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萌映画

映画評と映画与太話

不都合な真実(2006)

2007-03-21 | 映画評・その他のジャンル
どうしても寝てしまう会社のISO 14000の研修に是非、ゴアさんを。

1月に公開になったはずなのにまだやっている「不都合な真実」、ドキュメンタリーなのにロングランなのはやっぱ今年が異常な暖冬だからなんだろうな。
ゴアさんはずーっと前から温暖化を訴えてきたのに、今、この時期にこれだけ流行るのはやっぱハリケーン・カトリーナのせいなんだろう。実感が話題を呼ぶのだ、きっと。

地球温暖化。米国人にはなじみがなかったのだろうか。これでアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞である。
普段、NHKのドキュメンタリー見てたり、職場でISO 14000研修受けている身としては別段、新たなインパクトがあったわけではない。政治家ゴアの軌跡にへぇへぇへぇだったくらいだ。
衝撃は別のところにあった。

米国人のスライドショーは本当にショウなのねん。

これに比べたら仕事でのプレゼンとか研究発表とかって、判決文朗読みたいなもんだな。話術も演出もさすが、亜米利加。

ドキュメンタリーとしても一応、合格。NHKとか見慣れていると、米仏のドキュメンタリーって構成が甘かったり演出があざとかったりしていまいちなんだよねー(BBCはNHKと似ている)。でもこれは大丈夫だった。

そして、ひとつほっとしたのはゴアさんが「地球にやさしい」とはいわなかったこと。日本のエコだとやたらそういうんだよね、それ、間違っていると思うのだ。
「地球にやさしい」のではなく、「今の地球環境に適応している生物にやさしい」だろ。
大型恐竜の繁栄した中生代ジュラ紀は今より平均気温が高く、極冠の氷も小さかった(なかったんだったかも。うろ覚え)はず。大気の温度がちょっとあがっても地球そのものは困らない。 > 地殻が溶けるくらい上がったらさすがに優しくないが
問題は、人間が自分で自分の首を絞めていることだろう。そして、他の生物を道連れにしていること、かな。
地球規模の環境変化を引き起こす活動、これは別に人間の専売特許ではない。古くは、藻類が当時いっぱいあった二酸化炭素を吸収して毒である酸素を大量に吐き出し、大気の組成を変えてしまったってこともあったし。> その後、酸素を利用して呼吸する生き物が現れた
いいたいのは、地球温暖化は地球の問題じゃなくて、人間の都合なのだということ。
ゴアさんの主張もそこはしっかり押さえていたと思う。さすがだ。

と、映画の本筋に関係ないことをいっぱい書いてしまったが、環境問題で盛り上がった今年のアカデミー賞、「不都合な真実」と「ハッピーフィート」に賞をあげたのなら、プリウスに乗っているディカプリオにも賞をあげればよかったのに。


萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2007.3)

原題:An Inconvenient Truth
監督:デイヴィス・グッケンハイム
配役:アル・ゴア


敬愛なるベートーヴェン(2006)

2006-12-17 | 映画評・その他のジャンル
人間ドラマは嫌いだけどベートーヴェンは好き。で、エド・ハリスがはまってそうだ。
という、不純な動機で見てみた(いつもだ(^^;)「敬愛なるベートーヴェン」、ポスター見た限りでは“支えた女性”ダイアン・クルーガーはパトロン貴族夫人かと思ってたのだが、庶民で音楽学校主席の写譜師だった。
この邦題、ちょっとなぁ。このせいでパトロンの話かと思ちゃった面もある。
ベートーヴェンを写譜するというスリリングさが伝わらないぞ。

おもしろかったというより興味深かったというべきか。
もう、ベートーヴェンをエド・ハリスがやってるっていわれなきゃわかんないくらい学校の音楽室に飾ってあった肖像画にそっくり!
肖像画は怖い顔しかないわけだが、惚けた顔、寂しげな顔、楽しげな顔とどれをとっても偏屈といわれたベートーヴェンそのもににしか見えないというなりきりっぷり。
問題の写譜師アンナ・ホルツを演じたダイアン・クルーガー、いままで見た中では一番よかったような気がする。いままでは王妃に見えない庶民的なヘレン@トロイとか、無駄に美人なアビゲイル@ナショナル・トレジャーと、rukkiaの中では「いまいち女優」に分類されていたのだった。本作でも、第九初演のシーンではラジーぎりぎりの演技かなと思ったりもしたが…。
アンナ(ベートーヴェンは「アナ」と呼んでいるように聞こえるけど)が美人じゃなければしょーもなさそうな彼氏はつかなかっただろうにとか余計なことも考えたり…。

