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萌映画

映画評と映画与太話

またまた配役変更

2006-05-07 | 舞台
ステパネンコは怪我。
世紀の対決(?)が見れると思ったのにな~。
ボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」公演

ま、でも今日はキャスト目当てじゃないからよしとしよう。
代わりのマリーヤ・アラシュもかなりよかったし。
(詳細は後程)

で、ツィスカリーゼ出演予定の「ファラオの娘」、買っちゃいました。なんとしてでも出張仕事を適度に引き延ばして早めにばっくれなければ(^_^;)

これでまた配役変更なんてあった日には…刺すぞ。>誰を?


いやん、配役変更

2006-04-25 | 舞台
ボリショイ・バレエの5月の公演、なんかキャスト変更があったようだ。

「ラ・バヤデール」
2006年5月7日(日)3:00p.m.
ニキヤ:ナデジダ・グラチョーワ
ソロル:ウラジーミル・ネポロージニー   
ガムザッティ:ガリーナ・ステパネンコ

ありゃ、このニキヤとガムザッディの豪華さは何事?
おそろしい対決になりそうだ。

「ファラオの娘」
今回はどうしても見たかったニコライ・ツィスカリーゼ、
彼が出るからって平日のチケット取ったのに、
なぜフィーリンにすりかわっているのかっ
平日の公演を見るためには仕事を休まねばならないのですよ > 田舎勤務

…ウヴァーロフが怪我した余波でいろいろ変更があったらしい…。 > 7日のバヤデールは主役総入れ替え(^^;
でも、「ファラオの娘」のほうは関係ないじゃないかー。
確か、この前もツィスカリーゼを見逃したのだ。
あの衝撃のマキューシオ(1993年来日公演)以来見ていないのだ。
しくしくしくしく。

主催者のサイトはこちら →NBS・2006年ボリショイ・バレエ団公演

あとちょっとおもしろいボリショイ・バレエ団2006年日本公演オフィシャルブログなんてのもある。

マリンスキー・オペラ 第3夜「神々の黄昏」

2006-01-16 | 舞台
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」、クライマックスの「神々の黄昏」を見てきた。(2006年1月16日、東京文化会館)
もうこれで祝祭は終わりだ~。

今日のヒットはなんといってもハーゲン。悪役です。この人がね、今回全部を通じて一番ちゃんと演技していた。
演技といっても、振りとかじゃなくて立ち居振る舞い、歩き方とか立ち姿とか。そーよ、これよ、私が求めていたのはこれよ、とか、一人で色めき立ってしまった。
卑屈で狡猾で、怨念どろどろ渦巻くハーゲンを見事に演じていたのだ。
もちろん、歌もよい。これまで巨人のファーフナーをやっていた人だ。相変わらず低音響く響く。カーテンコール時、オーケストラの人がピットから彼に声かけていたから、今日の歌の出来も万全だったに違いない。
弱冠30歳(まだ誕生日がきてなければ20代!)。これだけやれる人がいるのねぇ、将来が楽しみだなぁ、年季を積んだらヴォーダンやってくれるかなー > また大枚払って見る気ですか(^^;
…ハーゲンはダブルキャストなのだ。ということは、次の第2チクルスはこの人じゃないってことだ。気の毒だなぁ。

冒頭、運命の女神ノルンたちが出てくる。姉がアルト、次がメゾ・ソプラノ、末妹がソプラノである。若いほうが声が高いってことか(^^;
やっぱアルトの人が一番迫力あったなぁ。自分は低い声に弱いのかなぁ…。

ジークフリートもブリュンヒルデも前回と違う人だ。
ジークフリートは…、この前の人のが野性的でよかったなぁ。今回の人は悪くはないけどいまいち立ち姿がかっこよくないなぁ。歌もちょっと押しつけがましいテノールだなぁ。好きなタイプじゃないなぁ。でも、歌手としてはこれで悪くないんだろうな。
途中、前回の小鳥をまねて歌うところがあるんだけど、小鳥の旋律を踏襲しきれてなかった。これって、男声用に旋律を変えてあるのかな、それともホントに歌いきれてなかったのかな…。

