のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

ロサ・ムルチブラクティアータ

2012-05-23 | 原種・原種交配バラ



ロサ・ムルチブラクティアータ(Rosa Multibracteata、キンナモメア節、中国西部原産、1908年)
Rosa multibracteata Hemsley &Wilson という名前があるからして、
有名なプランツハンターが発見したのでしょう。
葉がとても小さく、するどいトゲがあります。

出たばかりのトゲは赤く透けていてとてもきれい。
葉よりトゲの方が長いですね。
葉のふちも赤く輝いて、グリーンの葉色と対照的で美しいです。
新しい葉はおじぎをしながら出てきます。



小さい割に枝や葉が横に広がるので雪囲いが難しそうです。
枝を折らないように越冬できるでしょうか。



古枝は紫がかっています。キンナモメア節の特徴でしょうか。

この中から蕾がでてこないかな~ と毎日眺めています。
ロサ・モエシー・ヒリエリのお父さん(お母さん?)のバラです。

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2012.5.23 新規投稿

テレーズ・ブニェ

2012-05-23 | ルゴサ・ハイブリッドルゴサ



テレーズ・ブニェ(Therese Bugnet,HRg)
交配親は R.acicularis(オオタカネバラ), Kamtchatiaca, R.amblyotis, R.rugosa Var. plena, Betty Bland 

古枝の紫と新しい枝と葉のグリーンのコントラストがたまらなく美しいバラです。
葉はルゴサのような少し厚みのある葉ですが、雰囲気はオオタカネのような爽やかさがあります。
いよいよ蕾が見えてきました。



蕾もほんのりと赤く色づいています。
美しいバラだな~と思います。

一度載せましたが、頂いた鉢植株の開花したときの花です。
(2012.5.15)





花が散った時の様子。長いガクがきれいですね。



既に実のところが膨らんでいます。
ヒップは大きそうですね。



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2012.5.23新規投稿

オオタカネバラ

2012-05-23 | 原種・原種交配バラ

去年お迎えしたオオタカネバラ(Rosa acicularis)は、
北海道、本州中北部の日本海側に自生し、高山帯、亜高山帯の冷涼な気候を好むバラです。



購入した山野草店の店主のお話ではこの株はサハリンに自生するオオタカネバラの実生のようです。
実生なので個体差があるとは思いますが、どんな花が咲くのでしょう。
今年はまだ株が小さいので、花は無理かもしれません。



葉は薄く、サラサラしていてとてもきれいです。





枝には赤い色素があります。


こちらは、白花のオオタカネバラ。挿木苗です。グリーンがきれいです。
どちらも花が咲くのは、まだまだ先ですね。




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