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のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

湖南省バラ

2016-05-25 | 原種・原種交配バラ



中国の湖南省で発見された野生の野ばらの種を頂き、
実生苗を育てていましたが、今年初めて花が咲きました^^

親は、ピンクのセミダブルのようですが、うちのはシンプルな一重!

横にミニチュアバラの実生がありますが、
花の大きさは同じくらい。ミニサイズです。




葉はスッと細くて華奢な雰囲気。まだ小さな鉢なので大きさは40㎝程度ですが、
大きな鉢で育てれば、それなりに大きくなるのかな?




こんな感じでシベを突き出して咲いていたり、





咲き進んだものは、白っぽくなってきたり、
一株で色々な表情が見られます。




横でフジイバラがちょうど咲き出しましたが、こちらも同じくシベを突き出してます。

なんだかこの形が私の中ではヒットで~(笑)

かわいい湖南省のバラにノックアウトしました!

バラ友さんのお庭へ

2016-05-23 | お散歩



いつもお世話になっているバラ友Aさんから、
バラ友Bさんとバラ友Cさんのお庭に行くので、お会いしませんか?と連絡を頂きました。

その日は子どもの運動会の次の日だったので、体力的に限界かもと思いながらも
こちらにいるうちにしか会えないと思い、思い切って「はい」と返事を出しました。

そうしたらなぜか時間が迫るにつれ、心がウキウキしてきて、
久々のお一人様フリーデーに、朝からパワー全開で高速道路を1時間半ほど走りました。

五月晴れの非常にいい季節。バラ友Bさんのお庭で初のご対面です~
不思議な感じですね。いつもブログを通してお話ししている方と実際にお会いするというのは・・・

でも、初対面なのに、バラの話になると自然に盛り上がります。
バラ友Bさんのお庭でまず目に飛び込んだのは、大きな株のヒリエリ~




新緑の山々を背景になんてのびやかに咲いているのでしょう!





もうこのバラを見ているだけでお腹いっぱいになった気がします。

お庭のバラはこれからが本格的に咲き始めるところですが、
どのバラもきれいに仕立てられて、健康的に育っています。




アルバ・マキシマ

やはり実物を見るのが一番ですね。
マキシマとSuaveolensの違いが分かりました♪

マキシマはほんのりピンクに色がのっています。
Suaveolensの方が白い。
ジャンヌ・ダルクは残念ながら咲いていませんでした!




パルフェ・タムール

色合いが微妙に変化していく様がとても素敵でした。




エリ・エステラ

以前、種を頂き、我が家で実生が育っています。
葉が小さくて、本当にこの子なのかな?と思ったけれど、
お母さんバラも葉が細かった。
こんなに発色のいいバラが咲いてくれるか楽しみです。




北海道のナーサリーで購入したという
Rosa canina 'kiese'(ハイブリッドカニナ,ドイツ,1910)

カニナのバラならきっと病気いらず?




名前をお聞きしたけれど、忘れました・・・^^;

なんとも素敵なバラですね。
いつも突然の訪問で本当にすいません。
これからの本格的なバラシーズン、楽しんでくださいね。


そして、次はバラ友Cさんのお庭へ。

こちらは、山を抱いた傾斜地の自然と一体になったお庭でした。





早速、ルイリールとご対面!
はあ、美しかった~
我が家の北海道の庭を思い出しました。




側には、ロサ・グラウカ

お庭がとても奥が広いのですが、
色々なところにルイリールとグラウカが顔を出していました。
なんて贅沢!




木々に交じって自然に咲くカラフトイバラ?
素敵すぎ!


オールドローズ、原種・・・沢山のバラが次々に現れて、
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

足元には、可愛らしい宿根草、自生の木々や草も一体化して、
なんとも自然で優しい空間でした。





眼下に広がる景色がまた素晴らしくて。
水の入った田んぼの後ろには緑の山々。
時々、電車が平野をゆっくり横切っていきます。
なんで、カメラにおさめなかったのだろう~


そよ風に囲まれて、バラ好きな友人と過ごす贅沢なひととき。
もっと沢山写真を撮ったと思ったのに、
カードには全然入っていませんでした^^;

おしゃべりに夢中だったのですね~

久々に楽しいひとときでした。とてもいい思い出になりそうです^^
皆さん、本当にありがとうございました。


ミクルゴサ・アルバ

2016-05-20 | ルゴサ・ハイブリッドルゴサ



リベンジ、ミクルゴサ・アルバ

蕾3つのうちの最後の2つが咲きました。




すいません、鉢が転がったもので、葉が大分傷んでいます。
でも、今回の蕾は痛みもなく、花びらもきれいでした!


薄くピンクがかっていて美しい~





最後の花が咲いたとき、




黄色い葯が花びらの上にこぼれてる~





この虫が落としていったのかな?





美しい葯ですね^^





ゴツゴツした葉と対照的な薄くて繊細な花びら。気品。
不思議な組み合わせのバラですね^^

また来年咲いてくれますように。

ブラッシュ・ブールソール

2016-05-19 | 原種・原種交配バラ



ブラッシュ・ブールソールの健康的な姿が好きです^^




のびやかに伸びるやわらかな枝。健康的な葉っぱ。




アーチに沿わせたら、花のない時期でも素敵な雰囲気になるだろうなあ~と思いますが、
北海道で育てていた時は全然枝が成長しませんでした。





もしかして、寒いのは苦手?




こんな風に花が沢山見られるのは、これで最後になるのかな?
あ~ いよいよ開花してきた~と思ったら、





あっという間に満開になり、花びらはみんなヒラヒラ飛んでいるようで^^


そして




あっという間に散ってしまいました。




最後の一輪まで、明るい色。可愛らしい表情でした。
枝が一本、長く伸びているのですが、引っ越し準備のために
今のうちに切り詰めよう・・・




来年もまた会いたいな^^

鉢植えのアラスカノイバラ

2016-05-18 | 原種・原種交配バラ



地植えのアラスカノイバラは、花がポツリポツリ咲いています。







蕾は密集して複数あり、花柄(かへい)という首の部分が短いのが特徴。




アラスカノイバラはこういう花なんだと認識していました。
種をまき、沢山発芽したので、鉢植えでも数株育てていますが、
先日、一つの鉢に小さな蕾が2つあるのを見つけました。




地植えの蕾に比べると、花柄(かへい)という首の部分がこちらの方が長く、
蕾は1つで房咲ではありません。(鉢植えだからかも?)
ガクも少し長く感じますし、全体的にみても何だか違う花のようだなと感じていました。

そうしたら、今朝、もう咲いているではありませんか!




あれ? 地植えの花と違う~
色が濃い。雌蕊が長いし、先っぽが点々型・・・

花びらの縁が丸く反りかえる特徴は同じですが^^
雰囲気がかなり違うバラが咲きました。



これが実生の多様性になるのでしょうか??


今年こそは処分しなければと思っていた株があと数株ありますが、
こんなんだったらみんな育ててみたい衝動に駆られます。

来春にはいよいよ北海道に戻るかもしれないのに困りますね^^;