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robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

王位戦決着

2009-10-01 12:44:54 | 将棋な私
羽生マニアのオヤヂ3人で昨日は夕方から延々と飲み会。

そこまでは正直素人では形勢に関して判然としない指運勝負になっていた状況
までは確認していたのだが・・・日付が変わり飲み会がまったりしてきた時点で
携帯で結果を知り愕然。

うーむ。渡邉が開いた禁忌の門はこれからも次々と通行人を通すことになるのだろうか。

深浦が決して嫌いという訳ではないが(どちらかというと余り好きではないが・・・)
それにしても今回は木村に初戴冠の栄誉を与えたかったというファンが多いのでは?

キャリアのピークに差し掛かっているであろう木村、棋聖戦2-1、王位戦3-0
と「あと1番入れればタイトル」というところでそこから棋聖戦●●、王位戦も●●●●・・・(T_T)

更なる実力の向上をしないことには、タイトル戴冠ができないということか・・・
将棋の神様がいるとして、ここまで過酷な試練を課すとは木村が

「選ばれたM人材」(笑)

ということなのだろうか・・・?

さあて、半月後からは竜王戦。今年は王座戦以外全てフルセット。
次もフルセットの確率が50%ぐらいはありそうだが、敢然と「森内4-1」と
予想を置いておきます。

最初の3戦ぐらいが鍵かな?森内の3連勝を期待、というかそれが予想の前提。

王座戦決着

2009-09-28 12:51:13 | 将棋な私
うーん・・・・・

やっぱり王座戦の羽生相手に1番入れるのは相当大変なんだなあ。
今一番勢いがあって旬な棋士、山崎隆之七段にしても●●●のスイープ決着。
森内渡邉あたりがきても、

何年か先の将来に来るはずの、「羽生王座失冠」のインシデントが・・・・
やはり現時点では全くといって良いほど想像できない。

してみると、6・7年前の渡邉君の2勝、羽生角番の王座戦なんてのは
相当凄かったってことなのね(笑)

さて、もう既に明日明後日の王位戦に将棋ファンのフォーカスは集中してます。
いっけー、キムラー!(笑)

王座戦第二局

2009-09-17 12:39:33 | 将棋な私
京都のウェスティン都ホテルで指された第二局。後手番山が微かな優位を
終盤の一手バッタリで台無しにしてこれで羽生連勝。次はSW明けの25日。

まあ、まだ終わっていないとだけ言って置きましょう。

1分将棋で羽生相手の微差を守りきって勝てる棋士は何人いるんでしょうかね?
佐藤も結構厳しいしね。最近だと森内・渡邉・深浦あたりがなんとかしそうかな
ってぐらいな感じですかね。

やっぱり強い王座戦の羽生、で終わっちゃうのかなあ・・・
確実に5年前の朝日OPENよりは成長してる感じなんだけどな、山崎君。
ただ、1番入るといきなりモードチェンジしかねない昨今の将棋界だから、
次が羽生にとっても大一番ということなのかもしれない。

竜王戦挑戦者決定

2009-09-14 15:59:39 | 将棋な私
先週末、深浦の角換わり後手番の趣向を受け止めてきっちり勝ちきった森内俊之九段。

さあて、渡邉竜王との相性を考えると深浦が最強の挑戦者だったという説もあるが、
ともかく最強の挑戦者を得た形になった。

森内・木村・佐藤・佐藤・羽生というのが過去5年間の竜王戦の対戦相手、
1・3・5年目がフルセット、特に去年のは三連敗四連勝という棋界初の快挙という
おまけつき。

羽生名人が最強、はずっと将棋界のコンセンサスではあるものの、渡邉-森内の
竜王戦という顔合わせを見ると、「こっちも最強」と言いたくなるねえ。

権威を持った重厚な強さの 「名人」
王道的というより覇道的な 「竜王」の強さ

ケンシロウとラオウみたいなものでしょうか?(笑)
スタートは10月ですが、ここから1ヶ月、前景気は結構盛り上がりそうです。

コレに勝てば本当に最強(但し、竜王以外取れないのが謎(笑))だぞ、渡邉くん。

王位戦第6局

2009-09-09 19:08:48 | 将棋な私
鶴巻温泉陣屋で指された第6局、後手番深浦王位が難解な終盤戦をきっちり纏め、
これで●●●○○○という展開で3期連続でのフルセットに。

木村が他の棋戦含めてちょっと(相当?)調子を落としている感がある。
「それでも木村」と声援してきたものの、さすがに旗色わるしだなあ。

でも、確率0ってことはない。3-7ぐらいの不利ってやつだろう。
将棋界に絶えて起こってなかった三連敗四連勝が昨年の竜王戦で起きたことで、
シリーズ全体での逆転勝ちのモメンタムが大きく業界を覆ってる感がある。

さあて、深浦が次ぎ勝って、竜王戦でも挑戦者になったりすると、棋界勢力図が
大きく変わるきっかけになったりする予感がしてきた今日この頃。

最終局、3週間後に、も一度同じ「陣屋」で指される。
う、3週間インタバルも2局連続の対局場も相当珍しい・・・何かが起きるのかな?

