人が、
新しい日本を作っていったのだと思うと、歴史は面白い!

>人間とは、恩を忘れやすく、移り気で
>偽善的であり、危険に際しては臆病で
>利にのぞんでは、貪欲である

なるほど、そうか!

この小説で、愛せる人は”お万阿”
昔のNHK大河ドラマでは、池内淳子、
最近のテレビドラマでは、高島礼子が演じたらしい
なにか、もっと違う人が私のイメージなんだが・・・

この小説のお気に入り度:★★★★☆
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コメント一覧

runrun_k
らんママさんへ
歴史小説で好きな作家は、今のところまだ特定しません。
手当たり次第、読んでいます。

時代小説でいえば、藤沢周平ですね。
蝉しぐれに代表される作品群がとても好きです。
最近は、図書館だのみで本を買うことはありませんが
藤沢周平の小説だけは、押し入れの中に詰め込んであります。
らんママ
私の主人も歴史物が好きなのか、司馬遼太郎の本が...
これも持ってます。(私は、読んだことは、ありませんが。)
NHK大河ドラマも好きで、毎週欠かさず観ています。
主人は、私の歴史の先生です(笑)
runrun_kさんは、お好きな作家は、いますか?
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