ブリュンヒルデは3回とも違う人だった。今日の人が一番スマート(といっても相対的な問題ですから…)。歌も「ジークフリート」の時の人より良いような気がする(この前の人は押しつけがましいソプラノでちょっとイヤだったのだ)。でも、今回は泣かなかった。泣かせ場面はいっぱいあったけどね。ということは、やっぱ容姿はともかく「ワルキューレ」の時の人の歌のチカラが凄かったってことかな。

さて、このブリュンヒルデだが…やな女だな…。
尋常じゃない事態でやってきたことが明白なんだから、妹ヴァルトラウテのいうこと先に聞けよ。
自分の恋愛のために世界を破滅させる気かよ。こらこら。
どうして、男がやってきたとき「自分はすでにジークフリートの妻だ」って言い張らなかったのかな。謎だ…。
そしてそして、なに嫉妬に血迷っているんだよ、そんなに深く愛したジークフリートなんだから、彼の様子が普通じゃないって気付かないか?
分不相応な望みを抱くグンター&グートルーネ兄妹はしょーがないとしてもだな…。

と、相変わらず女性の描き方に納得いかないrukkiaであった(^^;

さてさて、いつものオーケストラ・ウォッチ♪
ファゴットのかっこいいおにいさん、今日は第2幕だけだった。よく見ると、ファゴットは常に3名なのに、幕ごとにメンバーが入れ替わっている! あれって、全3幕持たない楽器なのか!? トランペットの人はずっとおんなじだぞ。…ファゴットと同じ2枚リードのオーボエの人は見てなかったのでわからないが(^^;
トランペットのかっこいいおにーさん、これで見納めだ第3幕、と思ったらあれ、席にいないぞ、あら残念。が、途中でオーケストラ・ピットを見たらいた! あら、今度はフリューゲル・ホルンの人がいない…、と思ったら、また戻ってきた。途中で出入りしてるのか?
「ジークフリートの葬送曲」の時、トランペットの人、立ち上がらんばかりに力演していた(長髪じゃないほうの人ね。3人ともかっこよかったのだ♪)。そのあと何か飲んでた…。

今日のカーテンコールは最終日なせいか、かなーり観客が盛り上がっていた。1階席はかなりの人が前へ詰めかけていたし、照明が多少明るくなっても拍手がやまなかった。
…そう、眠くなることもなかったから、完成度高い舞台だったんじゃないだろうか、とか思ったりして…。(すみませんねぇ、オペラ素人で(^^;)



演出構想・演出監督・指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出構想・舞台美術:ゲオルギ-・ツィーピン
演奏:マリンスキー劇場管弦楽団

ジークフリート:ヴィクター・リュツク
ブリュンヒルデ:オリガ・セルゲーエワ
グンター:エフゲニー・ニキーチン
ハーゲン:ミハイル・ペトレンコ
グートルーネ:ヴァレリア・ステンキナ
アルベリッヒ:ヴィクター・チェルノモルツェフ
ヴァルトラウテ:ズラータ・ブルィチェワ
ノルン:ナデージダ・ワシリーエワ、スヴェトラーナ・ヴォルコワ、タチアーナ・クラーツォワ
ラインの乙女たち:マルガリータ・アラヴェルディア、イリーナ・ワシリーエワ、ナデージダ・セルデューク



マリンスキー・オペラ 第2夜「ジークフリート」

2006-01-15 | 舞台
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」、山場「ジークフリート」を見てきた。(2006年1月14日、東京文化会館)
“楽劇”って書いちゃってるけど、正式には“序夜と三日のための舞台祝典劇”というらしい。ドイツ語でどういうかわからないけど、英語ではトリロジーである。

さてさて、今日はrukkiaにとっては大問題のジークフリートがメイン・キャラの舞台である。どきどき、へちゃむくれだったらどうしよう > そっちの心配かい
…目が慣れてきたせいだろうか。問題ないじゃん。ちゃんと腕白坊主に見えるぞ。
やっている人は俳優歴もあるらしい。過剰演技もなく、無駄にふらふら動いたりしないからいいのかも。体格もしっかりしてるし、オペラグラスで見ても大丈夫。まあ、テレビには堪えられないとは思うがね。 > ジークフリートのお父さんくらいの年齢だもん(^^;
衣装…というか腕のところにさりげなく模様が入っていて、それが筋肉のラインぽくてマッチョに見えるようになっていた。はははは。
ただ、勇ましい曲の歌唱はいまいちかなぁ。オーケストラにかき消されちゃうのだ。意外と甘い曲のがうまかった気がする。 > おかーさんを慕う歌とかね

