のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

バラの葉 -2-

2013-05-23 | 原種・原種交配バラ


ロサ・フェドツェンコアナ

バラと言えば、開花している花を愛でることがごくごく一般的なことで、
バラの葉や枝ぶりが好きだなんて、なんて地味な趣味・・・と自分でも思っていたのですが、
こうしてコメント下さるロザリアンの方々と同じ部分で共感でき、
ああ、やはりバラの魅力は花以外にも葉や枝やトゲや紅葉やヒップ。
沢山あるんだなと自分の中で再発見、再認識できたことはとても幸せな事です。

花の時期は1週間。でもそれ以外の季節にも楽しみを与えてくれるバラは
やはり特別なものがあります。

さてフェドですが、昨日も載せましたが、あの枝はとても細い方で、
実は今年は、中心にすごい太い枝があるのです。
この枝を見て印象ががらりと変わりました!
脇から芽が伸び始めていますが、どんなすごい枝が出てくるのだろう~^^;


冬は枝が真赤になって-15℃以下の寒さに耐えていました。
少し薄くはなりましたが、赤みのある枝の名残です。

赤みがあるバラと言えば、家ではロサ・メリナ。ロサ・マネッティ、
ロサ・ウッドシー・フェンドレリ、テレーズ・ブニェ
皆々、キンナモメア節、あるいはその系統の血が入ったバラですね。



ロサ・リカルディ(ロサ・サンクタ)

去年満開直後に接ぎ木部分がはずれてしまったバラです。
紀元前3世紀、エジプトのプトレマイオス王朝の織物や壁画にはバラが描かれています。
その頃の古墳からもバラの花が発見されており、その品種がこのバラだと言われています。
薄く透き通るような花弁を持つ花で、ロマンを秘めた花にまた会いたいなと思わせる。
幸い挿し木苗が2つ生き残りました。花が咲くまであと何年?^^;



実生ルゴサ・アルバ



アッシュウエンズディの挿し木苗

う~ん、このバラは花色も素敵だけど、葉もきれいだな~



実生ロサ・ダビディ。こちらは緑です。葉も昨日のダビディと比べると
やはり葉が違うような気がします。



実生ロサ・モエシー。意外や葉はライムグリーンのような爽やかな色です^^
まるで白い花が咲きそう!?
うんうん、モエシーの葉ですね。



ベイシーズ・パープル・ローズ

地植えにしてしまいました。これもきれいな葉です~
枝が紫で、対比がきれいです。



ロサ・マレッティー(カラフトイバラの選抜種だと思われる)

今年は雪の枝折れからなんとか守り抜きました!



雰囲気が柔らかい、しなやかな枝にかわいらしい花が沢山咲いたら素敵だろうな~と
今から想像してはニヤニヤしながら眺めています^^



地植えの紫玉

ガリカの芽出しはたまりませんね~



はあ~とため息つきながら見ています。

この葉が展開する時期はみんな美しいです。
でも、これからは芋虫やアブラムシとの戦い^^
ゾウムシがいないのは幸いです。