アンナは何度もくじけそうになりながらそれでも写譜の仕事にくらいついていく。ベートーヴェンとアンナは音楽という神の賜物の神髄を求める同志なのだ。

初演のことをプレミアっていうのかぁ、と思いつつ、見てたわけだが、ドイツの話だが全編英語である。ベートーヴェンの部屋にあるピアノはそれっぽいオンボロだが、コンサートで使われる楽器(および演奏)は現代のものみたいだ。そのあたり「伝記映画」としては詰めが甘いかもしれない。
とはいえ、そもそも、アナ・ホルツは架空の人物だし、ま、いいのかな。

フィクション部分もあるが、ベートーヴェンには何人か写譜師がいたらしいし、第九初演でも助手が指揮を手伝ってるし、演奏後に観衆の大喝采に気づかず歌手の一人が客席に向けさせて初めて気づいたという有名な逸話を踏襲しているといえばしている。

映画の中ではベートーヴェンの曲が結構使われている。
が、弦楽四重奏曲の「大フーガ」っつーやつは知らなかったなぁ。
…ベートーヴェン好きといってもピアノ曲と交響曲が好きなだけで、弦楽曲はあまり好きでなかったりするので > クロイツェル・ソナタとかも(^^;
サントラを買ったので、楽曲についてはそれが届いてから追加します。

とりあえず、「第九」が好きな人にはお勧め。エド・ハリスが好きな人にもお勧め。
日本では12月公開で正解かもね。(米国では10月)
第九、聴きたくなったぞー。


萌え度:しょーもない男しか出てないぞ、ははは。
好き度: 
鑑賞:劇場(2006.12)

原題:Copying Beethoven
監督:アニエスカ・ホランド
配役:エド・ハリス(ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン)
   ダイアン・クルーガー(アンナ・ホルツ)
   ジョー・アンダーソン(カール・ヴァン・ベートーヴェン)


モーターサイクル・ダイアリーズ(2004)

2006-06-24 | 映画評・その他のジャンル
ダンスができないと南米で暮らせないなぁ。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見ていて思った。
…なんてくらいなので、正直、評判ほどおもしろくないなーというのが感想。自分でも何を期待してたんだか不明だけどね。

とりあえず、エルネスト・ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルはセリフにたよらず心境の変化がわかってよしよしと思った。旅が進むにつれて厳しい表情になっていく。

「エビータ」の時に調べたのだが、エルネストはペロン政権下のアルゼンチンで暮らしていた。医学生だしかなりいいとこの坊ちゃん風だ。彼がこの南米旅行にでている間にエバ・ペロンは亡くなっている。
アルゼンチンではあまり大した事件もなく進み、チリ、ペルーと太平洋側で多くの先住民に会ううちに色々思うところが募っていくのだ。
相棒のお調子者アルベルト(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)もただのお調子者かなと思ってたらそうでもないらしい。映画の最後に現実の彼らがその後どうなったかを伝えるテロップがでる。生涯の友といったところだろうか。
ちなみに、ロドリゴ氏はゲバラの親戚だったとか…。

アカデミー賞の授賞式ではアントニオ・バンデラスが歌ったエンディング・テーマ「Al Otro Lado Del Rio」、確か河の対岸に光が、ってな歌詞だったと思うが…。
当時はいい曲だな、くらいにしか思わなかったが、これ、あのペルーのサン・パブロ療養所のあの河のことを歌っていたんだなと…。


萌え度:
好き度:いまいち
鑑賞:DVD(2006.6)

原題:Diarios De Motocicleta
監督:ウォルター・サレル
配役:ガエル・ガルシア・ベルナル(エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ)
   ロドリゴ・デ・ラ・セルナ(アルベルト・グラナド)
   アントネーラ・コスタ(シルビア)


モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

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カサノバ (2005)

2006-06-22 | 映画評・その他のジャンル
カサノバといったらもっと濃いぃ色男なんじゃないかな~、と思いつつ臨んだヒース・レジャーの「カサノバ」、うーん、やっぱりそんなにセクシーじゃないな。というより、監督がヒースをわざとセクシーに撮っていないといったほうがフェアかも。