で、ジークフリートってば育ての親のミーメに対してまったく感謝しない恩知らずなわけだが、うーん、どうやら生理的に嫌いでどうにもならないってことらしいな(^^;
でも、さすがに、大蛇を倒したあとにミーメのたくらみの言葉を聞いている時はちょっと悲しそうだった。 > 大蛇の血を舐めたので、鳥の言葉がわかり、かつ、悪者の悪巧みもわかっちゃうという設定
まあ、結局はばっさりやるんだけどね。

で、ジークフリートにやられる大蛇(に化けたファーフナー)、地の底から響くような声がよかったなぁ。

森の小鳥の歌、なんかすんげぇ難しそうな旋律。そしてまたもや振りが学芸会(^^;
あの羽ばたきはやめたほうがいいよ、あれは歌だけで十分凄いんだからなにもしなほうが…。

そしてまたエルダはよかった。初日と同じ人だ。アルトだから、ヒステリックに聞こえがちなソプラノより迫力感じるのだろうか。

ブリュンヒルデ、気位高過ぎ。もう十何年も前に神様世界追放になったのにまだ未練たらたら。そろそろ人間として生きる覚悟、決めてもいいんじゃない? せっかく希望通りジークフリートが来てくれたんだからもちっと喜べよ。
しかし、ジークフリートも運命の女性と思ったらとんでもなく長生きばばぁだと知ってショックだったのでは? あんたが生まれる前から知ってるとかいわれちゃってるよ。ま、とりあえず恋は盲目状態だから気にしてないかもしれないが。
で、今日の人も横幅すごかったです。つーか、「ワルキューレ」の時の人よりさらにパツンパツンだよ。あんなの(失礼(^^;)前にして恋歌歌うのも楽じゃないねぇ。

ここでふと思う。巫女は男を知ったら能力が落ちる、って古今東西神話にありがちだよね。エルダもブリュンヒルデもそーいうことなのかな。ブリュンヒルデは神聖剥奪はされてはいるけど、乙女のままならジークフリートを護るチカラがまだあるってことなのかな。で、それを失うのをおそれているのかな。

さすらい人とミーメのなぞなぞこっごの時にちょっと寝ちゃったのは内緒だ(^^;

ファゴットのかっこいいおにいさん、今日も第1幕はいなかった。2幕3幕はいたけど。
トランペットのかっこいいおにーさん、第1幕ではざんばら長髪だったのに、2幕以降はきっちり結んでいた < だからどこ見てんですか



演出構想・演出監督・指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出構想・舞台美術:ゲオルギ-・ツィーピン
演奏:マリンスキー劇場管弦楽団

ジークフリート:レオニード・ザホジャーエフ
ミーメ:ヴァシリー・ゴルシュコフ
さすらい人(ヴォーダン):エフゲニー・ニキーチン
アルベリッヒ:エデム・ウメーロフ
ファーフナー:ミハイル・ペトレンコ
エルダ:ズラータ・ブルィチェワ
ブリュンヒルデ:ラリーサ・ゴゴレフスカヤ
森の小鳥:ジャンナ・ドンブロフスカヤ


マリンスキー・オペラ 第1夜「ワルキューレ」(2005)

2006-01-13 | 舞台
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」、昨日に引き続き「ワルキューレ」である。(2006年1月12日、東京文化会館)
これは単独で上演されることもある人気演目らしい。

今日はオーケストラに金管楽器が増えている。
ティンパニーも二人いる。
あれ? ファゴットのかっこいいおにいさんがいないぞ、と思ったが、第2幕だけ参加していた。 < 相変わらずどこ見てんですか

