生きている文字

昨日は東京のカリグラフィースクールで「インシュラーミナスキュール」という文字のリガチャーを教わりました。

ここ数ヶ月、東京に通っていますが、今本当にカリグラフィーがおもしろいです!

私はカリグラフィーを初めてもうすぐ14年になりますが、パソコンの技術の向上につれて、どうやったら印刷ではない手書きのよさを伝えられるだろうか・・・とずっと考えてきました。

平面ではなく立体にしたり、いろんな技術を取り入れたり・・・と試行錯誤してきましたが、先月「ビルドアップレター」という書体の講座で先生に

「文字は生きているの。スペースのとり方、文字の続け方、それは人それぞれだから、絶対にパソコンではあらわせないの」

と言われ、はっとしました。

ずっと考えていた答えがそこにあった気がします。

同じ単語や文章を書いても、書く人によって全然違うんだということを改めて気づかされ、今はカリグラフィーがとっても面白く、奥が深いなーと感じています。

昨日もたくさんの事を学んだので、これをまた生徒さんたちに伝えていきたいと思います。

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