のーざんぷらんつ

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シラネアオイの自生地へ

2012-05-18 | お散歩

最近はすっかりお散歩三昧です。
といっても車で5分~20分でいける公園ばかりですが、
身近なところに多くの自然が沢山あることを最近発見している今日この頃です。

北国は、春が一気にくるので見るべきものも沢山あります。
今日は、先日行きそびれたシラネアオイの自生地へ友人のエピさんを誘って一緒に行ってきました。



自生地といっても、自然公園内にあり、しかも情報館から歩いて10分もかからないところです。
アップダウンもなく、ミヤマエンレイソウなどを見ながらゆっくり歩いていると
突然、大きな紫の花が現れました。



自生地は、森の歩道のすぐ横、斜面になっているところです。
多くのシラネアオイがそのエリアだけ集中して咲いていました。
目線の真横にあったり、下から覗いたり、色々な角度から見られます。

近くには、ヒトリシズカも沢山素敵な花を咲いています。
さらに、エンレイソウ、雪笹などもありました。






歩道のすぐ横には小さな小川が流れています。
歩道には、小さな小さな水たまり。天気がいい日が続けば
すぐに干し上がってしまいそうなくらい、小さな水場・・
その中には、カエルの卵が沢山あり、黒いオタマジャクシが沢山いて、まさに生命の泉です!
なんとか手や足が生えるまで生き延びてほしいです。



またこんなものも・・



おわかりですか? 抜け殻が茎の真ん中にぽつんとあります。
セミより一回り小さいもの。何だろうと話をしながら後で情報館で調べたら、エゾハルゼミのようでした。

こちらでは、6月頃になるとセミの声が沢山森の中から聞こえます。
真夏のミンミンゼミやアブラゼミ、ヒグラシはいないのです。
どちらかというと真夏より6月のハルゼミの方が鳴き声はよく聞こえてきます。
この声がしてくると、ああ、初夏だな~という気分になります^^
もう、活動し始めたのですね。




さらに進んでいくと、山芍薬やクルマバツクバネソウ、コバイケイソウ、フッキソウも現れました。







身近な公園なのでまた気軽に花を見に来たいと思います。