さあ、本日の萌えキャラ・ジークムントの登場だ!
じっとこらえてオペラグラスは使わないでおこう(^^;
………
だめだ(泪)、いくら「弱っている」という設定だとはいえ、ダメダメだ。あ、こら、気安く人妻の手を握るな! おとなしく水のんで寝ていろ。
タケヒコ(スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」参照)なんか、すくっと立っただけで萌え萌えにかっこよかったんだぞ、歌舞伎役者を見習え見習え!ぜぃぜい…。
まあ、ジークムントは設定こそ勇士だが、人妻横恋慕の歌とか運命を呪う愚痴の歌とかそんなんばっかで、勇ましい場面無いからキャラ作りの面でつらいものはあるとは思うが…。

ジークリンデの夫フディングは悪役である。オペラグラスで確認したらやっぱ悪役メイクだった。
が、ええと、この人全然悪くないよ。だってさ、親戚を殺した張本人が自分ちで休んでたんだよ、決闘申し込んで当然じゃん。奥さん寝取られたんだよ、追跡して当然じゃん > いくら奥さんにとって意に沿わぬ結婚だったとはいえ…

すごかったのはジークリンデである。弱々しい薄幸の女が運命に目覚めたら急に力強くなった! なんか色ぼけ気味のジークムントとは偉い違いである。歌唱力というのだろうか、表現力というのだろうか…。
カーテンコールでも彼女への拍手がいちだんとでかかったから、rukkiaの思い違いということはないだろう。

さて、神様のお頭ヴォーダンは今度は黒爺である > 頭髪は白いが
夫婦げんかです。怒る狂う昼メロおばさんフリッカにコテンパにやられてます…。声量でも負けてます(^^;
あ、フリッカの連れている歌わない山羊男ふたり、長身でスタイルいいぞ。マリンスキー・バレエの人かな。ってことは、昨日のにょろにょろも日本人じゃなくてアチラの人だったのかな。

本日の目玉のワルキューレたち、振りが学芸会のようです(^^;
オペラ歌手の演技力ってこの程度のもの? なんか間違ってない?
ゲルギエフは容赦なくオーケストラに大音量要求するもんだから、歌手も大変だ。がんばらないと声がかき消されちゃう。特にワルキューレは叫びまくらないと。そこんとこはお見事でした。
ただね、やっぱブリュンヒルデはフライヤばりの美女でないと納得いかないなぁ。その横幅はないんじゃない?

第3幕の冒頭、必死なブリュンヒルデとジークリンデに不覚にも涙してしまった。ええと、普通泣くシーンはここじゃないとは思うんだけど、ここだけ泣けたぞ。やっぱこの二人が凄かったってことかな。

で、今日見てて、思った。ワーグナーの指環は音楽がすべてを語ってしまうので、役者は何もしなくてもいいのだ。心の動きも状況設定もすべて音楽に表現されている。あいつは今どんな気持ちでいるとか、これから何が起ころうとしているとか、曲を聴いているだけでわかっちゃうのだ。
…だからといって学芸会芝居が許されるわけではないが…。
で、音楽表現がメインだから、舞台の上の人は間を持て余してしまうのだ。よっぽどうまくたちまわらないとダメだと思うぞ。
とにかく、よたよた動き回るのはやめて凛と立っててほしいなぁ…。神様と英雄なんだから(^^;

しかしなぁ、「女の最大の不幸はどこかの馬の骨と結婚すること・意に沿わぬ男に添うことは汚れである」って、ワーグナーの女性観? なにそれ。歌だと歌詞を変えちゃうわけにはいかないからね。その点、なんとでも解釈できるバレエのほうが物語の普遍性を表現できてる気がするのだが。



演出構想・演出監督・指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出構想・舞台美術:ゲオルギ-・ツィーピン
演奏:マリンスキー劇場管弦楽団

ヴォーダン:ミハイル・キート
フリッカ:ラリーサ・ジャテコワ
ブリュンヒルデ:オリガ・サヴォーワ
ジークムント:オレグ・バラショフ
ジークリンデ:ムラダ・フドレイ
フディング:ゲンナジー・ベスズベンコフ


マリンスキー・オペラ 序夜「ラインの黄金」(2005)

