津波や、瓦礫の映像は被災者たちは見たくないのです。
いつもは忘れているのに、忘れないようにとここぞとばかりに被災地を放映する。
マスコミの宿命なのでしょうが、最後には腹が立ち、テレビを消しました。
忘れないと前に進めない。本当に悲しいのは忘れるはずがありません。心の奥にいつも抱えながら生きているのです。
こんなことより、もうすぐ自分たちに降りかかる災害対応に心配ってください。
昨夜のニュースで東京の沿岸部で45階のビルに住んでいる人達をどうやって救出するかという話を見ました。
船で助け出すなんて言ってますが、不可能なことです。瓦礫だらけの海になるのに船で進めるなんてあり得ません。地上の瓦礫撤去に2年以上もかかったのに。いまだって海のそこは瓦礫だらけ。
ましてや、東京は工業地帯もすぐ近くにあり、色々なもの.石油やガス等々流れだしていることを想定できないのでしょうか。
住民の少ない私たちでさえ1か月、2か月孤立して自力で生き抜かねばならなかったのに。
人口の多すぎる東京に助けが回るのは。数か月かかるでしょう。
東北の災害から何を学んだのだろうと、あの地区の役人たちにあきれ返りました。被災地に足を運ばずに聞きかじりで立てたような計画としか思えません。
まあ高層ビルに住んでいる人はそのリスクを覚悟して住んでいるのだから。一番は地面に近いところに住んで、すぐ逃げるのが生き残れる確率が高いですよ。高層ビルではあのアメリカの9.11を想起してしまう。
東北も8年も経っているのだから、甘えずに自力で生きていく覚悟をもって生活しなければと私は思います。
それでなくとも、負債だらけの日本。各地で災害が多発しているのだから。迷惑を日本の人たちにかけられません。
自分たちの地域は自分たちで守らなければの精神で。そんなことを思えるようになった8年目。春が少しずつ。
2周年を迎えたさんさん商店街にダース.ベイダーが。マグロの解体ショウに大勢のお客さん。 見つめられると怖かった。本物でなくとも。