ヒースは肩幅が広い(?)のでお衣装がよく似合うのだ♪ > 特に白いブラウス
そしてやっぱグッとくるのはカサノバがまじめになった瞬間。ああ、ヒース、やはりキミは根がいい人なのねん、とかとか…。 > そこから先は「ロック・ユー!」に同じ(^^;

IMDbでの映画のジャンルが Adventure / Comedy / Drama / Romance になってたので「???」だったのだが、確かに軽妙だったし、チャンバラもあったし、予想していた昼メロのノリ(?)とは全然違ってて、ラブコメも人間ドラマも嫌いなrukkiaでもそこそこ楽しめたのだった。
そのひとつはフランチェスカのシエナ・ミラーがわりとかっこよかったこと。
ヒースも飄々としててよかったし、カサノバの付き人のルポ・サルヴァト(オミッド・ジャリリ)もなかなか楽しかった。プッチ司教役のジェレミー・アイアンズなんか、「キングダム・オブ・ヘブン」の時と打って変わって生き生きしていたぞ(^^;
フランチェスカの弟のジョバンニ(チャーリー・コックス)がいまいち好みじゃなかったんだよなー。この役をルパート・フレンドあたりがやってくれたらよかったのに。 < 色男すぎてダメ?

…子豚ちゃんが可愛かった。エンドロールに「Pig …Bimba」と出た子は、グアルディのお家に送り込まれたあの子かしらん > 動きがチャーミングだった

というわけで、コスプレ劇が好きな人は楽しめるだろう。
エロいものを期待していた人はがっかりするであろう(^^;


萌え度:萌えるにはあと一息…
好き度:この手のものは萌えたら1ランクアップなんだけどなぁ
鑑賞:劇場(2006.6)

原題:Casanova
監督:ラッセ・ハルストレム
配役:ヒース・レジャー(ジャコモ・カサノバ)
   シエナ・ミラー(フランチェスカ・ブルーニ)
   チャーリー・コックス(ジョバンニ・ブルーニ)
   


グッドナイト&グッドラック(2005)

2006-05-20 | 映画評・その他のジャンル
恥ずかしながら告白します。
この映画を見るまでrukkiaはマッカーサーとマッカーシーの区別がついていませんでした。
…マッカーサー元帥、帰国しておかしくなってしまった? などと思っていたのだ(^^; > 日本でも赤狩りとかやってたけどね…

で、この映画で取り上げられるのは米本国で活動していたジョセフ・マッカーシー上院議員である。
本人のニュース映像が何度も出てくる。 > マッカーサーには全然似てないよ。パイプもくわえてないし…

で、主人公はCBSのアンカーマン、エド・マローである。
キメぜりふの「Good night, and good luck」だが、「Good Night」はカメラに向かって、「Good Luck」はカメラから視線を外して少し下を向いていうのねん。
…なんとなく、自分自身に対していってるようにも聞こえた。無事に過ごせますようにって…。
歯に衣を着せぬ鋭いジャーナリズムを突くには身の危険も覚悟の上みたいなところもあっただろう。
実はその辺が、会社存亡の危機くらいしか描かれていなくて、そこんとこがイマイチ甘い感じがした原因かな。なにせ、その後見たのがみんな命がけの「ナイロビの蜂」だったし(^^;
まあ、でも劇場で見て良かった。マローたちと一緒に緊張しちゃったよ。家でのんべんだらりと見てたら味わえないこの緊張感。

デヴィッド・ストラーザンのマローは渋くてかっこいいです。
ホンモノのマロー氏はも少しおやぢっぽい。(Wikipedia参照

ワイシャツの局員たちの区別がつかなくて話が見えない部分もあったり…。
…「アポロ13」でも乗組員の区別がつかなくて混乱したrukkiaである。同じような格好をしている普通の白人男性の見分けがつかない(^^;

ジョージ・クルーニーはなんだかおいしい役である。監督の役得か?