2006-01-12 | 舞台
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の初日「ラインの黄金」にいってきた。(2006年1月11日、東京文化会館)
ロシアのマリンスキー劇場のワレリー・ゲルギエフのプログラムだ。
「エッダ」好き、「ヴォルスンガ・サガ」好き、「ニーベルンゲンの歌」好きとしては必須のワグナーの指環、やっと見れる日がやってきたのだ。もちろん、仕事は休んでる(^^;

ワーグナーの指環は劇場が違うとなぜか演出ががらっとかわってしまうという不思議なプログラムだ。神話的な内容だから、どーにでも作れるということなんだろうか。曲も歌詞も変わらないのに、登場人物がバイキングぽかったり、背広着てて現代調になってたりすることもある。
今回のゲルギエフ版は、衣装も舞台もかな~り神話っぽいつくりになっている。話に聞いていた照明による舞台効果は目を見張るものがあった。
冒頭、ブラックライトに照らされて蛍光塗料が光るにょろにょろみたいなのとジャワみたいなのが登場。神秘的なライン川って感じがむんむん。
にょろにょろは歌わないエキストラで、多分、日本人のダンサーがやってるんじゃないかな。ジャワと思ったのは小道具の岩でした < 人じゃない(^^;
(訂正:大人のエキストラはマリンスキーの人だったみたいだ。小人は日本人の子供がやっている。にょろにょろは蛍光塗料&ブラックライトじゃなくてルミカライトみたいなやつだったようだ。最終日にスタンバイしていた人たちがパッチとスイッチを入れてにょろにょろになるところを目撃した)

が、が、いくら衣装とメイクに凝ってもしょせんオペラ歌手。バレエや映画のようにはいきません(^^;
本日の一番の大役・小人のアルベリッヒは…なんか虫のようです。ダンゴムシ? ええと、そういう衣装なんですよ。
やっているのは凄い太鼓腹の人で歌の中で(字幕が出る)「おチビさん」と呼ばれてもなんか変な感じ。
神様のお頭ヴォーダンは…白爺ガンダルフのようです。あー、やってることはサルマンです。 > 指環強奪
こいつ、思った以上に悪者だな。約束を反故にするし、弱いものイジメするし、奥さんほっぽってふらつき歩くし…。
奥さんのフリッカは昼メロおばさんみたいだし、美神フライヤは007のキャーキャー女みたいだし…。
本来なら一番オイシイ役のローゲ…、そこらのサラリーマン課長みたい…。だいたい、身のこなしが問題なんだよな、ゆっくり動いてもいいからさ~、気品というものが…。歌舞伎役者を見習え!とか思いつつ…。

めずらしく(?)全然褒めてませんね、音楽と舞台効果は申し分なかったのだが、やっぱ楽劇というからには劇であって欲しいのだ。
みなさん、歌いながら舞台の上を動いてるんだけどね、…劇になってません(^^;
そのもさもさが妖精の乙女と欲情小人の追っかけっこか!?
…やっぱバレエのがいいなと思っちゃったりして…。

オペラに慣れてないせいかもしれないなぁ。
そうそう、エイダはすごかった。美川憲一@紅白のようだった。…じゃなくて、登場シーンは貫録と緊張感があったよ。メゾ・ソプラノかアルトの歌声がじわーっと効いてる感じ。
フロー役のテノールがすごくさわやかな歌声で「レゴラス?」とか思ったりしたんだけど、オペラグラスでみたらへちゃむくれの…(失礼…)。
オペラだから遠くからでいいやと思ったのが正解だったのか不正解だったのか…、オペラグラス使っちゃうとね~。

さて、序夜で経験値を積んだので、明日の「ワルキューレ」はもうちょっと…前向きに見れるかな(^^;

…オーケストラのファゴットとホルンとトランペットのにーさんたちはかっこよかった < 開演前にチェック♪ < なにしてるんですか


演出構想・演出監督・指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出構想・舞台美術:ゲオルギ-・ツィーピン
演奏:マリンスキー劇場管弦楽団

