里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

福田首相辞任!

2008年09月02日 | 政 治
昨夜9時半過ぎ、福田首相が緊急記者会見を開き辞任を発表したが、国民は
「エッ、何で?」、「無責任だ!」、と戸惑いながらも非常に憤っている!

それもその筈だ。
昨年9月に突然辞任した安倍首相に続き、福田首相も突然辞任発表し、共に1年足
らずで投げ出したのだから、いかに政治に無関心な国民でも黙ってはいない。

そもそも、昨年7月の参院選挙に際して、
弱肉強食の「構造改革」ですっかり生活を破壊された国民は、百年安心と言われて
いた年金すらもお役人の怠慢で将来貰えるのかどうかも分からず、将来に大きな不
安を感じ何とかして欲しいと願っていた。

それに対し、空気が読めない安倍首相は、「小泉構造改革」を継承し、更に
「戦後体制からの脱却」と称して国民の望まない改憲を目論む有様で、相変わらず
の政治家達の失言や使途不明な政治資金に対する国民の怒りも相俟って、痛烈に
「ノー!」を突きつけられたのだ。

以来、参院の野党優位の下では懸案の法案はことごとく否決され、与党政権も国民
に信を問う事なく組閣しては辞任するという事態が、安倍・福田2代にわたって繰
り返されている。

こういった、衆参の捩れから来る政治の停滞は、何といっても出来るだけ早く衆院
の総選挙をして、国民の審判を仰ぐほかはないだろう。

「政治家達のこうした体たらくは、国民の民意を映す鏡」というそうだ。
国民も、こういった政治家達を単に批判したり、或いは諦めてしまったりする事な
く、この際自分達がどのような政治を望むのか真剣に考える必要がある。

私は、問題があるとしても、何はともあれ政権交代をさせる為に取り敢えず民主党
に投票するつもりだ!


オジギソウ

2008年09月01日 | 園芸種
刺激があると葉が葉柄ごと垂れ下がる事から、
“お辞儀草”、“眠り草”、“含羞草”、“羞恥草”、“地震予知草”などと様々な名前
で呼ばれている。

その仕組みは、刺激を受けた時に、葉の付け根にある水が葉先に移って重くなる為
に垂れ下がるとか? 衝撃で葉が千切れてしまうのを防ぐ為の自衛手段なのであろ
うか? 相当高度な技の持ち主だ!

10分くらいしたら又もとに戻るが、頻繁に刺激を受けた時はさぞやくたびれてし
まうに違いない。 花(→)も変わっていて可愛い。 個性の強い植物だ!
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オジギソウ、お辞儀草(マメ科、オジギソウ属)
江戸時代に渡来したブラジル原産の多年草だが、耐寒性が無い為に日本では一年草
で、草丈は30~50cm。
木質化した茎には多くの棘がある。 葉は羽状複葉で、昼間は葉を開いているが触
れた場合や夜間、或いは熱などにも反応して葉を閉じ、葉柄も少し下に下がる。
花期は6~9月で、ネムノキに似た花径 約2cm の桃色の花をつける。

(名前の由来)
葉と葉柄が、お辞儀する事から“お辞儀草”と名づけられ、夜間に眠っているよう
に見える事から、別名を“眠り草=ネムリグサ”などとも呼ぶ。