王座戦開幕

2009-09-07 16:45:20 | 将棋な私
恵比寿のウェスティンで開幕した王座戦、後手番の羽生が中盤からの優勢を無難に
まとめて先勝。

解説を見ると、多少中盤から終盤の入り口にかけて羽生の指してに揺らぎがあった
ようではあるが、それを咎めるだけの力量と勢いと運が山くんになかったようで
ある。ちぇ、という感じかな?

最後まで行かないと断言めいたことは言えないけど、そういうの嗅ぎ付けて丁寧に
拾っていかないと最後にはスコーンと突き放してくるのが番勝負、特に王座戦の
羽生将棋だからね。

次、後手番の山の戦型選択が注目だが、一手損角換わりと予想。
そこで勝てないようだと王座戦は実質終了に近くなる。

うーむ、やはり王位や竜王挑決の方に軸足が乗るなあ・・・(笑)

次局は来週、京都は蹴上の都ホテルで。
う?今期はウェスティンシリーズな訳ね?(笑)



奨励会雑記

2009-08-26 11:15:57 | 将棋な私
先週行われた三段リーグで最終日前に昇段(プロ入り)者2名が即決してしまう
という異例の事態に。

阿部くん20歳、永瀬くん16歳の2名が昇段。
永瀬くんは5年前にJT杯の決勝の前座イベントで東京都こども将棋の決勝で
出てきたのを覚えている。当時小6、相手が小4の佐々木勇気くんで、ねじり合い
から佐々木君がそのときには勝った。

今やその佐々木君も中3で三段リーグのメンバー、永瀬昇段の1局の相手が偶然
にも佐々木君だったというのも運命の巡り合せか。
ちなみに佐々木君、次の奨励会がいわゆる「中学生棋士」称号を戴冠するラストチャンス。

もひとつ、関西奨励会でオジサン2人が編入試験を受けているようだが、その1人
下平さんという人が4連勝の快進撃らしい。

あと2勝で秋からの三段リーグに編入。14歳から37歳までの幅で、ハタチ前後が
当然圧倒的に多い年齢層だが、知のゲームの巨人たちが半年凌ぎを削る闘いに
入っていくことになる。しばらく下平さんに注目ですね。

王位戦第5局

2009-08-24 20:43:20 | 将棋な私
徳島で先週木曜金曜で指され、王位深浦が●●●○○という盛り返しでこれで2-3に。

「これで、実質五分」なんて意見もあるようだが、さてどうだか。

ただ、深浦がここんとこ調子がいいってのはある。

深浦 16-06 .727
木村 14-12 .538

まあ深浦も木村も通算7割近い勝率巧者だからそれもあるかって感じですがね。
木村の負け数が多いのが気になる。もちろん羽生と棋聖戦でフルセット負けとか
あってのこの番数ってのもあるんだけどね。

次は9月の声を聞いてから。第二週までちょっと時間がある。木村疲労を癒せ。
ただ、そのときには深浦は竜王戦の挑戦者になってるかも。ノリノリかな?(笑)

でも、あたしゃ木村ノリだよ、最後までね。


王位戦第4局

2009-08-05 17:12:48 | 将棋な私
深浦王位のホーム、長崎佐世保で指された第4局、後手番深浦が快勝で●●●○
の形でようやく初日。

さあ、次次。盆明け8/20からの対局で王位交代との予てからの予想をキープして
おきます。

大和証券杯決勝

2009-08-03 20:21:42 | 将棋な私
昨年に続いてくじ運よく当選して八重洲の大和本社まで観戦にいきました。

既報の通り山崎七段が中盤の非勢を我慢良く凌いで木村の失着から一気に体を
入れ替えた感じで逆転勝ち。

ただ、感想戦を聞いた範囲では、
「優勢と思われた木村八段にあまりスカッとした勝ち筋がなく、実は難解?」
というのがことの次第だったようで・・・

印象に残ったのは木村の人格者ぶり。感想戦の第一声から、
「いや、とてもとても悔しいんですが、この悔しさをどうブツケタものか・・・」
「自然な手ってことは、ワタシは負けるべくして負けたということですかね」
とか、受け狙いも何割かありつつも、朴訥な語り口で観客一座の爆笑を買うこと
しきり、いや大盤前のNo.1エンターテナーとひそかに名づけている通りの展開。

まあ、今回負けた木村はじきに王位戦で幸せになり、勝った山崎は王座戦で厳しい
現実を見るということでバランスがとれるのではないかと思われます。

あーたのしかった。さあ、また来年も籤当てるぞー!(笑)