ヴォーダン:エフゲニー・ニキーチン
フリッカ:スヴェトラーナ・ヴォルコワ
フライヤ:ジャンナ・ドブロフスカヤ
ドンナー:アンドレイ・スペホフ
フロー:アレクサンドル・ティムチェンコ
ローゲ:ヴァシリー・ゴルシュコフ
エイダ:ズラータ・ブルィチェワ
アルベリッヒ:ビクター・チェルノモルツェフ



シュツットガルト「ロミオとジュリエット」(2005)

2005-11-12 | 舞台
シュツットガルト・バレエの「ロミオとジュリエット」を見てきた。(2005年11月12日 東京文化会館)ジョン・クランコ版のロミジュリである。
ロミオがかわいかったです!
ええと、rukkiaは浮気男ロミオよりマキューシオとかティボルトが好き(っつーか、普通、ロミオは嫌い)なんだけど、今回に限っては…。
配役は日替わりなのだが、今日のロミオはフリーデマン・フォーゲル(Friedemann Vogel)。ドイツ生まれでシュツットガルトのバレエ学校を出た生え抜きである。
ドイツ青年万歳!
ティボルトのイリ・イェリネク(チェコ人)もマキューシオのアレクサンドル・ザイツェフ(ロシア人)もよかったんだけど、今日はとにかくロミオでした(^^;

今日は指揮者もかっこよかったなぁ(ジェームズ・タグルという人)。前奏がはじまって、ああ、プロコフィエフの曲、やっぱり好きだなーなんて思いつつ。
この手の曲は指揮者によってテンポの揺れがかなり違うのだ。合わせるオーケストラも大変だなと思いつつ…。

ロザリンドをおっかけてキャピュレット家の舞踏会にもぐりこむロミオたち。クランコ版のロザリンドは別にティボルトの彼女じゃないみたいだ。
そして、おきまりのキザったらしいパリス。それなりに二枚目だが、きみきみ、そんな態度じゃ女の子は靡かないぞ、とまたしても思う。
ロザリンドに夢中なロミオだが、ジュリエットを一目みたとたん魔法にかかったようになってしまう。ロザリンドそっちのけ。マキューシオとベンヴォーリオが必死にロザリンドのご機嫌をとって尻拭い。まったく厄介な友達をもったもんだねぇ。
…という具合にお話は進む。細かい演出は先日見たマクミラン版のスカラ座のロミジュリとは違っているものの大筋はおんなじだ。

で、舞台だとあれだね、浮気者ロミオと小娘ジュリエットの愛のパ・ド・ドゥもイヤではなくて、むしろうっとりしてしまう。やはりバレエは生に限る。
今日のジュリエットのアリシア・アマトリアン、このうふふ・あはは・パ・ド・ドゥあたりが一番よかったなぁ。
まだ若いせいか小娘状態の時はあまり小娘に見えない。(今まで一番小娘っぽく見えたのは当時60歳近かったエカテリーナ・マクシモワだ(^^;。小娘っぽくみせるには至高の芸が必要なのだ。)
不幸なことになってからのジュリエットはちょっと物足りない気がした。クランコ版のジュリエットは女優バレリーナといわれたマリシア・ハイデがオリジナル・キャストだ。ということは、かなりの演技力を前提に組み立てられている役なのだ。踊れるだけじゃだめなのだ。

本日の副題~乳母は見ていた!~
舞踏会中にジュリエットが抜け出してロミオと会ってるのを目撃しちゃいます。
ロレンス神父の秘密結婚(?)にも立ちあってます…。
それにしても、お嬢の幸せだけを願っている乳母と、娘に役割ばかりを求めるキャピュレット夫人の対比が痛い。
ジュリエットも乳母の前ではおきゃんなのに、母の前ではおしとやかに振る舞ってみせる。
良家のお嬢様はつらいねぇ。

全体として観客の満足度は高かったのではないだろうか。
カーテンコール時、客席が明るくなってもなかなか帰らずに拍手が続いていた。
出てこなかったけど最後は舞台袖に芸術監督リード・アンダーソン氏の姿もちらっと見えた。

「オネーギン」は平日にしかやってなくて、あまり好きなお話ではないので見に行かなかったのだが、これだったら行っとけばよかったか。また来てくれるかな。
願わくば…ハイデ版の「ジゼル」とか「眠れる森の美女」もやってくれないかな…。