社内結婚禁止なんてそんな時代もあったなぁ。
しかし、旦那より奥さんのシャーリー(パトリシア・クラークソン)のが強いぜ。男は余計なこと考えちゃって本質を見失うのだろうか、とか考えちゃったり。

白黒画像の上に白文字の字幕が見づらくてうへーっていうことが何度かあったことだけが残念だ。

…帰りの電車の中で往年の久米宏を思い出した。マローほど辛口じゃないけどね…。


萌え度:
好き度:守備範囲じゃないだけです
鑑賞:劇場(2006.5)

原題:Good Night, And Good Luck
監督:ジョージ・クルーニー
配役:デヴィッド・ストラザーン(エド・マロー)
ジョージ・クルーニー(フレッド・フレンドリー)
ダイアン・リーヴス(ジャズ・シンガー)
   


リトル・ダンサー(2000)

2006-02-18 | 映画評・その他のジャンル
船長祭り外伝、ということでジミーの「リトル・ダンサー」を見てみた。
…苦手な人間ドラマでした。ばたり。
そして、目当て(^^;)のアダム・クーバー、そーいうことになっていたとは!
…ビリーが彼のダンスに出会うシーンだとばかり思ってました(^^;

主人公は11歳のビリー(ジェイミー・ベル)だ。よくわかんないけどダンスが好きな少年、なかなか表情豊かでよろしい。
まあ、なんだかんだいってもおとーさん(ゲイリー・ルイス)がなかなかよかった。この人、変なオヤジそろい踏みの「エラゴン」(公開は2007年らしい。過去記事参照)にも出るらしい。ちょっと楽しみだなぁ。
なにかな、アチラでは硬派の代表は炭鉱労働者なのかな(「ズーランダー」でもそうだったような)。日本も昔はヤマの男ってあった気がするが、今はそんなこといわれてもぴんとこないな…。

で、一つだけ気になったこと。
ビリー、クラシック・バレエの基礎練習しかしてなかったのに、なんで急にタップが踊れるようになるの!?
で、ビリーったらあんだけバレエの練習しておきながら、動きが全然バレエ臭くならないところが凄いと思った(^^;

最後に出てくるアダム・クーパーの背中が素晴らしく魅惑的だった。ひょえ~~、もっと見せて~~


萌え度:アダム・クーパーの背中!
好き度:
鑑賞:DVD(2006.2)

原題:Billy Elliot
監督:スティーヴン・ダルドリー
配役:ジェイミー・ベル(ビリー・エリオット)
   ゲイリー・ルイス(ジャッキー・エリオット)
   ジュリー・ウォルターズ(ウィルキンソン先生)
   


リトル・ダンサー コレクターズ・エディション

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魔界転生(1981)

2006-01-07 | 映画評・その他のジャンル
セリフが時代劇なのが新鮮だった。
そういえば、実家離れてから時代劇見てないなぁ。
そもそも本作を見ようを思ったのは、窪塚の「魔界転生」(2003)が消化不良だったから。
で、こっちのがエロいときいて見てみたのだが…、うーん、こっちも消化不良だなぁ。原作は読んでないのだが、本で読んだほうがおもしろいかも…。

この手のは柳生十兵衛は千葉真一と決まっているので、それはおいといて、天草四郎が沢田研二なのである。どんなもんかと思ったが意外とよかったぞ。雰囲気出ているしちゃんと俳優してる。
ただね、細川ガラシャ夫人の大関優子(佳那晃子)がちょっと安っぽかったなぁ。巫女さん時にその化粧はないぜと思ったり > 青シャドーべっとり。
まあ、露出の多い役はこの時代だとあまりやってくれる人がなかったのかも…。
笛女は神崎愛だ。セリフ下手。
宮本武蔵が緒形拳だったり、刀鍛冶が丹波哲郎だったり妙に豪華なのに、女性陣が…。
ぴちぴちの真田広之(当時21歳)登場には笑った。この人、若造忍者やっている時が一番輝いてたなぁ。

特撮を今と比べちゃいけないのは重々承知だが、効果音が(^^;
四郎のぶん回すアレのあのモロ合成音は何? 刀で人斬る時のアニメ見たいな効果音は何?
音楽も妙に軽かったりして。
憑依すると衣装も変わるのが解せないなぁ(笑)
そして、ラストの炎の中での決闘。あの、あんなにぼーぼーしてたら、熱気と煙で咽せてあんなふうにしらーっと立ってられないと思うんですけど…。剣豪ってすごい(^^;
これが当時のヒット作と思うと、ちょっと日本の文化レベルを考えちゃいますね…。


萌え度:
好き度:
鑑賞:DVD(2006.1)


監督:深作欣二
配役:沢田研二(天草四郎)
   千葉真一(柳生十兵衛)
   大関優子(細川ガラシャ夫人)



魔界転生

東映

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乙女の祈り(1994)

