ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

癖になる (6.0km)

2018年08月26日 21時48分56秒 | ジョギング

 昼寝は夜の睡眠の質を下げるからしないほうがいいと言われたり、15分の昼寝を推奨されたり、何がいいか分からないが、昼飯の後で眠たい時は17分にアラームをセットして横になる。切りの良い15分とか20分は好かない。もう癖になってしまった。我慢していると、姿の無いイメージだけの犬が、お預けを言われた時のように鼻をクンクンを鳴らしながら脳の真ん中に出現する。イメージ犬を鎮めるためには寝るしかない。

 目覚めると犬は霧消していつもはスッキリするところだが、きょうは頭も身体も濡れ雑巾になったように面白くない。なかなか乾かない。

 夕方になって、お月見ジョギングを思い出した。幸か不幸か天気は上々、重い腰を上げて速歩並で走り出した。砂浜をいつものように裸足になって、東の空を見ながら走っていると思わぬ所におっつき様が出ていた。

 

 覚えず「おお」と足が止まる。それからは昭和の青春ドラマよろしく、寄せる波を蹴散らして走ることしばし。

 

 これもまた癖になるなあ。


小望月

2018年08月25日 19時41分25秒 | 日記

 昨夜は頭痛で眠れなかった。原因がよく分からないが、走った後で頻度が高いようだから、やはり経度の脱水症状だろうか。

 身体は重いし風が強いのでテニスは止めて、そろそろと芝を刈った。前回刈った後で刃を研いだので少しは切れ味が良くなっていた。刈り込み鋏の手入れがうまくできていない。どんなに手入れしても直ぐ駄目になるので、縁を刈るのは気も腰も重い。刈り込んだ後は根性を出して除草剤を散布した。細い葉の草は駄目だが、コニシキソウにはよく効く。

 手入れの面倒くさい芝だが、この辺りは砂地なので地面をむき出しにしておくと、今日のような南風の強い日には家の中に細かい砂が舞い込んでくる。細かいと言っても黄砂よりは大きいからマスクは要らないが、床や畳がざらざらする。コンクリートを一面に張った御近所もあるが、その選択肢は論外である。

 

  月が出ている、月齢13.7。 右の星、色はつぶれているが、直ぐ近くのアンタレスも真っ青の見事な火星。

 日本人が十三夜とか十六夜を愛でるのが、外国人には「斜に構えている」と見えるらしい。言葉で説明できないから「わかんねぇだろうなぁ、イェーイ」と歌うしかない。

 月齢に関係なく月はいつ見てもいい。再生の象徴とはいえ、栄枯盛衰とか輪廻転生とか理屈っぽい熟語は貼り付けないで欲しい。

 

 浜辺を走ろう あす望月の昇る頃

 


裸足の翁者 (6.5km)

2018年08月24日 21時22分36秒 | ジョギング

 台風一過のすがすがしい朝を期待していたのに、台風が舞い戻ってきそうな南風に乗って、重そうな雲がすっ飛んで行く。幸いヨットは何の異常も無かった。まだ二つくらいは来そうな気がする。

 ヨットに何事も無く早く帰れたので、先月の健康診断の結果を聞きに行った。こちらは例年どおりLDLが高すぎる。これだけが不適と言われると面白くないが、コレステロール値は気にしないことにした。きのうまで低脂肪乳でヨーグルトを作っていたのを普通の牛乳に替えた。その方がコクがあってうまいから。血管年齢はわずかながら若かったし、まあいいか。

 砂浜に何か面白い漂着物は無いかと期待して行ったが、あんまり綺麗なのでびっくりした。ゴミの無いのは良いことだと思っていたら、さにあらず、渚からずっと上の草むらに丸太などが打ち上げられていた。さすが台風。

  

 何かと問えば、貝殻を拾っていた。子供の宿題?

 

 本ミル貝(?) はまだ生きていたので戻してやった。白ミル貝よりもうまいとか。

 1往復2.5kmの砂浜を裸足で走った後、靴を履いて舗装道路を走り始めて気がついた。脚腰への衝撃が全然違う。もともと腰痛持ちのうえに最近は膝も不調なのに、こんな事をしていては、ますます悪化速度を上げるばかりだ。歳だから治るとは思わないが、せめて長持ちさせたい。

 海まで速歩か自転車で行って、砂浜を好きなだけ走るのが良さそうだ。高いジョギングシューズも要らなくなる。


台風直撃

2018年08月23日 23時09分10秒 | 日記

1000 水槽台にサンダーを掛けた。風が気持ちよく削りかすを飛ばしてくれる。いつどこから台風が来るのかと言いたくなる上天気だが、日本のお天気サイトも米軍もWindyも、予想進路は室戸岬付近に上陸で一致している。 

1600 ポツポツ雨が来たので東と南の雨戸を閉めに掛かった。

 雨戸にはトラウマがある。子供の頃は毎夕、木製の重い雨戸を閉めるのが役目だった。戸袋に突っ込んだ腕を、ときどきヤモリとか大嫌いな大イエグモが這い上がって来ることがあった。思い出してもゾッとする。今しも二階の雨戸を閉めようとしたら、クモの脚が2本見えたので虫コロリを噴射した。奥に逃げ込んだので、冗談のようだが、雨戸対策は諦めた。

 いい思い出もある。雨戸の節穴が、外の景色を針穴写真にして曇りガラスに写した。

1720 風が鳴り出して、いよいよ暴風圏内か。気象庁の「暴風域に入る確率」を見ると、18時には100%になっている。

 荒天時には決まって「今夜は頑張るぞ」と捨て台詞して即帰する同僚がいた。あいつ今何してる?

1930 築70年近い古家は強風に揺れる。室戸岬から少し東に振ってきたようだ、真上を通られると吹き返しが恐ろしい。

2050 静かになった。目が直ぐ西を通過しているようだ。目の縁。

2155 吹き返しが始まった。強い西風に、また揺れる。

2300 瀬戸内海に抜けたようだが、風はまだ強い。

 あしたは朝イチでヨットを見て、午後は砂浜を走ろう。漂着物が楽しみだ。

 

 

 


目から鱗

2018年08月22日 19時27分11秒 | ヨット

 台風が直撃ルートなのでヨットを見に行きました。特に異常も無かったので増し舫いもせずに、良しとしました。今日はどのヨットでもチヌが船底をつついていました。珍しい事よとあちこち見ていると、直ぐ足元を奇形のボラが泳いでいました。

 

 高度成長期には公害で変形した魚や動物(人も)がしばしば報道されましたが、これは公害では無く病気か怪我であって欲しいものです。

 ヨットの下にはチヌよりもシーバスがよく集まっています。そのうちルアーで遊ぼうと思いつつ、道具は載せているのですが、一度も投げていません。食べる気がないのでやる気も出ないのです。釣った魚は食べましょう。

 港の岸壁で干からびた魚や散らかった餌をよく見かけます。せめて海に捨てればいいのにと思います。

 ある船乗りが「港はワシ等の仕事場じゃ」と、目から鱗の一言でした。