スカラ座「ロミオとジュリエット」(2000)

2005-10-14 | 舞台
ミラノ・スカラ座バレエ団の「ロミオとジュリエット」をDVDで見た。
音楽はプロコフィエフ、振り付けはケネス・マクミラン版だ。
ジュリエットはアレッサンドラ・フェリ、ロミオはアンヘル・コレーラ。主人公の二人はアメリカン・バレエ・シアターからの客演(のはず)である。
原作は英吉利のシェークスピアだが舞台は伊太利だ。本場の公演ってことになる。
…が、しかし、なんかゆるいぞ…。

マクミラン版のロミオは原作通り、最初はロザリンドという淑女(?)に熱を上げている。キャピレット家との争いも始終悪ふざけモードだ。
こんな男、イヤです
ま、とりあえずアンヘル・コレーラはかわいいから許す < こらっ
ティボルトが…、まあいい男なんだけど、なんか足りないなぁ。線が細いなぁ。もっと自信過剰で傲慢でダークじゃないとなぁ。
ヴェローナの太守、威厳が足りん!
パリス、やはり冴えないねぇ < そういう役だけど
ベンヴォーリオは小者過ぎ、ちょっと、それは道化の踊りなんだよ、キレがないよ。
…などと突っ込みながら見てしまう自分が悲しい。

そして始まる浮気者ロミオと小娘ジュリエットのウフフアハハ…。
ええと、舞台じゃないと見ているのつらいですね(^^;

あ…この人、ベンヴォーリオだと思ったらマキューシオだった…。
全然だめじゃん!
それはさておき、キャピレット夫人、激し過ぎ(^^;
マクミラン版ってこんなに激しかったっけ?
イタリア人だから? > 英国ロイヤルとアメリカン・バレエ・シアターはこれほどではなかったような…。

3幕はフェリの真骨頂である。
足をふっと挙げるところがいいんだよねー。華のあるプリマはみんなそうだけど。
小娘から女になっていくジュリエット、どうしょうもない状況に苦悩し絶望する魂…。
いいんだけど、あの、アップにはしないでほしいなぁ。 > ジュリエット:想定14歳、フェリ:当時37歳(^^;

しかし、パリス、なんだこいつ。「このわがまま娘はなんですか」っていうその態度。ああ、つくづくやな男だ。そんな態度だから嫌われるんだよ、オラ。
最後は慟哭するロミオ。うーん、つらいのはわかるけど、もっと丁寧に扱わないかい?

やっぱり気に入らなかったのはカメラワークかな。
舞台ものは視点が限られてしまうTVで見るとちょっとつらいのだ。
こっちの気持ちと視界が一致しないとストレスになる。
やっぱ劇場でみないとなー。

などと、思ったのでした。
11月にはクランコ版のを見に行きますです。 > シュツットガルト・バレエ東京公演
ちなみに、rukkiaのベストはボリショイのユーリ・グレコロービッチ版のティボルトとマキューシオ。主人公がかすむくらいかっこいいんだから! < 視点が間違っています

指輪・指環

2005-07-20 | 舞台
2002年~2004年は「ロード・オブ・ザ・リング」(ピーター・ジャクソンの映画とトールキンの原作)
2005年はベジャールの「指環」(ベルリン国立バレエ)
そして2006年はワーグナーの「ニーベルングの指環」(マリンスキー劇場)なのだ!

チケット取ったぜ、4夜で9まんえん弱。しくしく…。
休暇もとるぜ、3日間。
貢ぎまくりだぜ。しくしく…。

行くのはこれです。
怪しいでしょ。
大衆ウケしそうでしょ(^^;
この指揮者のワレリー・ゲルギエフ、結構好きなんだよね。
テレビでしか聴いたことないけど、なかなかイケると思ってたのだ。
その彼がひっぱる楽劇である。
こりゃ、行くしかないでしょ。
バイロイト、あるいはサンクト・ペテルブルグまで見に行くことを考えれば3日の休暇と9万円なんて安いもんだ。しくしく…。
(S席×4夜だったら19万弱ですよ!ヨーロッパいけちゃいますよ。)