2006-01-03 | 映画評・その他のジャンル
まじめな映画であった。
なんでこーいうものをピーター・ジャクソンが? と思ったのだが、相方のフラン・ウォルシュの趣味だったみたいだ。クレジット見てたら、ナイラ・ディクソンとリチャード・テイラーの名前があった。うーむ、あの粘土象はテイラー・メイドねん、なんて思いながら見ていた。

いやー、何が凄いって、ケイト・ウィンスレット(ジュリエット役)の生意気暴走お嬢様振りが見事! これがタイタニックの人?ってな感じ。本作が映画初仕事なんだってねー。彼女がやっているなら「タイタニック」見てもいいかも、と思ったりした。
メラニー・リンスキー(ポウリーン役)のふてくされ振りも見事だし、どっちの両親もなかなかはまってた。映画出演作は多くないが、オーディションで採用した舞台俳優さんたちみたいだ。
PJの映画はキャスティングがよいのか、キャストのチカラを引き出すのがうまいのか…。

暴走お嬢様たちは始終きゃあきゃあ駆け回っているし、うーむ、エネルギー余り過ぎの青春!って感じだ。
あのエネルギーを親がコントロールしようってのは無理だ(^^;
発散の場が大事だな、なんて、もうだいぶ涸れてしまった我が身を振り返る…。


萌え度:暴走お嬢様ケイト・ウィンスレットにちょっとだけ…
好き度:守備範囲外だけど想像力の暴走表現に一票
鑑賞:DVD(2006.1)

原題:Heavenly Creatures
監督:ピーター・ジャクソン
配役:メラニー・リンスキー(ポウリーン)
   ケイト・ウィンスレット(ジュリエット)
   サラー・パース(ポウリーンの母)


スターリングラード(2000)

2005-10-29 | 映画評・その他のジャンル
百発百中のヴァシリ・ザイツェフ、ひゅーひゅー。やるなー。
…というだけで、あとは1.5倍速再生。だって戦争映画なんだもん。

じゃあ、何で見たのかって、ジューロ・ロウとレイチェル・ワイズの絡みがみたかった… < こらっ
で、結果は、敵役ケーニッヒ少佐のエド・ハリスがかっこよかった! < こらこら
この作品、めずらしくジュード・ロウがいい人です。あ、もちろんA.I.のジゴロ・ジョーもいい人(人?)ですが、あれは基本的にジゴロだし…。
しかし、レイチェルは田舎臭い美人をやらせたら格別だねぇ。

ええと、あとは戦争映画嫌いコメントばかりになってしまうのでやめときます。
「薔薇の名前」の監督のわりにはゆるい映画…かも、と思いました。


萌え度:
好き度:狙撃手丁々発止の部分のみ
鑑賞:DVD(2005.10)

原題:Enemy At The Gate
監督:ジャン=ジャック・アノー
配役:ジュード・ロウ(ヴァシリ)
   レイチェル・ワイズ(ターニャ)
   ジョセフ・ファインズ(ダニロフ)


クレールの刺繍(2003)

2005-10-17 | 映画評・その他のジャンル
一緒に見に行った仲間の一致した感想。
ギヨーム、かっこよかった!
…あと、最後のドレスがかっこよかった。
おしまい。

っていうのもナンなのだが、要するにrukkia守備範囲外のヒューマン・ドラマ映画なのだ。
主人公のクレール演じるローラ・ネマルクもメリキアン夫人役のアリアンヌ・アスカリッドもすばらしい。
だが…、いかんせん、内容が文藝小説のよう、とでもいいましょうか…。平たく言うと た い く つ。

登場人物がみな無口で表情で語るとこなんか、嫌いじゃないんだけど、ね。
共感もわくわくも無し。ヒューマン・ドラマは共感がなければ失敗だと思うのだが…。
やはりフランス映画はダメみたいです。
逆をいえば、クレールやマダムに共感できる人ならすんごくいい映画、という評価になると思う。

あ、ちなみにrukkiaがいいと思った唯一のフランス映画は「ジェヴォーダンの獣」ですから、そこんとこよろしく(^^; > 笑える、のけぞれる、それなりにかっこいい

あとで調べてみたんだけど、ギヨームの人(トマ・ラロプ)、IMDbにもほとんどデータがないのだよ。どうして?
そんなに若造でもないのになー。


萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2005.10)

原題:BRODEUSES
監督:エレオノール・フォーシェ
配役:ローラ・ネマルク(クレール)
   アリアンヌ・アスカリッド(メリキアン夫人)
   トマ・ラロプ(ギヨーム)