先ほど、「チューボーですよ!」を観ていたら堺巨匠が「人生最後の日に食べたいのは塩むすびだ!」と語っているのを聞いて、「だよね~」と共感したのは私だけではないはず。。。
そんな日本人の心をくすぐるおいしい塩むすびがいただける素敵なお店を紹介します。
8月も終盤に近づいた頃の雨の夜。
北京オリンピック的には、まさに女子ソフトの決勝戦が行われていた夜でした。
そんな歓喜の夜に、向かった店は四ツ谷の名店「萬屋 おかげさん」です。
最初に頂いたのは、舞浜地ビールの「ハーヴェスト・ムーン」。
イクスピアリにある「ロティズ・ハウス」というレストランの一角に地ビールの工房があり、5種類もの地ビールが作られているのだそうですよ。
ラベルもかわいいので大人の舞浜土産にも良さげですね♪
ぐびっと喉を潤したところで頂いた、「ハツ焦がし醤油焼き」「マグロなかおち生姜焼き」。
ハツの弾力ある食感と香ばしい醤油の香り、マグロのなかおちはやわらかくて生姜がさわやかに効いています。
「おかげさん」は日本中から集められたおいしい日本酒を揃えています。
そろそろ日本酒に移行というところで、出されたこのお猪口カゴ。
この中から好きなものを選べるのですが、こんなにあると迷う~。
迷った末に、私は白とピンクのカワイイ系で攻めてみましたっ♪
この日頂いたのは、会津喜多方の「奈良萬」、山形の「十四代」・・等。
十四代は、蔵元の高木酒造が自ら開発した「酒未来」という酒米から作られているのだそうです。
個人的に気に入ったのは、茨城産の「来福」。
ほのかにスパークリングなにごり酒で、微発砲なさわやかさの中にも深い味わいがあります。
来福酒造のある茨城県筑西市は、実家からも近いので親しみが湧いてしまいました。
おいしい肴があるとお酒もすすんじゃいますねぇ。。
「鰹わらあぶり刺」、「いさき刺身」、「秋刀魚の肝和え」、「真子鰈刺身」の盛り合わせがやってきました。
お酒の肴になることを計算してつくられた、ひと手間加えたお刺身はどれもおいしく、特に秋刀魚の肝和えは絶品!
そして、シメは「塩だけの贅沢なおにぎり」です!
このおにぎりがおいしいと事前情報では聞いていたのですが、これ、メチャメチャおいしかったです。
お米も塩も当然こだわっていらっしゃるのでしょうけど、握り方も程よいやわらかさで、一同絶賛のおにぎりでした。
おにぎりと一緒にやってきたお味噌汁もスゴイ。
運ばれてきた瞬間に味噌の香りがふわっと漂います。
具にちょっとだけ入っているみょうがの香りに過ぎ行く夏を惜しみながら、おいしく頂きました。
大満足でお店を後にし、慌てて携帯でソフトボールの結果を確認すると、なんと金メダル獲得!
日本にはおいしいお米とお酒がある。そして上野さんの力投と金メダル。
スゴイぞニッポン!を満喫した夏の夜でした。
ご一緒した愛すべき飲み仲間の方々は・・
「くにろく 東京食べある記」のくにさん、「馳走に屋号に意匠あり」のまさぴ。さん、「岡部敬史の編集記」の岡部敬史さん
皆さん、また飲みましょうね~♪
■萬屋 おかげさん
東京都新宿区四谷2-10松本館B1階
何気なくとも、いちいち気の利いているのが感心頻りであります~。
日本人はやっぱりコメだねっ☆
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念願かなって行ってまいりました。
もう酒飲みにはサイコーのお店ですね。
こんどは、秋刀魚の肝和えも食べてみたいですー。
過去記事でも大歓迎ですよん♪
この店、酒飲みには刺さりますよね~。
秋刀魚の肝和えは、日本酒にピッタリ。
お酒がぐんぐんすすんじゃいます。
ぜひ、秋刀魚の季節になったら行きましょう!