とりあえず、上司には1月に休むからね!っと宣言しておいた < 鬼が笑ってます


バレエ「愛と幻想のシルフィード」(2005)

2005-07-05 | 舞台
ニュー・アドベンチャーズの「愛と幻想のシルフィード」を見た。(2005年7月2日マチネ@東京芸術劇場)
狙ってはいなかったのだが、ウィル・ケンプ出演だった。らっきー♪

これ、マシュー・ボーンの1992年の作品だそうだ。「白鳥の湖」より古かったのねん。彼のクラシック翻案第1号みたいだ。
独特の下品にならない程度に猥雑なダンスである。
筋はともかく、彼の音楽的で予定調和でない振り付けはやっぱ好きだな、なんて思いながら見ていた。

出演者もそれぞれ個性的である。
主役のジェームズをやっていたウィル・ケンプは今回の公演の目玉であるが、「彼でなくてはならない」というほどではなかったかも。
カンパニーの面々はそれぞれかなり個性的でそれを発揮しまくっているようだ。あの役は他の人(今回はトリプリキャスト)がやっても、それなりにおもしろいジェームズなんじゃないかと思う。
でも、やっぱりウィルが見れてラッキー。
こっちはもう「ヴァン・ヘルシング」以来、色眼鏡が入ってますからねー。
身のこなしにうっとりですよ、へへへ。
そしてコミカルな場面もさらりとやってのける演技力にでれでれ。
こりゃ、映画でだってもっといろんな役ができるはずだぞ、この人! > 一人で力んでどうします(^^;

望外によかったのがシルフ役のミレーユ・ノイ・トルマー。
バレエでシルフィードといえば背中に羽がついている妖精で、軽やかに幽玄にかつ何も考えないで人を弄ぶ存在である。
マシュー・ボーンのシルフはもう少し小悪魔的であった。かなりいたずらっ子でもある。
このシルフがラリったジェームズにちょっかいを出すわけである。
シルフが出てくると電球が明滅する。なんかホラーチックでもある。
プログラムによると、シルフ(空気の精)は、「ジゼル」のウィリーと同じく死んで成仏できてない乙女なんだそうだ。いってみれば幽霊なわけだ…。
ミレーユの演じるシルフは、幽霊というより妖怪っぽい。座敷わらしというか…、天邪鬼というか…、なんかそんな民話調な感じなのだ。(他の人だとどうかは不明)
なんか思いっきりシルフのファンになりました(^^;

メンバーにひとり日本人がいる。友谷真美さん。ジェームズに片思いのマッジという娘の役をやっていたのだが、彼女もなかなかよかった。ひじょーに役にはまっていた気がする。
ウィルと踊れるなんてうらやましすぎるぞ < 視点が間違ってます(^^;

さっき、「下品にならない程度に猥雑」と書いたのだが、プログラムを読んでたら…。
ありゃ、あの車のシーンはやっぱりヤッていたのねん(^^;
そういえばバーのシーンでは暗転直前に立ったままヤッてたカップルがあったし(^^;;;;

あっというまの80分でした(第1幕40分、第2幕40分)。はー。
これ、いろいろなキャストで見てもおもしろいかも。リピート甲斐のありそうな作品だ。

さて、今回の興行主はバレエによくあるNBSとかジャパンアーツとか民音じゃなくて、ホリプロである。何が違うかというと…。
笑ったのはプログラム冊子のつくり。思いっきりウィル・ミーハー・バージョンです。なんか雑誌の特集号みたいです。あー、1500円なのでウィルのファンだったら絶対買いです(笑)
そして「愛と幻想のシルフィード」という邦題なのだが…。
もとはバレエ「ラ・シルフィード」の翻案なのでそうなのかなと思っていたのだが、英語の原題は「Highland Fling」。ハイランド・フリングというのはスコットランドのテンポの速い踊りだそうだ。それがなぜ「愛と幻想…」。
ああ、なんか、Queenの「Now I'm Here」が「誘惑のロックンロール」になってしまうとの同じ匂いを感じる(^^;

作品詳細はこちらを参照 →New Adventures: Highland Fling(英語サイト)